「三度の飯より肉が好き♡」
そんな肉への熱い思いを抱える“肉食系女子”のみなさんに送る【肉loverの感覚レシピ】。キャンプで塊肉を焼くのが一番のストレス解消法という、自身も大の“肉lover”の料理家・今井真実さんが、“だいたいの感覚”で作れる肉レシピを綴る。
【肉loverの感覚レシピ】過去のレシピはこちら!
第14回は、今井さんの思いつき&実験から生まれたという、さっと作れる「砂肝のコンフィ」。「コンフィ」とは、食材を油に浸し、ゆっくり低温で火を通すフランス料理の調理法。この作り方なら、”自宅でコンフィ”の機会が増えるかも!
<さっと作れる「砂肝のコンフィ」>
夕方のスーパーに行くと、お値引きシールが貼っていて、棚にちょこんと残っている砂肝パック。娘が大好物だけど、今から下処理するのは面倒くさい。うーんいいや、とりあえず買ってコンフィを作ろう。
私はコンフィが大好きで、お店にあったらついつい頼んでしまいます。
しかし、自分で作るとなると、どうしてもその油の量にひるんでしまいがち。保存袋に入れて調理する方法もありますが、さっとやるには少しハードルが高い。鋳物の鍋を使い蓋をして、オーブンで火を入れたらどうだろう。そう思いつき、実験すると大成功!これなら、いつでも砂肝を買えます。
砂肝はコブのようなものが2つ、くっついています。真ん中を切りましょう。
すべて、半分に切り分けたら、水気を拭き取ります。黄色い脂肪などがついていたら手でつまむようにはがします。
オーブン対応のお鍋に、すべての材料を入れてひと混ぜします。
今回は、ニンニクはすりおろしていますが、小さめのものならごろっと粒のまま入れるのもおいしいですよ。必ず蓋をして、オーブンに入れて余熱なし130度90分で熱します。
これで、完成!
あっという間にできるでしょう!?面倒な下処理なしでも、硬くない砂肝のコンフィができるんです。砂肝から水分がたっぷり出るので、そのおかげでしっとりと火が通ります。
お鍋がない方は、耐熱皿でも。同じように材料をすべて入れて、並べたらアルミホイルを2重にかぶせてピッタリと閉じます。
同じように、オーブンで130度90分火を通せば、できあがり。
冷蔵庫で、約1週間日持ちします。
冷えると水分がゼラチン状に。パスタや、スープなど、そのゼラチンを入れるとチキンコンソメのようなお味になりとってもおいしいですよ。そのまま食べるのはもちろん、炒めものや薄くスライスしてサラダの具材などに使っても。
砂肝のコンフィが好きだけど、ヘルシーに柔らかく仕上げたい、下処理もラクな方が良い。そして、きっちりおいしいものを作りたい!そんな人にぴったりのレシピです。
今井真実(いまい・まみ)
料理家。神戸市生まれ。三度の飯より肉が好き。雑誌、web媒体、広告などでのレシピ作成、スタイリングも担当。東京都世田谷区でソーセージなどの料理教室を不定期で開催。noteで発表したカルボナーラのレシピも大きな話題に。キャンプで塊肉を焼くのが一番のストレス解消法。Twitter:@imaimamigohan
写真/今井裕治
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