城田優が長年のファンだというKinKi Kids(堂本剛、堂本光一)に熱い思いを告白。また、光一と城田が超レアな失態で共鳴する一幕があった。
その模様は、12月27日(月)放送のフジテレビ『堂本兄弟2021 みんなと一緒に年忘れSP』で明かされた。
ゲストを迎えてのトークや、KinKi Kids×一流ミュージシャンの“生演奏”が見どころの音楽バラエティ『堂本兄弟』。
『堂本兄弟2021 みんなと一緒に年忘れSP』は、おなじみのメンバーが再集結する年に1度の“同窓会”として恒例のスペシャルで、ファーストサマーウイカ、井上咲楽、フワちゃん、小手伸也、城田優、髙嶋政宏が、KinKi Kidsや高見沢俊彦、西川貴教、高橋みなみとトークを繰り広げた。
堂本剛、フワちゃんとの初共演も「シノハラ(篠原ともえ)で慣れてる」
今回、ゲストが2021年を振り返り、最も印象に残るエピソードを告白した人を表彰する「堂本アワード2021」が実施され、プライベートや仕事でのエピソードを披露することに。
ファーストサマーウイカ、井上、フワちゃんが登場したブロックのオープニングトークでは、ファーストサマーウイカが「ここに来るのは夢だったんです。『堂本兄弟』は、世代的にも音楽を目指す人はみんな出たかったところ。これのために、音楽を始めたみたいなとこもあります」と、番組への思いを告白。
フワちゃんとKinKi Kidsは初共演になるが、光一が「テレビで見ちゃってるから、初めての感じがしないけどね」ともらすと、フワちゃんは早速、「本物のフワちゃんだよ、うれしい?」と“らしさ”全開。
すると、剛が「タイプはちょっと違うんだけれど、(レギュラー番組で共演していた)シノハラ(篠原ともえ)で慣れてるから。ちょっとした抗体があってね」とニヤリ。光一も「昔のシノハラを見てるみたい」と笑顔を見せながら同意した。
トークでは、3人が「堂本アワード2021」として「今年1番恥ずかしかった話」と「今年1番の自作料理」を打ち明けることに。
「今年1番恥ずかしかった話」では、「どんな大御所に怒られてもいいけど、後輩にだけはカッコいいと思われたい」というフワちゃんが、後輩の前で、篠原涼子のようにデキる女を演じていたが、ハプニングが起こり、思わずキレてしまい、恥ずかしい思いをした、と告白。
これに剛が、「(後輩と)なかなか絡む感じがないから、普通に楽屋でぼーっとしていて、『ご挨拶お願いします』みたいな感じで来た時は、(急に姿勢をよくして)『うん』ってなちゃう」と。すると、フワちゃんから「めちゃめちゃカッコつけてんじゃん!」とツッコまれ、苦笑いしていた。
フワちゃんのドラムにKinKi Kidsの2人も驚き!
また、女性陣3人は、KinKi Kids、堂本ブラザーズバンドとともに、「タイムマシンにおねがい」(サディスティック・ミカ・バンド/1974年)をライブパフォーマンス。
今年ソロメジャーデビューを果たしたファーストサマーウイカが歌を担当し、「歌は苦手」という井上がコーラスで参加。そして、フワちゃんが「一度だけ触ったことがある」というドラムに挑戦し、テレビで初演奏した。
フワちゃんが練習する様子を撮影したVTRが流れると、剛は「すごいね。練習してきてんな」と感心し、光一はライブ演奏を振り返り「経験者なのかと思った」と驚いた様子で話した。
ファーストサマーウイカもフワちゃんのドラムを「アレンジめちゃくちゃしてるんですよ。途中で立ち上がって叩いたりもしていたけど、あれはドラムを長年やってる人でも難しいから」と興奮気味に明かし、KinKi Kidsの2人も「勢いがあってよかったよ」(剛)、「素晴らしい」(光一)と絶賛していた。
城田優「キンキさん(の歌)は、めちゃくちゃ歌います」
また、映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」に出演する小手、城田、髙嶋ともトークを展開。
