俳優の板垣瑞生が、フジテレビ『めざましテレビ』10月のエンタメプレゼンターに就任し、10月6日(水)に初出演をはたした。
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板垣は、10月14日(木)より放送開始されるフジテレビ木曜劇場『SUPER RICH』に、豪徳尊(ごうとく・たける)役で出演。江口のりこ演じるベンチャー企業の破天荒な女性社長・氷河衛(ひょうが・まもる)の会社で、インターンとして働く明朗快活な大学生を演じる。
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フジテレビュー‼では、エンタメプレゼンターとしての生放送を終えたばかりの板垣にインタビュー。『めざましテレビ』に出演した感想やエピソード、気になるドラマ撮影の様子なども聞いた。
板垣は、11日(月)、19日(火)、25日(月)にも出演予定。
<板垣瑞生 インタビュー>
——初のエンタメプレゼンターはいかがでしたか?
すごく緊張したのですが、楽しかったです。生放送で、誰かが原稿を読んでいる中で、ほかのアナウンサーの方やスタッフさんが準備をしている、みたいな。各々が仕事のプロフェッショナルとして、「真剣に仕事をなさっているんだな」と感じました。
――ドラマの現場とは違った雰囲気でしたか?
「いつか報道・情報の現場で働く役をやらせていただく機会があったらいいな」と思ってしまうくらい、素敵な現場でした。皆さんが一つひとつ役割を果たして生放送につながっていて、(慌ただしい現場なのに)柔らかさがあるし、笑いもある。でも、真剣なところはしっかりと伝えていて…プロフェッショナルを感じました。
――今回、エンタメプレゼンターのオファーを受けたときの感想は?
僕は『めざましテレビ』っ子だったので、小学校、中学校と『めざましテレビ』を見てから学校に行っていました。そんな番組に自分が出演するということの現実感のなさと、「すごい楽しみ!」というワクワク感とが同時にあった感じです。
――出演が決まったことを誰かに報告しましたか?
今、撮影をしている『SUPER RICH』のスタッフさんに言いました。そうしたら、「大丈夫?」って心配されて(笑)。「みんな優しいな」と思いました。僕は朝が弱くて、いつもメイク室に入るときは、ちょっと眠そうにしていて、寝ぐせもすごいので、「寝ぐせのまま行っちゃだめだよ」とか心配してくれました。
あとは、他の現場で共演した友達に、「『めざましテレビ』に出るんだよね」と言ったら、「何時くらいに、(フジテレビに)行くの?」って聞かれて、「朝の3時半くらいに出るかな」と答えたら、「まだ、起きているかもしれないからLINEするね~」って。「本番は見ないけどLINEはくれるんだ」と思っていたんですけど、全くLINEが来なかったです(笑)。
——昨夜は何時に寝て、今朝は何時に起きましたか?
眠くならないと寝たくないので、1時半くらいに寝ました。時間は短かったですけど、ぐっすり眠れました。すごく快眠でした。そこからフジテレビさんまでの移動中に眠らせていただいたという感じです。
——朝食に何を食べましたか?
控室に用意していただいた昆布のおにぎりをおいしく食べました!昆布好きなのでうれしかったです。
――めざましファミリーのみなさんと会った感想は?
最初にお会いしたときから、軽部真一(アナウンサー)さんがずっとボケていらっしゃっていて、それが、最初のコンタクトだったので、ボケているのかどうなのか、わからないくらいな感じでした。5秒に1回くらいボケるので、「軽部さんってこのスピード感でボケていらっしゃるんだ…」と、「やっぱりすごいな」と思いましたね。
『めざましテレビ』を見始めたのが、小学校や中学校のときだったので、軽部さんがボケる方という印象はなかったんです。最後の、決めのひと言で「わ~!」っと沸かすようなイメージはあるんですけど、実際にお会いしたら、なんのイメージの不一致もない、完璧な“軽部さん”でしたね(笑)。
軽部さんも、三宅正治(アナウンサー)さんもそうですけど、昔から『めざましテレビ』に出演されているので、すごく安心します。「本当にあの方たちって、ああいう方たちなんだ」という、全くイメージ通りだったので、一緒に仕事をしてみて、本当に素敵だなと思いました。
——「めざましじゃんけん」を担当された際に、じゃんけんを出した手に仕込みをしていましたが、あれは誰のアイデアだったんですか?
じゃんけんでパーを出したときに、手に「パ」と書いていたんですが、自分で考えました。何か新しいことをやってみたかったんです。ニュースの仕切りが決まっていたり、放送するものも決まっていたり、その秒数も決まっている中で、グッといくのは難しいじゃないですか。その中で、挑戦できることと言ったら「あれしかなかったかな」と。大成功しました!(笑)。
朝をどんな感じにできるか、によって1日の気分が変わったりするものなので、(テレビを)見た人が「この人、何かトライしているな」、「挑戦しているな」と感じて、「自分も何か挑戦してみようかな」と思ってもらえる原動力になれたらうれしいです。
――今日の出来に点数をつけるとしたら?
100点満点で100点ですかね。自分の全力を出し切って、100%の力を周りの皆さんが引き出してくれました。
今後挑戦してみたい役は…“トカゲになりたい人”?
——木曜劇場『SUPER RICH』に出演されますが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?
主演の江口のりこさんも、古田新太さんも、大人の方々が(雰囲気が)やわらかい方ばかりなんです。なので、(野々村)はなのちゃんとか僕とか年齢が若い人たちは、(演技を)ぶつけてみようかなと思えるくらい、すごくやわらかい現場です。温泉みたい。スタッフの皆さんも友達のような感じで話してくれるので、すごく仲がよくて、ずっとしゃべっていられますね。
——主演の江口さんの印象は?
7年前くらいに一緒にお仕事をさせていただいていまして、「僕の中でその頃の思い出は一生心の中に残っているだろうな」という印象深い経験でした。
その経験を経てから、久しぶりに江口さんにお会いしたんですけど、芯は変わっていないといいますか、「素敵だな。やっぱり、かっこいいな」と思いました。
――仲良しだという赤楚衛二さんとの共演はいかがですか?
春野優は、赤楚衛二みたいな役だなと思うんです。赤楚衛二がそのまま作品に入っているみたいな感覚でお芝居をなさっているので。もちろん、優として素敵な部分があるんですが、そこは赤楚くんの素敵な部分がそのまま投影されているような感じですかね。なので、一緒にお芝居をしても「赤楚衛二だしな…。優だしな」という風にあまり区別をしていないです。
——板垣さんが今後挑戦してみたい役はありますか?
“人じゃないものにあこがれている人”の役とかやってみたいです。例えば、めちゃくちゃトカゲになりたいと思っている人とか。めちゃくちゃ星とか、虫になりたいと思って、なりきろうと頑張っている人とか。
演技でふざけられたらいいなというのもありますし、そういうのは完全にやったことがない役なんです。なんか、そこ(突拍子もないようなこと)に向かって頑張っている人って素敵だと思うんです。
――最後に次回以降の意気込みをお願いします!
あと3回しかチャレンジする機会がないので、いろいろなことに挑戦して日本の皆さんに笑顔を届けられたらいいなと思います。一味違う朝を届けます!