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「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演観劇・初日会見が、8月16日に行われ、主人公のシュレックを演じたspiさんと、応援サポーターの近藤春菜さん（ハリセンボン）が登壇しました。

「シュレック」は、ドリームワークスが2001年に制作し、史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞したアドベンチャーコメディ映画。

本作は、そんな映画「シュレック」を元に、2008年にブロードウェイにてミュージカル化された作品の日本版です。

本作をすでに観劇したという近藤さんは、「特殊メイクをされながら、あの歌唱力や演技。感動しました」と称賛し、spiさんは、「たまらないですね。ありがとうございます」とニッコリ。

特殊メイク姿のspiさんを間近で見た近藤さんは、「めちゃくちゃ迫力がありますね。眉毛や鼻の作りなども精密に作られています。spiさんってめちゃくちゃイケメンなんですけど、特殊メイクで、ここまでシュレックになるという、役者魂ならぬ、シュレック魂を感じました」とコメント。

記者から、「シュレックと言えば近藤さんのイメージがありますけど…」と振られると、「シュレックじゃねえけど！」とお決まりのフレーズで返し、会場を笑わせました。

また、応援サポーターに就任したことについて、「『シュレックじゃねえよ！』と10年以上否定してきたからこそ、今回応援サポーターに選んでいただけて不思議な縁を感じています」としみじみ。

記者から「今日の衣装は、シュレックカラーですね」と指摘されると、「そうですね。肌なじみがいいかなと思って…。シュレックじゃねえよ！」とさらにツッコミ、会場を笑わせました。

spiさんは、「春菜さんが『シュレック！シュレック！』と言ってくれていたから、この舞台が出来たんじゃないかなと思います」と感謝すると、近藤さんは「嬉しいです。そう言っていただけたら！」と喜びました。

「シュレックネタをやることになったきっかけ」を聞かれた近藤さんは、「ただただ自分に似ていたという…（笑）。一番最初にネタになったのが、角野卓造さんなんですけど、マイケル・ムーア監督やシュレックは、初期のころから（似ていると）言っていただいていて。なので、シュレックは『〇〇じゃねえよ！』の中で、トップ3に入るくらい言っていると思います」と回答。

spiさんは、そんな近藤さんに対して「今度はぜひ、ダブルキャストでやっていただければ！『ノーメイクでどうぞ』とは、なかなか言えませんけど」と冗談を言うと、近藤さんは「ダブルキャストで、一人ノーメイクっておかしいでしょ！」とツッコみました。

物語の主人公は、人里離れた森の沼のほとりに住む、怪物シュレック（spi）。彼にまつわる恐ろしい伝説とは裏腹に、気ままな生活を送っていました。

そんなある日、領主によって国を追放されたピノキオ（新里宏太）をはじめとするおとぎ話の住人たちが、シュレックの住む森に押し寄せてきます。静かな生活を取り戻したいシュレックは、追放令を取り消すよう領主・ファークアード卿（泉見洋平）に交渉。

真の王になるためにプリンセスとの結婚を目論んでいたファークアード卿は、ジンジャーブレッドマン（岡村さやか）から情報を聞き出し、シュレックたちに「自分の代わりにドラゴン（須藤香菜）と戦って囚われの姫・フィオナ（福田えり）を救い出せ」という交換条件を出します。

仕方なくシュレックは、お調子者の喋るロバ・ドンキー（吉田純也）を道連れに、沼を取り戻すため冒険の旅に出たのですが…。

「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演は、8月15日（月）～28日（日）、「東京建物 Brillia HALLL」（豊島区立芸術文化劇場）にて開催。