オープニングトークでは、カラオケの話を振られた城田が、「それこそキンキさん(の歌)は、めちゃくちゃ歌います」と言い、「本当におこがましいんですけども、『愛のかたまり』は自分のディナーショーやコンサートで歌ったり。中学、高校時代に遡ると、『若葉のころ』や『金田一少年の事件簿』、『銀狼怪奇ファイル』から全部見ています。歌も暗記して全部歌えるくらいで。つい先日、ファンクラブ内で歌ってほしい曲をアンケートを取ったら、1位が『愛のかたまり』で、それぐらい大人気でございます。僕だけじゃなくて、僕の(KinKi Kidsへの)ラブがファンの方にも伝わっていて。ずっと聴いてます」と明かし、KinKi Kidsの2人も「うれしい」と喜んでいた。
また、城田は「光一さんに関しましては、自分の舞台を見に来てくださったことがあって、そこで1度だけお会いして」と話し、「(光一が)出演者の誰よりもスター性があってキラキラしていました」とエピソードを披露。
その時、光一、城田、山崎育三郎、井上芳雄で写真を撮ったそうで、光一は「あれ、すごい大事にしてて」と打ち明けると、城田は「本当ですか!?」と歓喜。さらに「正直、芳雄くんとか育三郎はマジどうでもよくて!光一さんがいるっていうのが…」と感極まった様子で語ると、光一も「この4人がこうやって写真を撮るって、後にも先にもないかもね」と同意していた。
また、城田は剛に対して、「歌とか、小さい時からだいぶ影響を受けていますね。正直、すごい緊張してるんですよ。大好きで、目も合わせられない」と正直に明かすと、剛も「そう、さっきから目合わしてくれへんなと。ありがとうございます」と照れ笑い。さらに、城田は「ちゃんとご一緒させていただくのは今日が初めてなんで…」と緊張しつつも満面の笑みを見せていた。
城田優&堂本光一、車を忘れて帰る!?
トークでは、小手、城田、髙嶋に、「今年1番〇〇だったこと」を1エピソードずつ発表してもらうことに。城田は、山崎と尾上松也との舞台の楽屋で、山崎とともに尾上にいたずらを仕掛けるも、まだネタバラシをしていないという話を披露。それを聞き、剛は「男の子同士のドッキリって、ちょっと度を超える時や長いやつあるよね」と笑っていた。
また、「今年1番大泣きだった瞬間」というテーマでは、城田が「永遠に直らない癖」と言い、「忘れ物、失くし物が多い。家の中でもわかんなくなっちゃう。携帯がよく無くなりますね。1回、冷蔵庫から出てきたこともある」と仰天のエピソードを明かした。
さらに、車に乗って行ったことを忘れて、タクシーで帰った話をすると、光一が「俺も最近1回あった!」と興奮気味に明かし、「1週間以上、そこに置いてたの。で、(パーキングの料金が)4万円くらいになってて。そんなに頻繁に(車を)使わないんで(気づかなかった)」と告白。
それを受けて、城田が「同じ感覚の人、初めてです」とうれしがると、高橋が「いや、めちゃくちゃレアケースですよ!」とツッコんだ。
そんな中、剛が「城田くんは、背が高いから車を忘れる可能性が高いかもしれないけど、なんで忘れるかな?」とイジると、光一は「背の高さは関係ないやろ!」と爆笑しながら否定していた。
トーク終盤では、剛が最もインパクトが強かったエピソードを選ぶことになり、城田の車を忘れたエピソードをセレクトし、「とんでもないな、と思って。また、ここ(光一)も忘れてたんや!みたいな。車って忘れるもんや、っていう衝撃が強かったから」と選出理由を話した。
堂本光一「銀色 暗号」への想い明かす「『愛のかたまり』を超える曲を作ろうと思った」
最後には、KinKi Kidsと堂本ブラザーズバンドが「KinKi Kidsメドレー」として、剛が作詩、光一が作曲した「恋涙」と「銀色 暗号」を披露。光一は城田に「『銀色 暗号』を歌ってほしいな」と笑顔で声をかけると、城田は「すぐ歌います!」と即答。
また、光一が「僕の中では、『銀色 暗号』は『愛のかたまり』を超える曲を作ろうと思って作ったんですよ」と話すと、城田は「すごい失礼かもしれないけど、『愛のかたまり』のおもかげを感じるんです」と同調。
光一は「その通りです!『愛のかたまり』みたいな曲を作ろう。でも、あの曲を超えられたらいいなという思いで作りました」と当時の心境を打ち明け、城田は「やっぱりそうなんだ…」と感激。
KinKi Kidsと城田は今回は歌での共演はなかったが、剛が「いつかぜひ、ご一緒させてください」と笑顔で語ると、城田は「ぜひぜひ!よろしくお願いいたします」と快諾していた。