福士蒼汰が主演を務める劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎「神州無頼街」の製作発表会が行われ、福士と、共演の松雪泰子、髙嶋政宏、宮野真守、演出のいのうえひでのりが登壇した。
本作は、歌あり踊りあり立ち回りありの、王道“いのうえ歌舞伎”最新作。幕末や侠客という、これまで脚本の中島かずきが、いのうえ歌舞伎では取り上げなかった題材を用いて、猥雑で妖しく、ヤクザで摩訶不思議な物語を描く。
<福士蒼汰、10歳上の宮野真守と“ラブラブ”トーク!「マモちゃんをずっとイジり倒していきたい」>
博識の若き町医者、秋津永流(あきつ ながる)役の福士は、「2020年に本来は公演する予定でしたが、コロナ禍の影響でできなくなりました。しかし、皆さまの声で中止ではなく延期となり、新感線としても、『やってみようか!』ということになりました」と説明。
続けて、「2年前にできなかったことが、今ならできることも増えて、それまで経験した分を今年出します。皆さまの気概や、一人ひとりの思いが伝わってきながら稽古をしています。一番は、マモちゃん(宮野の愛称)と共演できて嬉しいなと思っています。よろしくね、マモちゃん!」と呼び掛けて、宮野は「照れるな」とニヤニヤ。
司会者から、「(福士と宮野の)髪型も似ていらっしゃるし、背の高さも同じくらいですね」と言われると、福士は「だんだんと、血も近くなってきている気がして、血縁関係な感じがします」と仲の良さをアピールした。
宮野真守、歌唱シーンの多さに驚き「台本よりも曲数が増えている」
福士とバディを組む、陽気でお調子者の口出し屋、草臥(そうが)を演じる宮野は、「稽古が始まる前から、(福士と)プロモーションを回らせていただいているんですけど、ずーっとワチャワチャしてますね(笑)。基本的に、(福士が)ちょっかいをかけてくるんですけど。稽古場でもずっとしゃべっています」と明かした。
また、「念願の福士くんとの初共演になります。僕らは(2017年公演の『髑髏城の七人』season 月で)一緒にいたのに、ダブルチームで同じ役だったので、同じステージに立てない不思議な関係性だったんです。そのあとに、いのうえさんと少人数舞台を作ったときも、同じ企画で同じ思いを共有したんですけど、『浦島さん』と『カチカチ山』という別の作品で、また一緒の舞台に立てなかったんです」と。
そして、「でも、それがあったからこそ、パワーアップした僕らがついに、劇場で共演するというのは、一番のオススメにしていきたいところです。また、脚本のかずきさんが僕たちに当て書きしてくれた役なので、それがありがたいです。僕は口出し屋という役で、声優を生業にしているので、声とか歌とかで物語に介入していく役どころにしていただき、存分にパフォーマンスをしていきます」と意気込んだ。
いのうえは、「前にマモ(宮野)が出た、『髑髏城』でお客さんから、『なんで歌わせないんだ』という意見が出たので、今回は当て書きでもあるので、最初からちゃんと歌を組み込んだ芝居にしました。なので、思う存分に歌っていただければ」と期待を寄せた。
しかし、台本よりも曲数が増えているそうで、宮野は「めちゃくちゃ、増えているんです。ミュージカルもやらせていただいているんですけど、もしかしたらナンバーとしたら一番多いかもしれない。なので、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。7~8曲くらいあります」とコメントした。
宮野真守が明かす福士蒼汰との二人きり「ずーっと棒で突いてくる」
「宮野から学びたいこと」を聞かれた福士は、「たくさんあるんですけど…顔芸でしょ…」と冗談を言うと、すかさず宮野は「顔芸してないの!よく『変顔しています?』って言われるんだけど、顔が変なだけ」とツッコミ、会場を笑わせた。
逆に「福士から学びたいこと」を聞かれた宮野は、「真っ直ぐなんです。本当楽しそうに稽古場にいて、人の殺陣(たて)まで覚えちゃうくらい。そのピュアさが役にもピッタリで、研究熱心でストイックなところに付いて行くと、自然とスキルアップができると思っています。福士くんがやっていることを僕も観察して、バディ役として隣にいて恥ずかしくないように、僕も頑張ります」と語った。
「福士蒼汰の好きなところ」を聞かれると、「テレビとかではおとなしくしているのに、こんないたずらっ子はいないというくらいに、2人でいるときに、ずーっと棒で突いてくるんです。それでケラケラ笑っているんです。そういうお茶目なところがあって、それが役にも反映されるんじゃないかなと思っています」と笑顔で明かした。
福士が「宮野真守の好きなところ」を聞かれると、「たくさんあって、全部と言いたい(笑)。包容力があって、優しいところです。何をやっても許してくれる。でも、その裏にある闇の部分も、実は好きで。ダークサイドの暗い部分も持っているんじゃないかな、と。人間らしいところと、みんなにパフォーマンスをしているまもちゃんが見られて、すごく嬉しい。こんなにサービス精神が旺盛の人はいないんじゃなかな」と笑顔で明かすと、松雪は「愛し合っているんですね」とひと言。
最後、福士は「殺陣も多いですし、歌も多いのでド迫力な舞台にいなります。その根底には人の生き様というものも描かれているので、そういう部分も見ていただけたら嬉しいです」と締めくくった。
撮影:田中亜紀
最新情報は、いのうえ歌舞伎「神州無頼街」の公式サイトまで。
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