川栄李奈 涙の舞妓に共感「心が通じ合うような感じがした」
7月10日(日)14時~『ザ・ノンフィクション』
川栄李奈さんが、揺れ動く20歳の舞妓の物語を読みました。
川栄さんは、7月10日(日)放送の『ザ・ノンフィクション「泣き虫舞妓物語 2022~夢と希望と涙の行方~前編」』(フジテレビ/関東ローカル)のナレーションを担当。
京都の花街で、憧れの舞妓になるため、15歳で故郷の長崎を離れ、単身で置屋の門を叩いた少女の夢と希望…そして、涙の物語です。
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夢と希望にあふれていた少女が「この世界には向いてない」と涙し…
幼少期から舞妓に憧れていた寿仁葉(じゅには)さん(20)は、中学卒業後、長崎の実家を出て、京都の花街にある置屋へやってきました。
大きな夢と希望を胸に、大変な修行にもひたむきに打ち込み、順調に舞妓デビューをかなえますが、次第にその歯車が狂い始めていきます。
舞妓や芸妓たちが「お母さん」と慕う置屋の女将は、寿仁葉さんの心の弱さを案じていましたが、寝食をともにしてきた先輩の舞妓が置屋を去り、後見人として面倒を見てくれていた芸妓も花街を離れていったことで、その心配は現実のものとなりました。
相談相手もいない、独りぼっちの修業生活。そこへ、やってきたコロナ禍…。
京都の町や花街から人影が消え、お座敷はほぼなくなり、稽古も中止に。寿仁葉さんも、部屋にこもる日々が続きました。いつしか昼夜逆転の生活となり、稽古が再開しても、起きられず、体が言うことをきかない…。
自分のふがいなさに、寿仁葉さんは「私はこの世界に向いてない。こんなやる気のない子はいてもしょうがない」と涙を流します。
5年目を迎える舞妓は、まもなく“卒業”し、芸妓(げいこ)になるのがこの世界のルールです。
寿仁葉さんの将来を案じる女将は、決断を迫られます。追い込まれた彼女は…。
寿仁葉さんの5年の奮闘と葛藤を、カメラが見つめます。
フジテレビュー!!では、ナレーションを担当した川栄さんにインタビュー。舞妓への印象や、自身との共通点などを聞きました。
15歳で芸能界入りし、レッスンづけの日々は「つらかった」
<川栄李奈 インタビュー>
――ナレーションを終えての感想は?
舞妓さんといえば、すごく華やかな世界の方、という印象があるくらいだったので、こんなふうにお稽古を積んで、舞妓さんから芸妓さんになって…といった(段階がある)ことを、今回初めて知りました。
修業期間からしても、とても大変なお仕事なんだと感じました。
――今まで役で演じるなど、舞妓さんとの接点は?
役で演じたこともないんです。ただ、朝ドラの撮影を京都で行っているときに、お茶屋さんの前を通りかかって、早朝にもかかわらず、舞妓さんが掃除や支度をしているのを見たことがありました。
そのときに、「自分の芸事だけではなく、周囲のこともやらなければいけないんだろうな」と思い、きっと想像以上に大変なお仕事だろう、と思いました。
――中学を卒業し15歳で舞妓さんを目指す人が多いとありましたが、川栄さんも同じころに芸能界入りしていますね。
自分も15歳ころに入って、当時は毎日レッスンに行くというのが続いていて、苦しいと感じることが多いですね。
舞妓さんも毎日稽古づけで、お休みがあまりないというところも同じですし、稽古がつらくて涙が出ちゃう、というのもすごくわかりました。
当時は、レッスンがつらすぎて、本当に泣いていましたし、行きたいのに部屋から出られない、それで遅刻してしまう、というのも同じでした。
――寿仁葉さんも、行こうと思っても起きられない、体が言うことを聞かない、という状態に陥ってしまいました。
高校生のころに、そういう状態になったことがありました。そこを乗り越えてしまえば楽しくなるんだと思いますけど、そこを乗り越えるのがなかなか難しくて…。
外から見ると、「甘えている」と言われるかもしれないですけど、本当にそういう状態になるんだ、というのを経験しているので、寿仁葉さんの気持ちがすごく分かりました。
そういうことがあった分、心が通じ合うような感じがしました。
――芸妓さんになるまでの修業期間は5年ほどだとありましたが、川栄さんもグループ活動は5年間で、そこも共通点ですね。
そうですね。5年を過ぎてしまうと芸妓さんになれない…一般的な職業でそういったリミットがあることってあまりないですよね。年齢に制限があるというのも、プレッシャーに感じることだろうと思いました。
あとは、私は先輩に助けられたことも大きかったので、寿仁葉さんもそうなのかな、と思いますし、そういった先輩、支えてくれていた人がいなくなって、自分が上になっていく…そのつらさもよくわかりました。
ただ、自分がそうでしたが、後輩ができるとまた変わっていくのかな、とも感じました。
――そんななかでも特に、共感した部分、印象的だったシーンといえば?
お稽古中に、師匠からダメ出しをされて、涙を流しているシーンは、自分の若いときを見ているようで心に来ました。
やる気はあるけど、体が追い付かない。それで怒られて、こっちもイライラして「わかってるのに」みたいな気持ちになるんですよね。
見ていて「ああ…」となりました。
――川栄さんは、そういった苦境をどう乗り越えたのですか?
一番は、周りの人の支えかな、と思います。両親の支えも大きいですね。引き留めたりせずに「嫌だったら辞めたらいいじゃない」みたいな軽い感じで、見守ってくれる両親だったので、助けられました。
――また、今日は、収録後に女将さんと話す機会がありましたね。
おかみさんの京ことばは、きれいでしたね。大河ドラマに出演したときに、京ことばを使ったのですが、あのときに(お手本として)聞いていた言葉そのままで、感動しました。ありがたい機会でした。
<ナレーションの一部を先取り紹介>
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