あ〜ちゃん「見たことがないイベントを」Perfume初となるオンラインフェスへの思いを明かす

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Perfume（あ〜ちゃん、かしゆか、のっち）の20年間に渡る全歴史を再構築し、デジタル技術を駆使したコンセプトライブ「Reframe 2019」が、劇場映画「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」として、9月4日より2週間限定で劇場公開される。 

今回の映画は、Perfume結成20年&メジャーデビュー15周年を迎えるアニバーサリーイヤーの締め括りとしてさまざまな企画を展開する「Perfume 15th&20th anniv with you all」の第1弾。

公開を記念して、9月3日にTOHOシネマズ六本木ヒルズの全スクリーン&全国8都市の9劇場にて、メンバーによるオンライン舞台挨拶付き最速上映「前夜祭イベント」を実施した。

3人が登壇すると、メンバー紹介を兼ねたおなじみの挨拶を披露。

全国の観客から拍手が起こると、かしゆかが「集まっていただきありがとうございます！」と感謝の言葉を述べた。

本作のメガホンを取る佐渡岳利監督も登場し「また来てしまいました。申し訳ございません」と恐縮すると、あ～ちゃんから「来てほしいんです。ありがとうございます！」とフォローが入った。

イベントの締めとして、のっちが「結成20年&メジャーデビュー15周年のお祝いに、20年9月に沢山のイベントを用意・準備をしています」と明かす中、Perfume初となるオンラインフェスの話題に。

MCからオンラインフェスの準備について問われた、あ～ちゃんは「楽しいよ！1人ずつのコーナーがあるのですが、みんながどんなことをするのか知らないんですよ。夏といえば“フェス”だと思うので、見たことがないイベントを作ったらどうなるかな、見た人はどんな反応を見せてくれるんだろうなと想いをはせながら、“私達尽くしのフェス”を作って楽しんで欲しいなと思っています」とアピールした。

さらにイベントでは、「全国のお客さんからの質問コーナー」も設けられた。

――Perfumeの皆さんへ。Reframeのように、お客さんが全員静かに見ているライブってどういう気分でしたか？いつもならギャンギャン盛り上がっているけど、静かに見られると余計に緊張するとかありましたか？【ゆづんさん（女性）からの質問】

かしゆか：初めての着席スタイル、静寂の中でのライブパフォーマンスだったので、めちゃめちゃ緊 張しました。通常のライブだと、舞台裏でスタンバイしている時に、名前を呼んでくれたりすると気持ちが鼓舞されるのですが、Reframe は本当に静かなので、特に緊張しました。でも本番ギリギリまで3人で一緒に集まって、振りの練習をしたり、ふざけたりしながら気持ちを落ち着かせていまし た。

のっち：観客のリアクションがないことが不思議でしたが、静かに燃える何かを感じながら、パフォーマンスしていきました。 

あ～ちゃん：毎日いろんなことを微調整していきましたが、日ごとに観客の反応が違ったので不思議な感覚でした。“拍手”といった暗黙の了解の部分が違うものだったので、良い意味で緊張感を楽しんでいました。

――佐渡監督とPerfumeの皆さんへ。映画にすることで、「Reframeの良さが際立ったり、伝わりやすくなったな」と思うことはありますか？【ぽんぽこぽんのすけさん（男性）からの質問】

佐渡監督：いろいろ発見がありました。Perfumeたちがこんな細かい所で機微をつけたりしているのかと思ったりして、感動しました。

かしゆか：メンバーの動き方を見てしまいました。映像として視点をコントロールしてもらうことで、画面の中で舞台の演出をとらえてもらえるので、すごく勉強になりました。

のっち：（演出振付家の）MIKIKO先生と一緒に映像チェックをしていて、 “ここが見せ場”なんだということが改めて分かりました。

また、イベントの最後には、本作の大ヒットを祈願した巨大くす玉が登場。Perfume と、佐渡監督は「せーの！よいしょー！」の掛け声と共に、巨大くす玉を割ると、観客からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。