勝手に開催!「埼玉 麺-1グランプリ2022」で、ご当地麺ナンバーワンを決定しました。
4月19日(火)放送の『所JAPAN ニッポンのそんなトコロくらべちゃう!?SP』(カンテレ・フジテレビ系)では、麺に熱い情熱とプライドを持つ、さいたま市大宮区、白岡市、所沢市、行田市のご当地麺料理を紹介。ご当地麺ナンバーワンを決めました。
スタジオには、所ジョージさん、佐々木希さん、カズレーザー(メイプル超合金)さん、河合郁人(A.B.C-Z)さん、窪田正孝さん、田中直樹(ココリコ)さん、若槻千夏さん、VTRで遠藤章造(ココリコ)さんが登場しました。
大宮が放つパスタ界の革命戦士
東京から電車で約30分、さいたま市大宮区からは、“大宮が放つパスタ界の革命戦士”「大宮ナポリタン」がエントリー。
もちもちのスパゲッティにケチャップの酸味と甘みが融合したナポリタン。一見普通のナポリタンですが、この「大宮ナポリタン」には、とんでもない特色と名物となった理由がありました。
番組スタッフが、その仕掛け人である大宮ナポリタン会のみなさんを訪ねると、「大宮ナポリタン」は、5年ほど前に生まれたといいます。
望月会長は「(大宮駅)東口に人が集まらなくなり、集めるにはどうすればいいのかと考え、『飲食で人を集めたら?』というのがスタート」と明かしました。
昭和の時代、駅前に点在していた喫茶店のナポリタンは、ボリュームがあり手軽に食べられることから、鉄道マンに人気だったことと、大宮の名所・氷川神社の色と地元のプロサッカーチーム・大宮アルディージャのチームカラーがくしくもオレンジということから「ナポリタンでいこう!」ということに。
そんな、「大宮ナポリタン」の認定ルールは2つ。
・埼玉県産の食材を1種類以上、料理に使用する。
・オレンジ色でおいしければOK
スタッフが「(ルールが)ゆるくないです?」と尋ねると、望月会長は「ゆるいので、みんなが作れる。だから、みんなが参加できる」と語ります。
その狙い通り、大宮駅周辺には50店舗以上のお店で「大宮ナポリタン」を提供。
しかも、店舗ごとに独特な作り方があるそうで、望月会長は「そこが大事!50店舗行ってもらえればわかる」と念押ししました。
「みなさんがそこまで言うなら…」と、番組では「大宮ナポリタン50店舗制覇」を掲げ、実際に各店舗の味の違いを調査。
温泉卵がのっているものや、自家製ソーセージと一緒に炒めたもの、自家製のトマトソースであえたもの、うどんで作ったものまで、一風変わった「大宮ナポリタン」がたくさん登場しました。
暴走するノージャンル!
新宿駅から湘南新宿ラインで45分、今年で市制施行10周年を迎える白岡市からは、“暴走するノージャンル!”「シラオカ麺」が登場。
そんなノージャンルな「シラオカ麺」の認定ルールは2つ。
・白岡の「白」を表現する。
・白岡のものをなんでもいいから料理に1つ使用する(白岡のスーパーで買った食材でも可。産地不問)。
そばでもうどんでも、麺ならなんでもよく「白ければなんでもOK!」だそう。
このルールのゆるさのおかげで、白湯スープのシラオカ麺や、豆乳白湯シラオカ麺など、「大宮ナポリタン」と同じくバラエティ豊富。
「ガチガチにルールを固めてしまうと、提供してくれる飲食店が少なく(なる)。なるべく多くの飲食店に参加してほしい」との考えから、ゆるいルール設定になったのだとか。
2017年に、9店舗で産声を上げた「シラオカ麺」。
しかし、コロナ禍の打撃を受け、閉店や提供を終了するお店が相次ぎ、現在では4店舗に減少しているとのこと。
番組は、現在でも「シラオカ麺」を提供している「とんかつ 福いち」へ。
店主の原田一也さんは、これまで何度も試作品を作り、およそ1年かけて「シラオカ麺」を完成させたといいます。
このお店の「シラオカ麺」のシンボルとなる白いはんぺんには、白岡市のご当地キャラ“シラオ仮面”の焼印を入れるこだわりよう。
さらに、「スーパーで買ってもOK」というゆるいルールにも関わらず、畑で採れた新鮮な大根やニンジンを使用しています。
原田さんは「生産者の顔が見られるというのは、一番いいですよね。私は、こちらの方がいいと思います」と、ご当地愛あふれるこだわりを見せました。
所沢発 麺歴5年の超大型ルーキー
