桐谷健太が、テレビゲーム「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」を題材とした短編ドラマ「ふっかつのじゅもん」で、『世にも奇妙な物語』初主演&初出演を果たす。

桐谷が演じるのは、中岡賢一(なかおか・けんいち)。

息子の祐樹(ゆうき/笹木祐良)と実家の片付け中にゲーム機とソフトを見つける。そのソフトは「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」で、「ふっかつのじゅもん」と書かれた48文字のひらがなが書かれた紙片が貼ってあった。

祐樹はすきを見て、その「ふっかつのじゅもん」を入力し、ゲームをしているといつの間にか一人の小学生が現れる。賢一は、祐樹の友達だと思い、放っておくが、ある違和感を覚える。

賢一は、その違和感を拭うために、ふと卒業アルバムを見る。すると、そこにはさっきまで祐樹と遊んでいた小学生の姿が…。その小学生の正体は、賢一が小学生のころよく遊んでいた友達で、小学5年のときに近所の川で亡くなってしまった良介(りょうすけ/石田星空)だった。

このありえない状況にひどく動揺する賢一は、もう一度、良介に会うために「ドラゴンクエストII」を起動し…。

1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り「奇妙な物語」の世界観を作り出してきた本シリーズ。

秋の特別編は、4つのオムニバスストーリーで構成され、主演として、森七菜、赤楚衛二、桐谷健太、山口紗弥加の4人がすでに発表されている。

<『世にも奇妙な物語’21秋の特別編』放送決定!森七菜、赤楚衛二、桐谷健太、山口紗弥加が主演の4作品>

『世にも奇妙な物語‘21秋の特別編』は、11月6日(土)21時より、フジテレビで放送される。

<桐谷健太 コメント>

――『世にも奇妙な物語』への出演が決まったときはどう思いましたか?

『世にも奇妙な物語』は歴史のある番組で、僕も出演することが夢だったので、出演できてうれしく思っております。

ウソみたいな本当の話ですが、このオファーが来る前に、僕の頭の中で“ロトのテーマ(「ドラゴンクエスト』シリーズのゲーム音楽)”が流れたんです…偶然に。

その後すぐにマネジャーさんから『世にも奇妙な物語』の話が来たと聞き、それも「ドラゴンクエスト」の話と言われ、即決で「やります!」と返事をしました。

――台本を読んだ感想は?

すごく『世にも奇妙な物語』らしい作品で、僕が演じる賢一の少年時代のせつなさや、妻や子どもとの関係など一人ひとりの思いを丁寧に描いている、とても面白い作品だと思いました。

――実際に演じてみて、いかがでしたか?

賢一が、「ドラゴンクエスト」をプレイすると不思議な現象が起きて、子どものころに押し殺していた自分の思いや感情が目を覚まします。そして、その現象をきっかけに賢一がどう変わっていのか心の動きを表現できればと思っております。

また、少年役の子たちや妻役の野波(麻帆)さんと演じていく中で、すごく厚みのある物語ができていると思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

この作品は『世にも奇妙な物語』らしい不思議な雰囲気の中で、グッと感動ができる作品になっていると思いますし、ちょっとゾクッとさせる部分もあります。ぜひ、そういうところを楽しんでいただければうれしいなと思います。ぜひ、お見逃しなく!

<出演者紹介>

ストーリーテラー:タモリ

「ふっかつのじゅもん」

キャスト:

中岡賢一…桐谷健太

中岡美紀…野波麻帆

石村良介…石田星空

中岡祐樹…笹木祐良

ほか

公式HP:http://www.fujitv.co.jp/kimyo/

公式Twitter:https://twitter.@yonimo1990