ニッポン放送が毎年、12月24日(金)正午から翌25日(土)正午まで、24時間生放送している「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」。今年のメインパーソナリティ・SixTONESの6人がそれぞれ担当する企画が発表された。

<SixTONESの関連記事>

今年で第47回の開催となる「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は、目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように、「音の出る信号機」を設置するための基金を募るチャリティキャンペーン。11月1日(月)から、2022年1月31日(月)までの3ヵ月間、全国のラジオ局で展開される。

そのキャンペーンの中心となるのが、24時間特別番組「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」だ。

SixTONESがそれぞれの場所で、視覚障害の現実を取材!

SixTONESは今回、メンバーそれぞれがテーマを持ち、視覚障がいについてあらためて勉強し、体験取材を敢行。「ハートフルレポート」と題して、それぞれの取材の模様をレポートし、啓蒙していく。

ジェシーは、筑波大学付属視覚特別支援学校を訪問。小学校1年生から6年生まで、1学年ずつ児童と対談したほか、休み時間には、児童たちとスポーツをして触れ合う。児童たちがどんな学校生活をしているのか?コロナ禍でどんな想いを抱えているのか。

京本大我は、盲目のシンガーわたなべちひろとセッション。今年、ディズニーミュージカル「ニュージーズ」の日本初演版で座長を務めた京本と、パラリンピック閉会式で演奏を披露し話題となったわたなべ。昨年の第46回で初共演し、リスナーから反響を呼んだ2人のセッションが再び。

松村北斗は、視覚障がい者の案内役に導かれながら漆黒の暗闇を体験する、ドイツ発のソーシャルエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(暗闇の中の対話)」を取材。「音や言葉の大切さ」や「どういう言葉が本当に必要とされるか」を伝える。

髙地優吾は、今年の東京パラリンピックで金メダリストとなった、競泳の木村敬一選手へインタビュー。実際に、プールで「パラ水泳」の世界を体験し、その魅力と凄さをレポートする。

森本慎太郎は、盲導犬について取材。訓練の導入部分(ドッグエデュケーション・ハーネスワークなど)を体験し、実際に盲導犬PR犬と歩行した。そして、盲導犬ユーザーへのインタビュー取材を通して学んだ、現状の課題や想いなどを報告。

田中樹は、視覚障がい者の生活を支える白杖について取材。“白杖はパートナー”と語るユーザーへのインタビューを通して、想いや現状を学んだ後、田中がサポートしながら2人で各地を歩行。その中で、「音の出る信号機」を前に、田中が感じたことなど、日々の街中で周囲の人間ができる“声かけ”や“フォロー”の理解促進・啓蒙を伝えていく。

キャッチフレーズに合わせ展開!6人の取材が朗読に!

また、今回のキャッチフレーズ「ココロのバトン MY HEART YOUR HEART」に合わせ、取材を基に制作された「ハー
トフルストーリー」を、SixTONESメンバーの朗読企画として展開。

ジェシーは、昨年放送された第46回のエンディングで代表挨拶をした児童の、“挑戦の日々”と“現在の夢”を追いかけた「中学1年生・タミヤ君の夢」。京本は、先天的な視覚障がいを持つ女性の、ボランティアを通して“伝えたい想い”を綴った「東京パラリンピックを支えた、白杖のボランティア」。松村は、自らの中途失明を経て、視覚障がい者が安全に交通機関を利用するためのシステム作りに取り組んでいた研究者の奮闘の日々と、彼の遺志を継いで研究を続けている4人の教え子たちの物語を紡ぐ「盲目の亡き恩師、その想いを継いだ教え子たち」。

髙地は、パラ水泳の金メダリスト木村敬一を支え、共に「TOKYO2020パラリンピック」を戦ったタッパーの想いや、背負い続けた重圧の日々をおった「タッパーの想い“選手と共に”」。森本は、現在世界150か国以上で目の不自由な方たちの歩みを支えている“点字ブロック”の誕生秘話を追った「点字ブロックを作った男の友情物語」。田中は、ミュージックソンの初期から制作に携わりながらも急激な視力の衰えのため、ほとんどの番組の現場を離れることになってしまった構成作家の想いを綴った「トムさんのコトバのバトン」を、それぞれ担当する。

24時間特別番組では、上記「ハートフルレポート」&「ハートフルストーリー」の他、「ミュージックソン」という名にふさわしいクリスマスソング&ハートフルソングのオンエアや、視覚障がいにまつわるさまざまな取り組み(立体コピー機・パラスポーツなど)のアナウンサーレポートも放送される予定だ。

番組の詳細は、「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」のキャンペーンホームページまで。