元祖“筋肉芸人”のなかやまきんに君が、10月13日(水)にカレンダー「なかやまきんに君の[日めくり]パワー!ワード!」を発売する。
トレーニング歴25年の節目を記念して発売される日めくりカレンダーには、なかやまきんに君の“筋肉哲学”が詰まり、その言葉と写真からは筋肉を刺激されるだけでなく、仕事や人生に行き詰まったときでも力をもらえそうなパワーがみなぎっている。
「24時間筋肉のことを考えている」と語るなかやまきんに君に、日めくりカレンダーのおすすめポイントや、筋トレから学んだこと、筋トレがどうしても続かない人へのアドバイスなどを聞いた。
「筋トレは奥深く、キリがないからこそ続いている」
<なかやまきんに君 インタビュー>
――今回、日めくりカレンダーを発売することになった経緯は?
ちょうど筋トレを始めて25年という節目なのと、今年の5月に「第29回東京ノービスボディビル選手権大会」の75キロ超級で念願の初優勝をしまして、タイミング的にいいかなと思って出すことになりました。
筋トレは「1回やって終わり」ではなく、継続してもらいたいけれど、毎日「がんばれ!がんばれ!」と言われても難しいじゃないですか。なので、ちょっとクスッと笑える要素や、「なんだこれは!?」っていう内容の中に僕が筋トレで学んできたことを込めました。繰り返して見ることができるといいなと思い、日めくり式にしました。
――25年間、筋トレを続けられたモチベーションは?
結局、筋トレってゴールがないんですよ。自分が満足したら終わりなんだと思うんですけれども、「もっとこうなりたい、もっとかっこよくなりたい」、それだけなんですね。10年前に理想としていた体になっていたとしても、やはり時間が過ぎると価値観も変わるし、「ここまできたのなら、今度はあそこまでいけないだろうか」とキリがない。
筋トレから学ぶことも多いんです。去年の今頃と今では、同じようなトレーニングをしているように見えてもやっぱり違うんです。筋トレってダンベルやバーベルを上げ下げしているだけじゃないかって思われがちですが、その際に小指の位置を変えてみたり、肘の位置を1センチ外側に向けてみたり、腕を上げるにしても親指からなのか、小指から巻き込んでみるのとか、これだけで全然効果が違うんです。続けていくとそういう新たな発見があります。
一人ひとり、骨格、関節のつき方、筋肉の形が違います。皆の言うことが自分には当てはまらないからこそ、発見につながることもあります。本当に奥深くてキリがないからこそ続けてこられたのかもしれないですね。なかなか理想が手に入らないから続けざるを得ないというか。
「今、体の中にタンパク質があるか無いかが分かる」
――なかやまさんは、すでに100%理想の肉体を持っているのではないかと思ってしまいますが、まだまだ理想には遠いのですか?
25年前に筋トレを始めたばかりの自分が今の体を見たら、「これで十分じゃないですか」と言うと思うんですよ。でも実際にはまだ可能性を感じるし、まだまだできるんじゃないかって思います。その辺が本当にキリがないところですね。
――ちなみに、1日にどれぐらい筋肉のことを考えているんですか?
筋肉って24時間管理が必要だと思っています。例えば、筋トレだけだったら1日に1時間半ぐらいと答えると「そんなもんなんですか」って思う人がいますが、筋肉は、筋トレ・食事・休養、この3つが合わさったときに成長するんです。
食事も1日に5回から7回ぐらいに分けて細かく食べますし、トレーニングしていない休養時に何をするかで筋肉がどう回復するかも変わるので、睡眠まで入れたら24時間常に考えていますね。
3、4時間ごとにプロテインとバナナなどの細かい食事をとりますが、筋肉の張りの具合とかで、「今、タンパク質が体の中にあるか・無いか」というのもすぐ分かるんですよ。「今、筋肉が合成しているな」と、筋肉が合成しているときの感じも分かるし、「今、分解していってるな」という感じも分かります。常にどうやって筋肉を大きくしようかを考えています。
――筋トレをやっていて良かったと思うことは?
