広瀬すずさんと松坂桃李さんがW主演を務める映画「流浪の月」の完成披露試写会が4月13日に行われ、広瀬さん、松坂さん、横浜流星さん、多部未華子さん、李相日(リ・サンイル)監督が登壇しました。
この作品は、「2020年本屋大賞」を受賞した凪良ゆうさんによる同名小説が原作。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない・さらさ)を広瀬さんが、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき・ふみ)を松坂さんが演じます。
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イベント終了後に、広瀬さん、松坂さん、横浜さん、多部さんにフジテレビ『めざましテレビ』の永尾亜子アナウンサーがインタビューしました。
松坂桃李のやめられない背徳感「お風呂場で…」
永尾アナは、劇中の夕飯のアイスクリームを食べるシーンにちなみ「ついつい、よくないとわかっていてもやってしまう、やめられないこと」を質問。
多部さんは「夜中にお菓子を食べてしまう」と答え、「あと1個、あと1個って思ってパクパク食べちゃうのはやめられないですね…」と明かしました。
広瀬さんは、「どれだけ胃もたれしてても揚げ物が大好きなんで、クセのように視界に入ったら食べちゃうんです」とコメントし、松坂さんは「もう動いちゃうんだ、手と口が」とさらに質問。
広瀬さんは「そうです。それは最近やめたいことです」と笑いながら答えました。
松坂さんが、「夏、お風呂でアイスを食べます」と語ると、横浜さんは「溶けません?」と驚いた様子。
松坂さんは、「溶けないのよ!」と返しつつ、「おいしいんですよ。お風呂でアイスを食べるという背徳感」と説明しました。
横浜さんは、「子どもみたいでいやなんですが」と前置きしつつ、「炭酸飲料を水のように飲むってことですかね。前から注意されるんですけど、虫歯があっても俺は普通に飲んでいて、今は虫歯は完治したんですけど。でもやっぱり、止められない」と力説すると、多部さんはニコニコ。
松坂さんが多部さんを見て「めちゃめちゃ笑っている(笑)」と反応すると、多部さんは「かわいいなぁと思って(笑)」と満面の笑みを浮かべ答えました。
作品概要
雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗(広瀬すず)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂桃李)。
引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2か月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。
それから15年後。“傷物にされた被害女児”とその“加害者”という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。
しかし、更紗のそばには婚約者の亮(横浜流星)がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷(多部未華子)が寄り添っていて…。
映画「流浪の月」は、5月13日(金)より、全国ロードショー。
©2022「流浪の月」製作委員会
配給:ギャガ