9月8日(水)、映画「総理の夫」 完成披露試写会が行われ、W主演を務める田中圭、中谷美紀、共演の貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉、嶋田久作、岸部一徳、片岡愛之助、そして本作のメガホンをとった河合勇人監督が登壇した。

<田中圭 “総理の夫”役に「何もしない主人公で嬉しいっす!」と口をすべらせ後悔>
<田中圭「インコに嫌われないような役作りをしたい!」と宣言>

イベント終了後、フジテレビ『めざましテレビ』永尾亜子アナウンサーが、田中と中谷にインタビュー。

中谷美紀、ヨーロッパで褒められる

劇中で夫婦役を演じた2人だが、プライベートでは田中は2011年に、中谷は2018年に結婚している。そして中谷は、夫であるドイツ人のビオラ奏者、ティロ・フェヒーナ氏とヨーロッパで暮らす中で、うれしい出来事があったそう。

中谷は夫婦別姓を選択しており、「銀行に行ってサインをしたら褒められました。ヨーロッパの銀行で、漢字でサインをしたら、女性の担当者が『なんてきれいなの!』って」と日常での一コマを明かした。続けて「もう本当に一瞬息が止まるように『はぁーっ…』っていう感じで(驚かれた)のが、とてもうれしかったです」とニッコリ。

結婚10年目の田中圭、プロポーズは…

劇中では、田中と中谷によるプロポーズシーンが印象的ということで、永尾アナが「これからプロポーズを考えている方にアドバイスを」とお願い。

田中は「照れを捨てて思いっきりやった方がいいですよ!」と力説した。

そして、「僕は照れだったり何だったりで、ちゃんとしなかったので…。ついこないだ(結婚して)10年経ったので、家で軽いお祝いみたいなのはしたんですけど」と続け、「時間ってやっぱ巻き戻せないですし、成功であれ失敗であれ、時が経つとやっぱり笑って話せるようになる」と、自身の経験をふまえて語った。

プロポーズしていないことについて「後悔している」とまでは言い切れないものの、「やってもよかったかなぁって思うことはありますよね」と苦笑いを見せた。

一方の中谷も「わが家もそんな…なかったです。自分からでもなければ、相手からでもなければ、なんとなく」と、やはりプロポーズはなかったという。

最後に、永尾アナが「参考にさせていただきます」と返すと、田中から「参考にならない!(プロポーズを)してねえ、2人とも」とツッコんで笑わせた。

配給:東映、日活
©️2021「総理の夫」製作委員会