安藤桃子、安藤和津、安藤サクラの母娘が、奥田瑛二の変貌ぶりを語る。

今回の『ボクらの時代』(12月12日放送/フジテレビ)は、映画監督の安藤桃子、エッセイストでコメンテーターの安藤和津、女優の安藤サクラが登場する。

「いつもはこんなにきれいじゃない」テレビの母に人見知り!?

母と娘2人での鼎談に「親子が3人でしゃべってて大丈夫かしら?って思った」とサクラ。

サクラ:でもいつも、(自分たちの)子どもがいるから、あんまりしっかりしゃべれないしね。

和津:いや、しゃべるどころの騒ぎじゃないでしょ、あの喧噪(笑)。

サクラ:だし、こんなきれいじゃないし、みんな(笑)。

和津:そうそう、本当。だからこんなちゃんとしてて。

サクラ:だって、今日、私なんか人見知りするもん。このお母さんに。

桃子:わかる。

「テレビの中の人みたい」と言う娘たちに、和津は「そんなに(普段と)落差あるように言わないでよ!ひどいじゃない(笑)」と遠慮のない会話からスタートする。

安藤和津、夫・奥田瑛二は「すっごく良いジイジ」

和津は、夫・奥田瑛二を「私はね、お父さんがあのまんまだったら天国へのドアが開かないと思ってた」と、孫が誕生してからの変貌ぶりを語る。

和津:孫2人できたらさ、天国へのゲートの切符の、大きいのをもらったようなくらい、すごく変わったでしょ?

サクラ:うん。

和津:すっごく良いジイジだなって、私は思う。

桃子:うん、温かさがよみがえった感じだよね。

和津:素直になったの。すごく素直になった。だって『ボクらの時代』(2010年5月9日放送)にあなたたち2人とお父さんで出たときどうだったと思う?

桃子:あー!

3人は、桃子が28歳、サクラが24歳のときに奥田と『ボクらの時代』に出演。そのときの様子を、和津が「『お父さんと二度と仕事したくない!』って帰ってきた」と振り返る。

両親の影響、血を感じるとき

また、エッセー「ぜんぶ 愛。」を上梓した桃子、初めての翻訳絵本「ライオンのこころ」を手がけたサクラは、両親からの影響を語る。

サクラ:エッセーを書いてて、お母さんの影響とか、お母さんの血を感じるときある?

桃子:…あるんじゃない?

和津:どうなんだろう?

サクラ:あ、そんな感じ?私は、絵本の翻訳をやってるときに、お母さんの影響をめっちゃ感じてたの。

桃子:ほぉー。

サクラ:文章書くときはそういうの感じる。(桃子が)監督するときは、たぶんお父さんの影響、めっちゃ感じるでしょ?

桃子:「影響」とかじゃない。外じゃない。中から出てくる、お母さんが。中から出てくる、お父さんが。

サクラ:でも、内側じゃなくて外側でも、監督してるとき、お父さんとお姉ちゃん…めちゃめちゃお父さん、感じるよ。

桃子:うん、わかる。

桃子は自分でも父に似ている部分を感じ「昔はね、うわー!(イヤだ)って思ってた」と告白。そんな娘たちの会話を笑顔で聞いていた和津だが、サクラから「(娘たちと)感覚が似てるわって思うことある?」と聞かれると「すごくある」と回答。同時に「泣きそう」「今すごく感動していて…」と、その理由を明かしていく。

そのほか、和津が奥田と結婚した理由や、大切にしている子育てへの思いを語るほか、桃子は「自分が母親、くらいに思ってたかも」という妹への思いを、サクラは夫・柄本佑への思いを明かすなど、家族ならではの深い話を展開していく。