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新月10ドラマは長澤まさみ主演『エルピス—希望、あるいは災い—』

10月放送スタート!毎週月曜22時~『エルピス—希望、あるいは災い—』

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10月スタートの“月10”ドラマは、長澤まさみさん主演の『エルピス—希望、あるいは災い—』に決定。

長澤さんにとって『コンフィデンスマンJP』(2018年/フジテレビ)以来、4年半ぶりの連続ドラマ主演作となる今ドラマは、実在の複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品です。

スキャンダルによって、エースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と、彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追うなかで、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描きます。

恵那とともに行動する、うだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗役として、眞栄田郷敦さん、恵那と拓朗の先輩で、報道局のエース記者・斎藤正一役として、鈴木亮平さんが出演します。

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エルピス(Elpis)とは――

古代ギリシャ神話で、中からさまざまな災厄が飛び出したと伝えられる「パンドラの箱(壺)」に唯一残されていたものとされ、良きことの予測として「希望」、悪しきことや災いの予測として「予兆・予見」とも訳される言葉。

このドラマでは、真相に迫っていく過程で登場人物たちはさまざまな「希望」を見出しますが、自身やその周囲、所属する組織に対し、痛みや破綻といった「災い」も降りかかります。

はたして、彼らがパンドラの箱を開けたことでもたらされる、混沌の先に残されているのは、希望か、それとも災いか。

エースの座から転落したアナウンサーが冤罪疑惑を追う

長澤さんが演じる、主人公の恵那は、大洋テレビのアナウンサー。

入社当初は、抜群の容姿と好感度の高さから「10年に一人の逸材」と持てはやされ、本人の報道志向もあり、ゴールデンタイムのニュース番組のサブキャスターを務めます。しかし、複数番組を担当する激務のなかで次第に疲弊していき、徐々に人気に陰りが見え始めたところで、週刊誌に路上キス写真を撮影され、ニュース番組を降板。

現在は、社内や視聴者から「落ちぶれた」と、うしろ指をさされながら、“制作者の墓場”と揶揄される深夜の情報番組『フライデーボンボン』のコーナーMCを担当。

物語では、番組で見せる華やかなアナウンサーの表情とは異なる恵那が抱える葛藤・苦悩が随所で描かれます。

アナウンサーとして前途洋々だった恵那が、“自分の価値”を失い、変ぼうを遂げてしまった理由とは…。そして、拓朗から持ちかけられたある連続殺人事件の真相を追うなかで、彼女が再び見出す“自分の価値”とは?

自己評価が高く、能天気でマイペースな性格の新米ディレクター

眞栄田さんが演じる拓朗は、恵那とともに行動する『フライデーボンボン』で芸能ニュースを担当する新米ディレクター。

弁護士夫婦の息子として裕福な生活を送り、エスカレーター式に名門私立大学へ進学。なんとなく始めた就活で大洋テレビに採用され、制作部に配属されます。

家庭環境とルックスも相まって自己評価が高い上、能天気でマイペースな性格のため、ディレクターとしての実力・評価は低く、現場では怒られてばかり。

一見、何不自由ない人生を送っているような拓朗ですが、実は彼もまた“自分の価値”を失った過去の出来事を、記憶の底に抱えています。

物語は、ひょんなことから拓朗が連続殺人事件の犯人とされる死刑囚の冤罪疑惑を知り、恵那に持ちかけるところから始まります。

恵那とは対照的に、世間知らずで空気が読めない拓朗の行動は、ときに恵那を感化することも。そんな恵那と拓朗のコンビが、巨大な組織に対して、ときに傷つき、ときに足並みを乱しながらも、真相に向かっていく姿が描かれます。

大洋テレビ報道局のエース記者

鈴木さんが演じるのは、大洋テレビ報道局のエース記者・斎藤正一。

拓朗の新入社員時代に指導担当だった縁で、恵那と拓朗が追う連続殺人事件の冤罪疑惑について相談に乗ります。

面倒見がいい先輩として、そして政権中枢の要人とも懇意な間柄の官邸キャップとして、斎藤の存在は2人にとって大きな味方です。

脚本・渡辺あや、演出・大根仁、音楽は大友良英が担当

脚本は、連続テレビ小説『カーネーション』(2011年/NHK)や、映画「ジョゼと虎と魚たち」(2003年)をはじめ、数々の名作ドラマ・映画を世に送り出し、今作で初めて民放連続ドラマの執筆をする、渡辺あやさん。

演出は、長澤さんも出演した映画「モテキ」(2011年)や映画「バクマン。」(2015年)をはじめ、数多くのヒット作の監督を務めてきた、大根仁さん。

さらに、劇中音楽を作曲するのは、連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年/NHK)、大河ドラマ『いだてん』(2019年/NHK)、映画「花束みたいな恋をした」(2020年)などを手がけた、大友良英さんと、強力なスタッフが集結。

実在する事件に着想を得た“冤罪”という重厚な題材を扱いながらも、リアリティに富んだコミカルな会話劇や、スリリングな展開と演出で見る者の感情を大きく揺さぶる今作。新しい社会派エンターテインメントが誕生します。

『エルピス—希望、あるいは災い—』は、10月スタート!毎週月曜22時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。

<長澤まさみ コメント>

――この企画、脚本について、どんな印象を持ちましたか?

