お笑いコンビ・蛙亭のイワクラが、相方・中野周平とのルールや、日頃行っている習慣などを、12月7日(火)放送の『セブンルール』で語った。
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今年、念願だった「キングオブコント2021」の決勝に初めて駒を進めた蛙亭は、独創的な発想でネタ作りをするイワクラと、高い演技力が評価される、相方の中野周平による男女コンビ。
イワクラは、1年前から3人の芸人(オズワルドの伊藤俊介、森本サイダー、ママタルトの大鶴肥満)とルームシェアしている。
ネタについては「日常の喜怒哀楽のもっと隙間というか、日常に潜んでいる気持ち悪いこととかをコントにして表現したい」と語る。
霜降り明星のせいや、ニューヨークの嶋佐和也などが面白さを認める、お笑いコンビ蛙亭・イワクラのセブンルール”とは?
ルール①: 1日1食
夜8時、コンビニでこの日の1食目を購入。
もともと食べることが大好きなイワクラだが、3食を食べない理由は「面倒くささ」。トイレもギリギリまで我慢し、2日間お風呂に入らないこともある、と筋金入りの面倒くさがりだ。
ルール②:新ネタは出番直前に相方に伝える
この日のステージでは新ネタを披露。本番40分前、多くの芸人がネタ合わせをする中、このタイミングでイワクラは中野にコントの設定とオチを伝える。
そのままネタ合わせはせずに、本番の舞台に立つと、コントの中身は中野がアドリブでつないだ。設定を本番直前に伝えるのは、毎回新鮮な気持ちでコントができるからだという。
このシステムに、中野は「イワクラの設定・ネタ・テーマがあるから、僕もその中で自由にできる。ちょっとクセになってますね」と敬意を表した。
スタジオでは、YOUが過去に出演していた『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ)のコントの話題に。YOUは「一応筋書きがあって、セリフはその都度変えていた。『はい、やります』と言ってからは1回しかやらないので、こういう(蛙亭のコント)感じです」と説明。
撮り直しがきかないため、カメラマンも撮りこぼしがないように必死だったと、当時の様子を明かした。
ルール③:毎日 徳を積む
同居人が寝静まった夜、イワクラはリビングの掃除を始めた。掃除好きという理由と、徳を積めるということからシェアハウスの掃除を担当。
賞レースで勝つには面白さ以外に運も必要なため、日頃から掃除やゴミ拾いをし、徳を積むことを意識しているという。
ルール④:なまりはとらない
故郷の宮崎を出て、10年。目まぐるしく環境が変わる中、イワクラは宮崎弁の喋り方が好きなため「(宮崎)なまりはとらないように」と常に意識。
イワクラにとっては、標準語の方が(耳馴染みがなく)面白いため、「そっち側(標準語)にはなれない」と語った。
ルール⑤:仕事の空き時間は献血に行く
イワクラが、空き時間に心を躍らせ向かったのは、献血センター。10年前から通い始めている理由について「人が優しいので、心を癒すために来ています。『存在してていいんだ』と思わせてくれるし、世の中のためにもなるので、こんなに最高なことはない」と笑顔で明かした。
スタジオでは、本谷有希子が「休憩時間にコンビニに行ったヘアメイクさんが、スタッフ全員分のカフェラテを買ってきて、いいなと思った」とグッときたエピソードを披露。その気遣いについてYOUは、「そういう人が、みんなの大切な人になるんだよね」と称賛した。
ルール⑥:おすすめの物はプレゼントする
この日は、劇場にいる芸人仲間に宮崎の食べ物(カップ麺)をプレゼント。コジコジ(※)が好きな、お笑いコンビ・そいつどいつの市川刺身は、イワクラから「コジコジのグッズをプレゼントしてもらった」と言い、「イワクラさんはプレゼントをくれる人です。多分、みんなのことを赤ちゃんだと思ってます(笑)」と明かした。
※コジコジ→「ちびまる子ちゃん」原作者のさくらももこによる“メルヘン国”の年齢も性別も不明な謎の宇宙生命体。
イワクラは、「人に渡すのが好きなのと、人の好みを考えて買い物するのが好きなので、何もない時でもプレゼントを渡します」と語り、密着スタッフにもオススメのものを渡した。
ルール⑦:コントで日本一になる
イワクラは、ネイルや髪色を変えるといったオシャレに興味はあるが、「コントに支障が出ないように」と一切しない。いつも心の中には「『キングオブコント』で優勝する」という目標がある。
「最初は面白くて見るだけだったんですけど、自分がやる側になっても面白いし、コントがめっちゃ好きです」と心の内を明かし、来年の「キングオブコント」について「お腹が減っている時に助けていただいた方がすごく頭に残っているので、その人たちに恩返しするためにも優勝したい」と目標を掲げた。
※記事内、敬称略。
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12月14日(火)放送の『セブンルール』では、3週連続SP「笑いに人生を捧げる女たち」第2弾。人気お笑いコンビEXITなど、多くの芸人を陰から支える構成作家・玉造紫乃に密着。「演者さんの一番近くにいて、笑いを支える人かな」と目を輝かせながら、構成作家の仕事を語る彼女。表舞台で輝くお笑い芸人を陰から支えて11年、芸人から絶対的な信頼を得る構成作家・玉造紫乃の7つのルールとは。