薮宏太さん(Hey! Say! JUMP)が主演を務める、ミュージカル「BE MORE CHILL(ビー・モア・チル)」の取材会が行われ、薮さん、加藤清史郎さん、井上小百合さん、横山だいすけさん、演出のスティーヴン・ブラケットさんが登壇しました。
この作品は、アメリカ人作家ネッド・ヴィジーニさんによる同名小説が原作。現代的な設定に少しレトロなSF要素を織り込んだ、キャッチーでポップな青春ミュージカル。オリジナルの演出家・スティーヴンさんの手による日本初演となります。
薮宏太、横山だいすけからの「こうちゃん」呼びに…
横山さんは、薮さんのことを「こうちゃん」と呼んでいたそう。これに対し、薮さんは、「家族ぐらいからしか呼ばれてないんです」と恥ずかしそうな様子。
横山さんは、「こうちゃんは、すごくカッコいい印象だったんです。その彼がオタクの役を演じるということで、『いやいや、ならないでしょ』と。マスクを着けているときは、表情が見えづらいんですけど、劇場に入ってマスクを取って稽古をしたら、オタクっぽさ全開」と。
続けて、「これは早くお客さんに見てもらいたい。そして、(舞台が進むにしたがって)チル系になっていく彼の姿を見て、『薮宏太、こんな一面もあるのか』と思ってもらったら」と話しました。
薮さんは、「稽古のあとに、Hey! Say! JUMPとして歌番組の収録をすることが多かったんです。その時に、役との切り替えが大変でした。テレビの放送をみんなが見てくれていて『全然、違う』って言われました」と振り返り、周囲も「全然違った」と同調。
グループのほかのメンバーからの反応を聞かれると、「みんな忙しいんで…。見に来てくれるとは思うんですけど。先生役をやっていたり、お昼に短パンでワーキャー言っていたり(笑)」とコメントしました。
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ブラザートムが取材会にサプライズ登場で、無茶ぶり連発
取材会には、薮さんの父親役で出演しているブラザートムさんが、サプライズで登場。
登壇者が「聞いたことがある声だぞ…」とざわつく中、ブラザートムさんは、8月4日が加藤さんの誕生日ということで、ハッピーバースデーの歌をリクエスト。
薮さんらがハモリを加えながら全力で歌い上げると、会場からは拍手が。
また、ブラザートムさんは、埼玉出身の井上さんに「たくさんの方に見に来ていただきたいので、埼玉の方へメッセージを」と無茶ぶり。
井上さんは苦笑いしつつ「恥ずかしいですけど…。よろしくお願いします」と呼びかけました。
また、薮さんに対しても「苗字が薮の方々に見に来ていただくために、メッセージを」とリクエスト。
薮さんは、「今日の初日に母親が来るので、1人は来ます。全国の薮姓の皆さんぜひ、劇場にお越しください。薮代表として頑張ります」と意気込みました。
最後に横山さんに「だいすけお兄さん、子どもたちが来るように呼びかけてください」と依頼。
横山さんが一生懸命にメッセージを語っていると、司会者から「すみません、だいすけお兄さんがしゃべっている途中で、トムさん帰ってしまいました…」と告げられ、会場を笑わせました。
ストーリー
ジェレミー(薮宏太さん)はニュージャージー州にある高校に通う冴えない男の子。同級生のクリスティン(井上小百合さん)に密かに想いを寄せる彼は、ある日、学校のいじめっ子に日本製の超クールになれる「SQUIP=スクイップ」(Super Quantum Unit Intel Processor)というスーパーコンピューター入りの錠剤の存在を聞く。
親友のマイケル(加藤清史郎さん)にも相談し悩んだ末、この錠剤を手に入れたジェレミーはそれを飲むのだった。
そのスクイップ(横山だいすけさん)のお陰で一時は何もかも思い通りになり、人気者になってきたジェレミーだったが、次第にスクイップに乗っ取られ、マイケルとの仲も悪くなり、人生が空回りし始める…。