8月31日(月)21時放送のフジテレビ『SUITS/スーツ2』第8話より、吉谷彩子(よしたに・あやこ)が出演することが発表された。

『SUITS/スーツ2』は、全米メガヒットドラマ『SUITS』のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午(かい・しょうご)役を織田裕二、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔(すずき・だいすけ)役を中島裕翔が前作に引き続き演じる。

吉谷は、『陸王』(2017年10月期/TBS系)や『グランメゾン東京』(2019年10月期/TBS系)、『ハケンの品格』(2020年4月期/日本テレビ系)など話題作に立て続けに出演し、その演技力の高さから、いま最も注目を集める若手女優の一人だ。

また、吉谷が月9に出演するのは、『デート~恋とはどんなものかしら~』(2015年1月期)以来、5年ぶりとなる。

吉谷と言えば、ショートカットのイメージが強いが、今作ではロングヘア姿を披露し、中島演じる大輔の幼なじみで元恋人・黒崎怜(くろさき・れい)役を演じる。

「少しドロっとした関係性の中で、しっかりと恋愛をするのは初めて」と語る吉谷は、大輔の過去を知っていることから、物語の中盤以降で重要な鍵を握ると思われるだけに、その動きが注目される。

<吉谷彩子 コメント>

――『SUITS/スーツ2』の出演が決まった時の率直な感想を聞かせてください。

シーズン2の途中からの参加で、『SUITS/スーツ2』のチームに入っていくのに少し緊張しました。

でも、いざ現場に入ってみると、皆さんにあたたかく迎え入れていただきました。とても演じやすい現場で、すごくありがたいなと思うと同時に、頑張んないといけないなというプレッシャーも感じています。

――『SUITS/スーツ2』にはどんな印象を持っていましたか?

事前に『SUITS/スーツ』の雰囲気を知るためにドラマを見ていたのですが、すごくテンポがよく、オシャレなドラマだと思いました。また、監督と事前にお話しして、原作のドラマはあえて見ないで、日本の『SUITS/スーツ』だけを見て、テンポ感やキャラクターなどを勉強させていただきました。

――演じた黒崎怜の印象を教えてください。

最初に台本を読んだときは、すごく嫌な女子なのかなって思いました(笑)。でも、ただの悪い女子ではなく、怜にも事情があり本当はいい子なので、悪いだけの感じにならないように演じていければと思っています。

少しでも愛されるキャラクターになっていければいいなとずっと考えながらお芝居をしています。

――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。

怜という女性にすこしでも親近感を持っていただければうれしいなと思います。少しドロっとした関係性の中で、しっかりと恋愛をするのは初めてなので、悪い風にみえてしまうかもしれないですが…。ぜひ、そこも楽しみに見ていただければと思います。

<第8話 あらすじ>

上杉(吉田鋼太郎)は、甲斐(織田裕二)が訴えられた「コースタル・モーターズ」訴訟の件を経て、チカ(鈴木保奈美)の手腕に疑問を投げかける。シニアパートナー会議を招集して、チカと自分のどちらがファームのトップに立つべきか投票によって決めたいと提案する。

甲斐は、大輔(中島裕翔)を東京駅まで呼び出し、上杉が休職したときと同じタイミングでファームを辞めたアソシエイトの尾形万智子(松本若菜)を探し出すよう命じる。大輔に、このことをチカには伝えないよう念を押すと、甲斐は行き先を伝えずに旅立つ。

数年前――まだシニアアソシエイトだった甲斐は、チカからファーム内で横領している人物を突き止めたい、と協力を求められた。甲斐は、ジュニアパートナーへの昇格を交換条件にして、秘書の玉井(中村アン)とともに犯人探しを始める。

一方、その当時の大輔は、トラブルメーカーでもある悪友の谷元遊星(磯村勇斗)と一緒に暮らしながら、メッセンジャーの仕事をしていた。遊星の妹・砂里(今田美桜)は、そんな大輔のことを何かと心配していた。

ある日、遊星は、会わせたい女性がいる、といって大輔を飲みに誘った。そこにやってきたのは、大輔の元恋人・黒崎怜(吉谷彩子)と、怜の友人の矢代千夏(堀田真由)だった。

横領した人物を追っていた甲斐たちは、口座を管理していた万智子のパソコンから情報を得て、ファームの金が蟹江(小手伸也)に流れていることを知る。