1月20日、映画「前科者」の公開直前舞台挨拶が行われ、有村架純、森田剛、磯村勇斗、石橋静河、岸善幸監督が登壇した。
本作は、作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画が原作。罪を犯した前科者たちの更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた作品だ。
完成作を見た感想を聞かれた森田は、「涙が出た。浄化されるというか、見終わった後にすっきりして。人の温かみを感じる映画だなと思いました」とコメント。MCから「どのシーンで泣かされましたか?」と聞かれると、「自分(が演じる前科者・工藤)にですかね」と答え、笑いを誘った。
保護司・阿川(有村)が前科者の更生を手助けする本作の物語にちなんで、イベントでは「あの時のアレは勇気づけられた」というエピソードトークも。先に「架純ちゃんは、連絡をとると『お互いに頑張ろうね』と言ってくれて、同世代からそう言われると刺激になる」と語っていた磯村。森田は、その磯村のトークにかぶせる形で、「僕も『頑張ろうね』という言葉なんですけど…歯医者さんですかね」と、まさかの回答を披露。これには会場も笑いに包まれた。
さらに森田が「年も同じくらいかな。『頑張ろう』と言われると、『よし、俺も頑張ろう』と思う」と続けると、たまらず有村が「それは治療ですか…?」と質問。森田は「治療です。(歯科は)嫌いじゃないけど、緊張するというか…。(その言葉のおかげで)乗り越えたかもしれないです」と淡々と語った。
映画「前科者」は、2022年1月28日(金)全国ロードショー。
© 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
配給:日活・WOWOW
最新情報は、映画「前科者」公式サイトまで。