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8月14日（金）のフジテレビ『ダウンタウンなう』に、犬飼貴丈が登場。今回も夏休み中の坂上忍に代わり、ウエンツ瑛士が進行を担当した。

犬飼は、2012年に18歳で「第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリを獲得し、芸能界デビュー。ウエンツの事務所の後輩になるのだが…。

松本：ウエンツにかわいがってもらってることになるの？

犬飼：いや、全然そんなことはないんですけど…。

犬飼が「1、2回ご挨拶させていただいて」と言うと、「え！？その程度なの！？」（浜田）、「（小声で）1、2回…」（松本）とざわつく一同。

ウエンツ：（犬飼は）バラエティやらないですから。「現場で会うことはないですよね」ってこと。

浜田：じゃ、（小池）徹平は？

犬飼：徹平さんは、よく飲みに連れて行っていただいてます。

犬飼の答えに、浜田は口を大きく開けて笑い、松本は「完全に派閥が違うんじゃ…」と指摘。ウエンツは「派閥なんかない。全部ウエンツ一派」と弁解するが、そんな中、VTRで小池が登場。

小池は、犬飼から結婚祝いをもらい、プレゼントを贈り合う仲だと明かしたうえで、2人で飲んでいてもウエンツの話は「1ミリも出たことないですね」とさわやかに言いきった。

23歳で『仮面ライダービルド』（2017年／テレビ朝日）の主演に抜てきされた犬飼。だが、18歳でデビューしてから、空白の期間があったという。

そのことについて小池は「（犬飼は）ただただ事務所のデスクに座ってるだけ。『俳優辞めたんかな』みたいな。ちょっとおかしいと思います」と語った。

犬飼：受賞してから上京して、まず与えられたのが事務所にいるってことだったんです。ずっと座っていて。で、気がつくと3、4年くらい経っていて…。

この不可解な状況に一同は「えぇっ？」と声を上げて困惑。オーディションを受けることもなく、犬飼は「やることもないんで、同じ雑誌ずっと読んだり、窓の外を眺めたり」していたという。

これにウエンツは「犬飼自身もちょっと変わったところがあって。このまま社会に出したら危ないんじゃないかという、会社（の判断）が…」と話す。

するとその後、関係者の証言で、恐怖すら感じる犬飼のヤバい一面が明らかになっていく。

親友からのタレコミによると、高校時代はバイトをすぐクビにされていた犬飼。「ファストフードのバイトを1日でクビになった翌日、そのお店に客として食べに行き、ニヤニヤしていた」というエピソードが紹介されると…。

聞いた瞬間思わず立ち上がって笑う浜田。松本は「ヤバイで」と手でバツを作っていたが、浜田は「これはいいわ！これはイッてるわ！」と、どこかうれしそうな反応。

浜田：食べてニヤニヤしていたって、どういうこと？

ウエンツ：親友の意見なんですが「自分をクビにしたやつが、一生懸命接客している」という…。

浜田：（拍手しながら感心した様子で）なるほどぉ！

ウエンツ：「おまえ来んな」って言えないわけです。客だから。

浜田：それでニヤニヤしてた！？アッハッハッハ！それはヤバイで！

松本：そんな仮面ライダー、いややわぁ。

この日の“飲み仲間”山﨑夕貴アナウンサーも、あ然としていたが、浜田は一人「これ、おもろいな！」とノリノリ。

ほかにもカラオケや皿洗いのバイトもしたが、あまり続かなかったという犬飼。居酒屋さんでは、接客中にお客さんの席で一緒に食事したことがあったと告白した。

浜田：は？

犬飼：知らないお客さんが「兄ちゃん、飯食えよ」みたいな。それで僕も「お邪魔します」って食べさせてもらったり…。

松本：激イタ人間やん！

一同：（爆笑）

松本：皿洗いがクビになることはないんじゃない？

犬飼：皿が洗えなかったんでしょうね。

松本：じゃ、ダメだねぇー。チミは、ダメだねぇー。

ウエンツが「過去の話なので。今の犬飼はそうじゃない」とフォローすると、松本は「今は変わったんやな。そうであってくれよ！」と声をあげた。

犬飼は「4年間、自分を見つめ直す機会があって、人の痛みがわかった」と語るが、昔の名残りか、どうやら、人を困らせることが喜びのようで…。

「犬飼の地元で仕事をしたときのこと。犬飼はスタッフとの食事会に、地元の友人を呼んだが、自分はほぼしゃべらず、必死で盛り上げるマネジャーを見てニヤニヤしていた」というエピソードが紹介される。

ウエンツが読み上げると、自分で聞いて吹き出してしまう犬飼。浜田も手を叩いて大笑い。

松本：（苦笑いしながら）とにかく、ニヤニヤ禁止！

犬飼：はい、すいません。

浜田：ずっと見てるのが楽しいの？

犬飼：たまに時計をちらっと見るマネジャーを見て『ああ、帰りたいんかなぁ』とか思ったり。

山﨑アナ：（ドン引きして）ヤバすぎなんですけど…。

浜田：それ見ておかしくなるんや！アハハハハッ。

犬飼：おもしろくてしようがない。

松本：これアカンやつやん！もうテレビ出たらアカンやん！

続けて、先輩俳優・水上剣星とのエピソードもヤバかった。福岡で飲みに行ったときのこと。「シメで博多ラーメンを食べたい」と言う水上に「いいところがある」と言って犬飼が連れて行ったのは、なんとおそば屋さん。しかも、犬飼は水上がそばが苦手なことを知っていたのだ。

水上の「（犬飼は）サイドメニューのおにぎりを食べる僕を見てニヤニヤしていた」というコメントが読み上げられると、期待通りの展開に拍手と笑いが起こった。

松本：全然直ってへんやん！

浜田：あかん、腹痛い（笑）。（犬飼を指差して）コイツ、すごいな！

一同：（笑い）

浜田：ラーメン食べたいという先輩に、おにぎり食わしてるのがおかしいてしゃーないの？

犬飼：たまらなくおかしくて。「ラーメン食べたい」って言って来てるのに、「この人おにぎり食べてるやん」って（笑）。

笑いながら話す犬飼に何も言えなくなる松本。一方でうれしそうに笑う浜田。山﨑アナはどんどん引いていく。

松本が「3、4年の修行は、なんの意味もなかったわけ？」と言うと、ウエンツは「仲いい人の前だと出ちゃう瞬間が…。いまだ矯正中です。人間そう簡単に変われません」と言って謝罪。

さすがの松本も「これ、まだまだ時間かかるね」と、ぐったりしていた。