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松村北斗 恋愛には慎重派?「あまり波風を立てられたくない」

4月18日(月)スタート!毎週月曜22時~『恋なんて、本気でやってどうするの?』

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SixTONESの松村北斗さんが、自身の恋愛観を語りました。

4月18日からスタートするドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(略称:『恋(こい)マジ』)。

本作は、恋に本気になれない6人の男女が織りなす、群像ラブストーリー。「恋なんて人生のムダ!」と宣言する27歳の主人公・桜沢純(広瀬アリス)が、刹那恋愛主義男子・長峰柊磨(松村)と出会い、柊磨のアプローチをきっかけに2人の恋が動き出していきます。

柊磨は、フレンチビストロのギャルソン兼見習い料理人。目を見張るほどのイケメンで、女性のほしがる言葉や笑顔を返す感覚は天才的、という役どころ。そんな柊磨を演じる松村さんに、役づくりや作品への意気込みを聞きました。

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「これまであまり経験してこなかった、濃い恋愛ドラマ」

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<松村北斗 インタビュー>

――台本を読んだ感想をお聞かせください。

これまで出演してきた作品ではあまり経験してこなかった、濃い恋愛ドラマだなと思いました。台本を読んでいくと個性的なキャラクターがどんどん登場して、リアルな温度感で物語が進んでいきます。物語のスピード感もあって、テンポの小気味よさにワクワクしました。

――女性にモテて“来る者拒まず、去る者追わず”な柊磨を演じる上で、意識していることはありますか?

今の時代は、柊磨のような人が多い気がします。

ネット上にいろいろな言葉があふれていることもあり、みんな素敵な言葉をたくさん知っている。気遣いもできる。だから、相手に向けて素敵な言葉を発するけれど、本心ではなく“文字をなぞっているだけ”と受け取られてしまうこともあるのではないかな、と思います。

さらに刹那主義の人は、その瞬間を大切に生きているからこそ、言葉を口にするときに恥じらいや戸惑いがあまりないのでは、と感じます。柊磨にはその感覚があるんだ、ということを意識しました。

――ビジュアル面で工夫したことはありますか?

やっぱり恋愛ドラマなので「痩せよう!」と思いました(笑)。柊磨は、筋肉質だったり筋張ったりしているイメージではなかったので、体を絞るというより、痩せることを目指しました。

――モテる役=細身というイメージを持っているのでしょうか。

そうですね。木村拓哉さんがずっと細身でいらっしゃるので「木村さんが“正解”なんだ」と思っていて、僕も今回痩せようと考えました。

――柊磨はギャルソン兼見習い料理人ですが、お芝居で意識したことはありますか?

レストラン内では特に完璧で、隙がないところを見せようと思いました。その背景には、柊磨なりの料理へのこだわりや、レストランを求めてきてくれた人たちへの感謝や喜びがあります。

だから、女性のお客様から「一緒に写真を撮って」と求められても断りません。その結果、こだわりや感謝という枠を超えて“女たらし”に近づいていくのですが。

「女性には、男性より丁寧に接している」その理由は?

――松村さんが思う、柊磨の魅力はなんだと思いますか?

やっぱり、期待させちゃうところじゃないでしょうか。宝くじのように、「当たるわけない」と思いながら、当たる可能性もゼロではないからワクワクして当選発表を待ってしまう存在のような。

柊磨はそれでいて、すごくこだわりがある人間です。それこそ、料理に対しても。だから周りの人は、柊磨自身の心がアツくなる瞬間を見ているからこそ、柊磨により期待してしまうのだと思います。

「期待させてしまう」というのに加え、柊磨は優しいんですよね。人を傷つけたくない気持ちが、すごくあります。柊磨自身はそのバランスを図りきれていないので、知らない間に“綱渡り”のような状態になり、周りから「危ない!」とハラハラした目で見られてしまうのだと思います。

――柊磨と松村さん自身の共通点はありますか?

恋愛ではあまり波風を立てられたくない、という思いは同じかもしれません。

恋愛が影響して仕事や趣味がおざなりになるのではなく、恋愛は“恋愛の枠組み”からはみ出さないでほしいと思っていて。恋愛の波紋は、あまり大きくないほうがありがたいです(苦笑)。

――柊磨は「女性のほしがる優しい言葉や、笑顔を返す感覚は天才的」という役どころですが、松村さんご自身はいかがですか?

僕自身、女性に対しては男性より丁寧に接していると思います。というのも、同性のほうが気持ちを予測できるので、自分の中で「ここまでは言っても許されるかな?」という許容範囲が広いんです。

反対に女性は、同じ言葉に対しても何をどう感じるのかあまり分からなくて…。なので、できるだけ間違いがなさそうな、平均的な言葉を返してしまいがちです。

例えば、相手が男性だったらバンッと勢いよくツッコむところを、女性だと「これを言われたら嫌な気持ちになるかな、怖いと思うかな…」と想像して、「なるほどね!」と笑顔で返したり。

柊磨の感覚とは違うと思いますが、そういう行動をするところは似ているかもしれません。

公式HP:https://www.ktv.jp/koimaji/