斎藤工フランスで「自分が埋められる穴を掘った」リリー・フランキー、山口智子に語った恐怖の拉致体験

イラストレーター・俳優のリリー・フランキーさん、俳優・映画監督の斎藤工さん、俳優の山口智子さんの3人が『ボクらの時代』で鼎談しました。

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10代の頃「自由になりたい」と、バックパッカーとして世界を放浪していたという斎藤さんに、山口さんが「一番大変だったことはある？命の危険とか」と質問。

 

斎藤さんは「半拉致っぽいことをされた」と告白し、
命の危険を感じたという驚きのエピソードを明かしました。

フランスを旅行中、パリで一番安いホテルに泊まったという斎藤さん。

 

「僕の隣の部屋のドアを蹴破って、いわゆるマフィア的な人たちが入って行った。
ガラスの割れる音とか、女の人の悲鳴が聞こえて。
ホテルの人たちは結構冷静に『警察呼ぶぞ』と言っていたけど、僕はなにも動けなかった…」といいます。

 

斎藤さんはその後、出かける用事があったため外出すると「その６人組くらいの集団がいなくなった後出かけたら（マフィア的な集団と）方角が一緒だった。
『お前、さっきいたやつだな』とカタコトの英語で話され『警察に行くんだろう？車に乗れ！』と言われた」と、犯人の車に乗せられたことを告白。

 「ヤバイと思っていたら車が走りだし、人里離れた畑みたいなところに連れて行かれた」と、車で連れ去られたことを明かすと、山口さんとリリーさんは「本当に映画みたい…」と驚きを隠せない様子でした。

 

斎藤さんは続けて「車から降りたときに、多分、僕を埋めるための穴を『掘って』と言われたんです。
そのとき、当時18歳とかでおばあちゃんと住んでいたんですが『おばあちゃんより先にいなくなるのか…』と結構冷静に考えた」と、突然の恐怖体験に死を覚悟したことを語りました。

 

しかし、その後「そんなにまだ穴を掘っていないのに、奪われたパスポートとかを投げ込まれて、あれ…？と思っていたら、『ジョークだ』『take care（気をつけろ）』と言われて、犯人たちは去って行ったんですよ」と、結果的に命が助かったことを明かしました。

 

リリーさんと山口さんも「ちょっと待って意味わかんない…」と、驚きのあまり笑うと、
斎藤さんも「すごいな、世界は…という体験をしました」としみじみと語りました。

 

 

（「ボクらの時代」2024年2月4日放送より）

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