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『競争の番人』第8話に、高橋努さん、遠藤久美子さん、今井悠貴さんが出演します。

坂口健太郎さんと杏さんがＷ主演を務める、月9ドラマ『競争の番人』は、誰もが一度は聞いたことがあるものの、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした “凸凹バディの痛快爽快エンタメドラマ”です。

高橋さんが演じるのは、小勝負勉（坂口）の父・小勝負誠（こしょうぶ・まこと）。

遠藤さんが演じるのは、小勝負勉の母・小勝負朋子（こしょうぶ・ともこ）。

今井さんは、公正取引委員会・四国支所職員の三島徹（みしま・とおる）を演じます。

第8話から、物語はいよいよ最終章に突入。

これまで、一筋縄ではいかない案件を、予想だにしない着眼点や発想で解決してきた小勝負勉（坂口）は、20歳で司法試験に合格。

東大法学部を首席で卒業というエリートで、どの会社・官庁にでも就職できたはずですが、公取委にいることにこだわりを持ち、「弱くても、戦わなきゃいけない」と使命感を燃やしてきました。

第8話では、そんな小勝負の過去が明らかに。さらに、小勝負の過去を唯一知る人物だった、第六審査長の本庄聡子（寺島しのぶ）の謎も明らかとなります。

15年前、本庄は公正取引委員会・四国支所にいました。そこで本庄は、後輩の三島と道路改良工事の談合疑惑を調査。

大手ゼネコンの「ラクター建設」が中心となって談合を取り仕切っているとにらみ、調査を始めます。

そんななか、「ラクター建設」の取引先として「小勝負建設」という会社に目をつけます。誠と朋子が営む「小勝負建設」は、社員14人の小さな建設会社でした――。

髙橋さんの月9ドラマへの出演は、『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』（2018年）以来、4年ぶりのこと。

遠藤さんは、フジテレビ制作の連続ドラマへの出演は、今作がキャリア初となります。

今井さんは、月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』（2002年）第7話に出演したばかり。

『競争の番人』第8話は、8月29日（月）21時より、フジテレビで放送されます。

公正取引委員会。あまり身近に感じたことがなく不安でしたが、脚本を読むと、とても面白い。一気に引き込まれました。

坂口健太郎演じる小勝負勉の少年時代に出演させていただきました。小勝負の過去が明かされる大事なシーンの連続だったので、監督と密にコミュニケーションをとらせてもらい、1カット1カット丁寧に撮っていただきました。

真面目に仕事してもうまくいかない葛藤、間違った方向へ巻き込まれる模様、自分の正義が通用しないなど、ある社会の裏側を実感する役でした。

ニュースでしか見ない出来事を体感しました。非常に苦しかった。小勝負の過去に、こんなことがあるなんて…。ぜひ、ご覧くださいませ。

少年時代の小勝負勉の母親役だと聞いて、台本を読ませていただきました。

子どもにとって家族は、その後の人生を変えてしまうほど、多大な影響を与え、少年時代に起きたあることがきっかけで、今につながっている。

読み終えたあとは、とても心が苦しくなりました。でも、当時の母親を演じるにあたっては、仲間を大切に、家族を愛し、主人とともに、息子の成長や幸せを心から願う母親でありたいと思いながら演じさせていただきました。

壊れたあの日々から、正義を取り返して、未来の力となりますように。

スーツを着てお芝居をする経験は、今回が初めてでした。小さいころから、“はたらく大人”の役に憧れてきましたが、公正取引委員会の職員という、最高に渋くてカッコいいお仕事が僕のはじめてになるとは思ってもいませんでした。

立入検査のシーンなんてまさしく、“大人の仕事！”という感じでしびれました。

僕の演じる三島は、気がついたらいつの間にかそばにいる、パーソナルスペース狭めの本庄さんの後輩です。

四国支所の楽しい仲間と送る、ちょっと緩い空気感を楽しんでいただければ幸いです。

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