デビューから27年。なぜTOKIOの3人は新しい挑戦を始めたのだろうか?
今夜26日(金)放送のフジテレビ『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』は、今年4月に始動した「株式会社TOKIO」が特集される。デビューから27年、株式会社を立ち上げたTOKIO。社長はグループのリーダーである城島茂、副社長を国分太一と松岡昌宏が務め、「なんでもつくろう!」を事業コンセプトに掲げている。
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3人が会社始動に向けてまず手がけたのは、名刺の制作。しかも、自分たちの手で木製の名刺を作ることを志した。今年3月、彼らは素材となる杉の木を伐採するため、福島県の山に入った。自ら木にくさびを打ち、オノをふるう。頑丈でなかなか倒れない木と向き合って、松岡は「木も生きてるからね、こんなとこでやられてたまるか、みたいな。お前ら会社経営っていうのはこういうことだぞ。そんなに簡単にはいかねえぞ、と」と語った。そして、ようやく倒れた木を前に「えらいですね。いい木ですね」と、しみじみ眺めた。
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国分太一のメモ帳には新事業のアイデアがびっしり
会社始動から3週間。全国にうどん店を展開する大手チェーンとの共同プロジェクトの打ち合わせが行われていた。さまざまな意見が交わされる中、城島から「こども弁当っていうのを作ってもいいかもしれないですね」とアイデアが。このアイデアを元に、彼ら自身で新しいメニューを開発することになった。その夜、ひとりオフィスに戻った国分は、さらなる考えを巡らせていた。彼のメモ帳には、これから形にしたいもの、新事業のアイデアなどがびっしりと書き込まれている。国分は「会社として全て僕らでやらないといけない。こっちからアタックをかけないと仕事も来ないこと、たくさんあると思いますし。株式会社TOKIOに関しては、ここを窓口にして仕事をするっていうことを目標にしないと。甘えてもいられない年齢なので」と語った。
「まだ見ぬ景色が見たいですね」
なぜ会社を作るという道を選んだのか問われた松岡は「TOKIOっていう名前に、やっぱり屋号にこだわりがあったんですよね。今まで築き上げてきた、この母屋というTOKIOを無くさないために、もう一つ横に新しい建物を作ったっていう感覚」と話し、国分は「自分たちの尻をたたくじゃないけども、この年齢になってきて、いろいろな経験をさせてもらったからこそ、自分のフィルターを通してどうやったら新しい表現ができるんだろう」「まだ見ぬ景色が見たいですね」と語った。
デビューから27年、大切に育ててきた「TOKIO」という名と共に、新たな道に踏み出した3人。これからの人生をかけた挑戦の日々、そして強い覚悟を映し出す。
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