筋トレを通していろいろな夢が叶いました。17歳でボディービルのジムに貼られた、すごいマッチョな人たちのポスターを見て「こんな体にまではなりたくない」と思ったんですが、だんだんトレーニングはまっていくと、どんどん楽しくなっていった。
その頃、「IRONMAN(アイアンマン)」「月刊ボディビルディング」という雑誌に、ロサンゼルスの西海岸の“筋肉の聖地”と言われている「Gold’s Gym(ゴールドジム)」の第1号店が特集がされている記事を読んだんです。ヤシの木があってビーチ沿いに自転車とかローラーブレードに乗った人がいて、楽しそうにランニングする人がいて。そういう様子を見ては、「いつかこういうところに住んでトレーニングをしてみたい」と憧れを持ちました。
そして実際に2006年に筋肉留学をして、憧れていたアメリカに住むこともできました。お笑い芸人になりたかった夢も筋肉で叶いました。そして今回、カレンダーを出せることになったのもやっぱり筋トレがあったからこそ。筋肉で夢を叶えてきたというところはあると思います。
「筋肉“を”裏切ってはいけない」カレンダーに込めた思い
――カレンダーには、筋トレに関してだけでなく、ハッとする人生訓のような言葉も多く入っています。このカレンダーを通して伝えたいことは?
「筋トレは人生の教科書だ」なんて言わせてもらっているのですが、僕は筋トレを25年やってきた中でたくさんのことを学びました。「かっこいい体になりたい」というひとつの思いから筋トレを始めましたが、達成感ってポジティブな気持ちになるんだと気づいたり、思うように結果が出ないことがあったり、ライバルを見て悔しい思いをしたり、筋トレであらゆることを学びました。
どんなことでも、深く真剣にやっていくとそこから学ぶことって多いと思うんです。僕が筋トレを通して、幅広くいろいろ感じてきた中から出てきたことを言葉にさせてもらいました。
――カレンダーのお気に入りのポイントは?
最初のページにもある「筋肉を裏切ってはいけない」という言葉です。筋トレって、筋肉を傷つけて回復させることによって成長させる作業なので体に負担がかかるんです。流行語にもなった「筋肉は裏切らない」という言葉は聞いたことがあると思いますが、こっちの都合で勝手に筋トレしておいて「筋肉は裏切らない」ってちょっと勝手な感じがしちゃう。僕の感覚では「筋トレさせてもらっている」という感覚なんです。僕は一緒に成長してきたという意味で「裏切らない」という気持ちを筋肉に対してもっています。
そして、カレンダーでは「筋肉」になっている部分に、「仕事」「夢」「友達」「家族」とか、本当に自分の大切なものを入れてみて欲しいです。大切にしているものに対する気持ちには共通するものがあると思いますので、筋肉を通して語ってはいますが、筋肉以外にも置き換えてみて楽しんでもらえたらうれしいですね。
――YouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】」(10月5日時点で登録者数135万人)でも、常に前向きなメッセージを発信しています。筋トレ初心者に向けての動画も人気ですが、そもそも筋トレが続かないという人へのメッセージはありますか?
まず、続かなかったことに関して自分を責めないでほしいですね。僕はたまたま筋トレが続けられただけで、僕がすごいわけではない。皆さんには皆さんの生活リズムがあるし、本当に体力がなくてちょっと動くだけでつらい人もいると思うんです。そういう人に「気持ちが足りないだけ」なんて絶対に言えない。
例えば人間関係が大変だとか、仕事がうまくいっていないとか、いろいろな状況があるので、「今はたまたま続かなかった」と思ってほしいです。続かないときは誰にでもあります。
でも「筋トレは必ずやる時期が来る」と僕はよく言うんです。それはもしかしたら人から言われたときかもしれないし、お気に入りの洋服が入らなくなったときかもしれないし、健康診断で数値を指摘されたときかもしれない。一番大切なのは「いつかやってやるぞ」という気持ちを忘れないこと、それだけなんです。
僕だって、経済の勉強を「今やれ」って言われても続かないですよ。でも、本当に自分がしないといけないと思ったときには続けられる。だから筋トレが続かないことに関しては全然気にしないでいいです。いつかやるタイミングが来るそのときまで、この「パワー!ワード!」を日々めくりましょう、これだけです!
「なかやまきんに君の[日めくり]パワー!ワード!」(発行:ヨシモトブックス/発売:ワニブックス)は2021年10月13日(水)発売
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