フィギュアスケートで日本男子初のメダルを獲得するなど、
日本のフィギュア界をけん引した“レジェンド”高橋大輔さん。
2014年のソチオリンピックの後に引退するも、4年後、32歳で現役復帰。
アイスダンスに転向し、村元哉中さんとの “かなだい”ペアで好成績を残すも2023年5月、再び引退しました。
そんな高橋さんにノンストップ!がインタビュー。
今だから話せる当時の思い。そして2度の引退を経て臨む、新たな挑戦とは?
インタビューのテレビ未放送部分はコチラ↓
https://mezamashi.media/article/15155539
引退後、余裕ができ新たに始めたこと
――現役時代はアメリカを拠点としていましたが、引退後はどのような生活をされていますか?
高橋大輔:
引退して本格的に東京に住んでいます。
東京は駐車場も高いですし、意外と電車で動いた方が便利ということがわかって。
土地勘、地理勘がまだ全然わかってないので、電車に乗っていろいろと把握していこうかなと思っています。
東京での新生活に少し戸惑っているという高橋さん。
そんな中、最近ハマっていることがあるといいます。
「今はこんな感じです」と見せてくれたのは、ネイルアート!
高橋大輔:
もともと深爪で爪を噛む癖があって。それを止めたいなと思って(ネイルを始めた)。
ジェルネイルをしたら噛めないじゃないですか。今は結構、派手なものを攻めてやっています。
ネイルをやっている意外な理由を明かしてくれました。
そして、美容に関してもこだわりがあるそうで。
高橋大輔:
スキンケアをちゃんとするようにしています。7工程くらいやっていますね。
クリームでハリを出して、ミストみたいなのを塗って、パックして、化粧水を2〜3回入れて、美容液を入れて、保湿クリームをして…20分かかります。
引退してちょっと余裕があったのでやるようになったら、もうやらないと気がすまなくなったという感じです。
引退後の今は、やりたいことに取り組める充実した日々を過ごしている模様の高橋さん。
しかし、1度目の引退を発表したときは、全く違った心境だったといいます。
「スケートやりたくない」違う仕事に挑戦するも…
1度目の引退は28歳のとき。
フィギュアスケートの世界では「ベテラン」と呼ばれる年齢にさしかかっていました。
高橋大輔:
ソチオリンピックまでの最後の2シーズンあたりから、僕自身もどんどん成績が出づらくなったり、自分に自信をなくしたり、結構精神的にきつい時期が続いて…。
やればやるほど、どんどん気持ちが離れていって「もうこのままスケートやりたくない」というくらいの感覚での1回目の引退でした。
引退後はキャスターなどに挑戦。
しかし、そこで“あること”に気づいたといいます。
高橋大輔:
テレビのキャスターだったり、テレビの前で喋ったりすることが、自分自身苦手というか…あまり得意ではありませんでした。
スケートではないお仕事をしているときに、できない自分にどんどん自信をなくしていって。
スケートもちょっと疎かにしていた部分があったので、パフォーマンス力も落ちてきてしまい…両方、自信がなくなっていたんです。
そうなったときに「何もないな」と思って。
やっぱり自分に自信を持たせてくれるのはスケートだなと思いました。
スケートへの熱い思いがよみがえるのを感じた高橋さん。
引退から4年後の2018年、32歳のとき現役に復帰。
2019年に村元哉中さんとパートナーを組み、アイスダンスへの転向を表明しました。
32歳で未知の世界へ!ゼロからスタートしたアイスダンス
過去にアイスダンスの経験があった村元さん。
一方で、これまでシングルで戦ってきた高橋さんにとっては未知の世界でした。
パートナー結成当初のことを村元哉中さんに聞くと…。
村元哉中:
大ちゃんはアイスダンスがゼロからのスタートだったので、慣れるのにはすごく時間がかかりました。
ーー2人でバチッと合ったタイミングというのはいつですか?
高橋大輔:
2シーズン目ですかね。
村元哉中:
2シーズン目、そうだね。
高橋大輔:
連戦だったんですよ。試合してすぐ試合だったので。
村元哉中:
お互いの息がやっと合ったというのがフリーのプログラムだったんです。
高橋大輔:
「合ったときの感覚ってこういう感じなんだ」みたいな。
村元哉中:
分かってきてる大ちゃん!って感じでした。
その後、“かなだい”として全日本選手権を制するなど、新たなフィールドで“レジェンド復活”を印象づけた高橋さん。
そんな中、高橋さんは再び「引退」という決断を下しました。
関連記事
イチロー メジャー殿堂入り “アジア人初”の快挙 ムネリンが語るスゴさ「イチローさんは引退していない」
2025年01月22日 |
15:51
やり投げ・北口榛花 ばっさりショートヘアに!「自分もスッキリしたかったので」日本スポーツ賞大賞を受賞
2025年01月17日 |
15:11
【注目】箱根駅伝連覇 青山学院の胸ロゴ「水上村」ってどこ? 人口1933人の小さな村とチームの絆 うれしい悲鳴も!?
2025年01月09日 |
15:22
立命館の駅伝2冠か、名城が全日本リベンジの7連覇なるか『SUZUKIスポーツスペシャル 富士山女子駅伝2024』放送!
2024年12月26日 |
12:00
【今年4月死去】曙太郎さんの妻が明かす… 最期まで家族に伝え続けた“不屈の精神” 「宝を遺してくれて…ありがとう」
2024年12月25日 |
13:22
香取慎吾『第44回 大阪国際女子マラソン』メインビジュアルを担当!「 サクラソウのように美しくかけ抜けるみなさんを応援しています」
2024年12月23日 |
20:00