上白石萌音が、初の書き下ろしエッセイ集「いろいろ」(NHK出版)を9月25日(土)に発売。その前日となる9月24日(金)22時~、「上白石萌音 初著『いろいろ』」Instagramアカウントにて、インスタライブを開催。書店を訪問し、著書「いろいろ」の品出しなど、憧れの書店員の仕事を体験した。

「いろいろ」は、俳優、歌手、ナレーター、バラエティ番組のMCなど、広い分野で活躍する上白石初の書き下ろしエッセイ集。エッセイ50篇のほか、故郷・鹿児島への小旅行ルポ、書き下ろしの短篇小説も収録した意欲作だ。発売告知後には予約が殺到し、発売前重版が決定している。

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上白石は、出演中のミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」の大阪公演後に、閉店後の紀伊國屋書店グランフロント大阪店を訪ねインスタライブに挑んだ。

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閉店後らしい薄暗い照明の中、「ついに明日、初めてのエッセイ集が発売されるので、品出しに来ました。これから品出ししたいと思います。レッツゴー!」とニッコリ。

上白石が進むと照明が点灯し、広々とした店内がお目見え。その中で、大きくディスプレイされた「いろいろ」のコーナーを見つけると、「すごい!」「ありがとうございます」と感動している様子を見せた。

スタッフから「今日は、1日書店員として」と振られると、大の本好きで知られる上白石は「私、書店でアルバイトをするのが夢でした。今も諦めていません」とニヤリ。

エプロンを付け、「さっきまで舞台をやっていて、髪がボサボサです」と嘆きながらも、「なんかすごいですね。夢みたい。うれしいです。本が好きなので」と、憧れの書店員の仕事に喜びをにじませた。

最初の仕事は、品出し。初版の現物を確認した上白石は「ありがたいことに、発売前に重版になって。うれしいです」と感謝し、目を輝かせながら初版本の包装紙を外していく。

表紙が見えると、「でたー!」と笑顔を見せ、本に顔を近づけて「いい匂いですね」と感動しきり。また、しおりを帯に挟んで陳列していくが、「今、ミュージカルで共演しているダンサーさんが、今日(フライングで店頭に出ているものを)買ってくれていて。しおりも持っていてうれしかったです」とはにかみながらエピソードを披露した。

スタッフから陳列のポイントを聞かれると、「無心です」と苦笑い。「きっと明日、皆さんが買いに来ると思いますよ」と話を振られると、「(発売まで)長かったですね。うれしいです」としみじみと話した。

エプロンを付けた書店員姿が新鮮だが、スタッフから「かわいいですね」と言われ、照れ笑いを見せた上白石。リクエストで1回転するなどのサービスも見せた。

大判のパネルにサインを書いている最中には、「公演の合間などで、大阪のおすすめの本屋に行くことはありますか?また本屋さんに行けていますか?」と聞かれると、なかなか書店に行く機会がないため「(本を)買い込みました」と打ち明けていた。

明日以降、紀伊國屋書店グランフロント大阪店をはじめ、一部の紀伊國屋書店で流れる店内用アナウンスコメントのリハーサルをするという一幕も。

続けて、「今、一番食べたいものは?」と聞かれると、照れ笑いしながら「たこ焼き」と即答。「何でもいいから食べたい。(ミュージカルの)1幕からお腹が鳴っていて、何にも食べずにここまで来ました。飴だけ食べて…」とコメントした。

最後には、「本当に執筆は大変でしたけど、ちょっとでも今、思うことを残せたらなと思って書きました。私の家族に言わせると、本を読んだことがない人でも絶対に読める本だと。難しくない、堅苦しくない本なので、(そういう本だと)頭の片隅に入れておいていただけたらいいなと思います」とニッコリ。

「本は本当に楽しいので、いっぱいいろんな本を読んで、いろんな人の気持ちを知って、世界を広げてほしいなと思いますし、自分もそうしていきたいなと思います」とメッセージを送るも、「回らない頭でしゃべっています」と謙遜し、笑いを誘っていた。

短いながら貴重な経験を振り返り、「こういう感じで本がお店に並んでいくのだと知れましたし、自分の手で並べることができてうれしかったです。まだ、本当に大変なご時世ですけど、自分の楽しみをみつけて、健康で生きましょう!」と満面の笑みで呼びかけていた。

上白石萌音_マネージャー公式Twitterより

<エッセイ集「いろいろ」に関する記事はこちら>

上白石萌音「いろいろ」(NHK出版)
2021年9月25日発売
定価 1,980円(税込)

詳しくは、上白石萌音「いろいろ」特設ページまで。