西武池袋線特急ラビューで20分、近年都市開発も進む所沢市からは、“所沢発 麺歴5年の超大型ルーキー”「ところざわ醤油焼きそば」が登場。
味付けに使用するのは、江戸時代から続く老舗の「深井醤油」が開発した“焼きそば醤油”です。
ニンニクやショウガなどをブレンドした、うま味がたっぷりの特製醤油。専用に作られたもちもち麺と絡まると、焼きそば通も舌を巻く絶品の味になるのだとか。
市内にはこの「ところざわ醤油焼きそば」を出すお店が60店舗以上も存在。
中には、納豆をトッピングしたものや、あんかけにしたものなども。
なぜ、所沢で醤油焼きそばがブームになったのか、この料理を初めて市内で売り出した「食処酒処 新むさし」の小澤正明さんと栄子さんに話を聞くと、「(5年ほど前に)たまたま醤油屋さん、製麺屋さん、市長さんがいるところで、(お酒を)飲んでいるノリで『何か作る?』みたいな…」と説明。
そんな飲みの席で生まれた料理を、市内に広めるのに大きく貢献したのが、大正15年創業の老舗製麺所「見澤食品」の見澤英一社長。
見澤社長は、「ところざわ醤油焼きそば」を広めるために、キッチンカーを約300万円かけて自腹で製作し、イベントやお祭りなど人が集まる場所に出向き、知名度をアップさせたのだそう。
また、自腹で作ったのはキッチンカーだけではなく、店先で立てるのぼりやチラシも製作。100軒以上の取引先を訪問し、「ところざわ醤油焼きそば」を提供してもらうように頼んだといいます。
見澤社長は、「最初は『ところざわ醤油焼きそばって何?』という反応が多くて『何でも所沢ってつければいいってもんじゃない』というふうに言われました。新しい商品を作るということは、新しいものを仕入れなければいけない。店の方もいろいろと慎重になりますからね」と、ブームになるまでの苦労を明かしました。
100年の歴史を包み込んだ逆襲の大正世代!
JRから秩父鉄道に乗り換え東京から約1時間45分、行田市からは、“100年の歴史を包み込んだ逆襲の大正世代!”「フライ焼きそば」がエントリー。
お好み焼き風の生地に、濃厚なソースで炒めた中華麺を包み込む「フライ焼きそば」は、もともとは“富が来る”という意味の「フライ(富来)」から派生した料理。
「フライ」は、大正時代から続くソウルフードで、行田の主産業だった足袋工場に勤める女性従業員たちのおやつとして普及していたそうです。
その「フライ」に包む具材として発展したのが、「フライ焼きそば」でした。
また、行田の石井直彦市長から、「これも宣伝しておいて!」と提案されたのが「ゼリーフライ」。
「おから、じゃがいもが入っていて、食物繊維ばっちりです!」と、笑顔のゴリ押しにより、こちらの料理もセットでエントリー。
番組は、その2つを提供している人気店、店主・大澤照夫さんが営む創業25年の「かねつき堂」へ。
そのこだわりを見せてもらおうと、早朝4時半にスタッフがお店に向かうと、「でき立てのおからを群馬県へ行って調達してきた」と大澤さん。
「おからは、夏場温度が高いと腐り始める。なので、フレッシュさにはこだわる。冷凍にしたら味が全然違う。自分のポリシーじゃない。そういうものは、お客さんに出したくない」と語ります。
原材料の高騰が著しいなか、値段をキープするのは難しいはず。それでも、大澤さんは「10円高くしたら、子どもさんが買えなくなる。そういう子どもさんも大事にしたいわけ」。
おかみさんの薫さんも「お金儲けでやってない。みんな受け入れてくれたってことだけ」とニッコリ。
お店は丸25年を迎え、2人は「よく持ったね」と笑い合いました。
埼玉県の各市町村のご当地麺は、その地元に生きる人たちの“愛”によって作られていました。
スタジオでは、所さんの指名で、田中さんが「埼玉 麺-1グランプリ」の初代チャンピオンを決めることに。
田中さんは、悩みながらも「シラオカ麺」を選出。
その理由を「これからの伸びしろを考えたら、白岡が一番だと思うんです。(VTRを見ていた)みんなの心に引っかかったのは、“シラオカ麺”じゃないですか!」と答え、スタジオは笑いに包まれました。
ほかにも番組では、人気温泉地・群馬県の草津温泉と個性豊かなスーパー銭湯や温泉が集まる“お風呂王国”・埼玉県を、遠藤さんと河合さんが徹底比較しました。
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