世の中にある正義って、具体的に何を指しているのか戸惑うことがあります。

自分の正義を貫くことも容易ではないし、人それぞれひたむきに今と戦っているんだなと思います。目の前に起こることに夢中になって、明日を生きる。

そんなふうに、人生を歩めたらいいなと思いました。渡辺あやさんの物語と時間の流れに、身を委ねて楽しんでもらいたいです。 

――長澤さん演じる、浅川恵那という人間とどう向き合っていきたいですか?

自分の中にある、“恵那み”を絞り出して演じたいです。共感することの多い役でした。落ち着いて、起こる出来事に反応していきたいです。 

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

スピード感のある作品になるのではないかと思います。登場人物それぞれの息づかいを感じて、自分を重ね合わせて見てもらいたい作品です。

最後まで何が起こるか、見届けてください。 

<眞栄田郷敦 コメント>

――この企画、脚本について、どんな印象を持ちましたか?

台本を読んで一番最初に感じたことは、キャラクターがみんな人間臭いということ。

なんでかなって考えてみると、リアルな人間がみんなもつ弱さや多面性がそれぞれのキャラクターに描かれているからなのかなと感じました。

何が表で何が裏なのか、何が正義で何が悪なのか、そういった人間や物事の本質についてすごく考えさせられる台本でした。

――眞栄田さん演じる、岸本拓朗という人間とどう向き合っていきたいですか?

家庭環境や経歴、ルックスなど、一見何不自由ない人生を送っているように見える拓朗ですが、実は大きなトラウマを抱えている人物です。

揺らぐことも多く、どんどん心情が変化していく様、人間臭さを表現できればと思ってます。

普段は、その役のベストを探ることが多いですが、今回拓朗を演じるにあたっては、やりすぎと言われるくらいやってみたいと思ってます。

題材、役どころ、共演者の方々を含めて、とにかく思いっきりぶつかっていきたいです。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

世の中や人間のリアルが描かれてる作品だと思います。少なくとも僕は、こんな作品見たことないです。みなさんも、ご期待ください。

<鈴木亮平 コメント>

――この企画、脚本について、どんな印象を持ちましたか?

これほどのオリジナル脚本にはそうそう出会えるものではありません。

初めて読ませていただいたとき、その寸分の隙(すき)もない、磨き上げられた完成度とエンタメ性に驚きました。

冤罪事件を通して主人公たちの内面を、その先に正義や政治の本質までをも描ききった脚本家の渡辺あやさんや、佐野(亜裕美)プロデューサーたちの気概に心から敬服しました。

――鈴木さん演じる、斎藤正一という人間とどう向き合っていきたいですか?

忠義と野心、正義と卑怯、愛情と冷酷、相反するものが同居する人物として、個人的に非常に共感できる人物でした。

長澤さん、眞栄田くんと息を合わせ、丁寧に、多面的に、人間味のある人物として演じていけたらと思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

今から素晴らしい作品になる予感をひしひしと感じております。この社会の一員として生きることは何かと戦い続けることでもあります。毎日戦っている視聴者のみなさまにも、主人公・恵那と拓朗の奮闘のなかに、一筋の「希望」を見出していただければうれしいです。

<渡辺あや コメント>

「エルピス」というのは、ギリシャ神話にでてくる「パンドラの箱」の中に最後に残るものの名前で、それを希望とするか厄災とするかで物語の解釈が変わるそうです。

10話分の脚本を書きながら、私自身も、どれが希望でどれが厄災なのかがわからなくなる瞬間が多々ありました。

社会と世界(universe)の関係、人間という奥深い謎と秘密が、視聴者のみなさんの中にも立体化され、登場人物たちと一緒に迷い楽しんでいただけたら、作家としても、この同じ社会を生きる一員としてもうれしいです。

<大根仁 コメント>

初めての渡辺あや脚本!ずっと撮ってみたかった鈴木亮平!若手No.1俳優(個人調べ)眞栄田郷敦!そしてそして「モテキ」以来11年ぶりの長澤まさみ!!

すでに撮影は始まっていますが、素晴らしい脚本と、俳優たちのプロフェッショナルな仕事っぷりに、毎日心の震えが収まりません。

面白いのは当たり前ですが、とにかくヤバいドラマになりそうです。はい、ヤバいです!

<佐野亜裕美(プロデューサー)コメント>

渡辺あやさんとこの企画に着手したのは、2016年秋のことでした。それからさまざまな紆余曲折があり、その険しかった道のりさえも物語に取り込まれ、こうして素晴らしい出演者のみなさんに参加していただき実現できることが、まだ夢のように感じられます。

「実在の事件に着想を得てドラマを制作すること」の重さときちんと向き合いながら、エンターテインメントだからできることを一生懸命考えて、誠実に制作していきたいと思います。

公式HP:https://www.ktv.jp/elpis/

公式Twitter:https://twitter.com/elpis_ktv/

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