『僕の大好きな妻!』より、中田喜子さんのコメントが到着しました。

百田夏菜子(ももいろクローバーZ)さんが初主演を果たす、土ドラ『僕の大好きな妻!』(東海テレビ・フジテレビ系)は、発達障害と診断された妻・北山知花(百田)と、夫・悟(落合モトキ)が前向きに生きる、ささやかな日常を描いたラブストーリーです。

第3話は、漫画賞へ応募する作品作りに集中する悟の代わりに、知花が漫画工房を手伝うことに。そんな北山家に、突如知花の両親が訪問してきて波乱の予感…。

日々巻き起こる問題を乗り越えていく二人をやさしく見守り、要所で的確なアドバイスを送るのが、知花の主治医である宮野森楓(中田喜子)。

ドラマを支えるキーパーソンである中田さんに、話を聞きました。

実は、医師を演じるのは今回が初めて

<中田喜子 コメント>

――中田さん演じる、宮野森楓について教えてください。

私が演じる宮野森楓は、発達障害を診るクリニックの医師。

もともとは外科医でしたが、ある出来事をきっかけに大人の発達障害を診察する精神科医になるんです。

そんな宮野森医師の過去は、ドラマの中で徐々に明らかにされていくので、楽しみにしていてください。

長く女優をやらせていただいていますけれど、実は、医師を演じるのは今回が初めて。しかも、外科医や内科医とは違うタイプの医師なので、知り合いからも情報を得ようとしたのですが、発達障害専門の医師の方になかなかたどり着けませんでした。

そんなことからも、このドラマが描く「大人の発達障害」が、社会で認知されていないことを実感しましたね。

――演じるうえで心がけていることはありますか?

発達障害には、さまざまな特性がありますが、感覚刺激の敏感さもそのひとつ。

ドラマの中でも、知花が大きな音を聞いて耳をふさぎ、しゃがみ込んでしまうといったシーンが出てきます。

普段のお芝居では、セリフを言う際に声を張りますが、今回はそうした発達障害の方と日々接する医師の役なので、あえて声を張らないように心がけています。

お芝居の「間」についても、普段よりもゆっくりとしたテンポで話すようにしています。

――知花を演じる百田さんの印象は?

発達障害を抱えるという難しい役どころですが、そんな知花を演じるのが百田さんだというのは、ベストキャスティングではないでしょうか。

ドラマの中でも、発達障害ゆえの問題が、毎回のように起こります。けれども、それらをひとつひとつ受け止めたうえで、明るく前へ進んでいく。

そんな役に、百田さんはピッタリだなと感じました。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

第2話の中に、宮野森医師の「相手を知るのも大事よ。それは、発達障害の特性があってもなくても関係なくね」というセリフがありました。

ネット社会の現代ですけれど、やはり人と人が向き合うことは大切ですよね。このドラマは、知花が発達障害だと知ったところからスタートしますが、そんな彼女に周囲からやさしく、温かい手が差し伸べられる。そんなドラマになっています。

夜の時間帯に少し心が温かくなって、そして一日を終えられる。やさしい気持ちになれると思うので、一人でも多くの方に見ていただきたいですね。

百田夏菜子さん主演『僕の大好きな妻!』第3話は、6月18日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

<第3話あらすじ>

「漫画賞、目指しなさい」――。師匠の漫画家・野村萬坊(小倉久寛)の一言で、2週間の休みを言い渡される悟(落合モトキ)。

代役として知花(百田夏菜子)がアルバイトをすることに。 萬坊やチーフアシスタントの佐竹(徳重聡)から褒められ「自分にもできることはある!」と勇気をもらう知花。

そんな中、知花の両親が北海道から突然上京。母・夕子(中島ひろ子)、父・一雄(春田純一)はまだ知花の障害のことを知らない様子で…。

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