『やんごとなき一族』第5話に、森田甘路さん、葉山奨之さんが出演します。

『やんごとなき一族』は、講談社「Kiss」で連載中の、こやまゆかりさん作の同名コミックが原作。

庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(しのはら・さと/土屋太鳳)が、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄(ほんろう)されながらも、夫・深山健太(みやま・けんた/松下洸平)とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”です。

森田さんが演じるのは、有沙(馬場ふみか)のお見合い相手となる香川友貴(かがわ・ゆうき)。

多くの貨物船を所有し、財を成してきた大手貿易会社「香川貿易」の一人息子で、学生時代は柔道にのめり込み、卒業後も仕事一筋。

女性との出会いがない人生を送ってきましたが、佐都のある行動がきっかけで有沙との縁談話が持ち上がることに。

女性を値踏みするようなデリカシーのない友貴の言動に、有沙は拒否反応を示しますが、お見合い当日に圭一が香川家のある経歴を知ったことで、事態は急展開し…。

森田さんは『モテキ』(2010年/テレビ東京)をはじめ、『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(2016年/TBS系)や『ブラックペアン』(2018年/TBS)、映画「イニシエーション・ラブ」(2015年)など話題策に出演。WEBドラマ『でぶせん』(2016年)では、ドラマ初主演を務めています。

森田さんが木曜劇場に出演するのは、『知ってるワイフ』(2021年/フジテレビ系)以来、1年ぶりのこと。

葉山さんが演じるのは、有沙の交際相手である植木職人の青年・中島俊也(なかじま・しゅんや)。

やや気弱なところもありながらも、「いつか自分の造園会社を立ち上げる」という夢を叶(かな)えるため、日々懸命に働いています。

深山家とは縁のない世界で生きてきましたが、ひょんなことから有沙と出会い、二人は深山家に内緒で交際することに。俊也の存在が、突然の縁談に揺れる有沙の未来を大きくかき乱していきます。

葉山さんは、2011年に『鈴木先生』(2011年/テレビ東京)でデビューして以降、『Nのために』(2014年/TBS)や、連続テレビ小説『まれ』(2015年/NHK)、主演を務めた『セトウツミ』(2017年/テレビ東京)など、話題作に相次いで出演。

葉山さんが木曜劇場に出演するのは『ストロベリーナイト・サーガ』(2019年/フジテレビ)以来、3年ぶりのこととなります。

佐都の奔走が思わぬきっかけとなり、巻き起こった有沙のやんごとなきお見合い騒動。佐都と健太は、望まぬお見合いを拒む有沙を救うことができるのでしょうか。友貴と俊也、二人の男性が生み出す波乱の展開が待っています。

『やんごとなき一族』第5話は、5月19日(木)22時より、フジテレビで放送されます。

森田甘路 コメント>

――台本を読んだ印象は?

かつてフジテレビで放送されていた昼ドラシリーズをほうふつさせるようなテイストの作品で、脚本を読んでいてゾクゾクしました。

――御曹司の役を演じるにあたり意識したこと、撮影現場でのエピソードがあれば教えてください。

すでに強烈な登場人物たちがいる中に乗り込んで、一波乱起こすようなクセのある役なので、撮影が始まる前までは「やんごとなき一族の方々に負けないようにしなきゃ!」とプレッシャーを感じていました。

いざ撮影が始まってみると、監督からいい意味で「やりすぎです(笑)」と言われたので、個人的には狙い通りだったと思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

思ったことをついつい口に出してしまう香川は、一見デリカシーがないように見えますがチャーミングな一面も持ち合わせているので、ぜひそこの部分を評価して許してやってほしいです。

<葉山奨之 コメント>

――台本を読んだ印象は?

テンポがあって展開の気になるシーンが満載で、自分も一視聴者として楽しみたいと思える内容でした。

独特な世界観と個性豊かなキャストの中に、自分も一員として参加させていただけたこと、うれしく思います。

――演じるにあたり意識したこと、撮影現場でのエピソードがあれば教えてください。

植木職人として働いている俊也は、豪華な深山家とは一見釣り合わないキャラクター。なんでこの人が有沙と付き合っているのか、きちんと納得できるように愛されるキャラクターであろうと思っていました。

現場では、とても温かく迎え入れていただき、安心して芝居に参加できました。

土屋太鳳さんとは、朝ドラや映画でご一緒した以来で、久しぶりに出会えたことが感慨深く、うれしかったです。

当時のことを思い出しながら「お互い、何も変わっていないね」という話になりましたが、僕としてはちょっと成長した姿を見せられたらと思っていたので、「全然変わっていない」というのが、ちょっと悔いが残りました(笑)。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

「笑顔を大事に」と監督に言われ、意識をしたので、明るい表情の俊也がたくさん見られると思います。

みなさんが作りあげた第4話までとは、世界観が異なるところもあり、そのスパイス的な存在になれたらと思って演じたので、ぜひ温かく見守っていただけたらうれしいです。

<第5話あらすじ>

深山佐都(土屋太鳳)と健太(松下洸平)は、圭一(石橋凌)から命じられたレストラン招聘(しょうへい)の手柄を深山明人(尾上松也)と美保子(松本若菜)に奪われたものの、佐都たちを気に入ったマダムキリコ(長谷川京子)の協力によりなんとか窮地を脱する。しかし、そんな二人に、新たな問題が襲いかかる。

末っ子の有沙(馬場ふみか)に見合い話が持ち上がったのだ。相手は貿易会社の御曹司・香川友貴(森田甘路)。佐都は仲人の根岸(田山涼成)から圭一への取りなしを頼まれていたが、うっかり忘れていた。有沙は、そんな佐都のことを責め立てる。

健太は、家のつながりを重要視する圭一ならこの縁談にはのらないだろうと有沙を慰める。ところが、見合いの席で香川家の経歴を耳にした途端、圭一の目の色が変わり…。

佐都と健太、久美(木村多江)は有沙の縁談を考え直すよう圭一を説得するが、圭一は聞く耳を持たない。その上、圭一は有沙を部屋に閉じ込めておくよう厳命する。

困り果てた佐都と健太は、有沙との縁談を断ってもらうよう、香川に直接頼み込む。その後、二人が家に戻ると、有沙が姿を消していて…。

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