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【silent】川口春奈×目黒蓮 音のない世界で再会した二人のラブストーリー

10月スタート!毎週木曜22時~木曜劇場『silent』

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川口春奈さんが、フジテレビ系連続ドラマ初主演を果たします。

10月スタートの木曜劇場は、川口春奈さん主演『silent』(読み:サイレント)に決定しました。

デビュー15周年の川口さんは、本作がフジテレビ系連続ドラマ初主演。共演は、目黒蓮(Snow Man)さん。

川口さんと目黒さんは『教場Ⅱ』(2021年1月/フジテレビ)以来の共演となりますが、本格的な共演は今回が初めて。

川口さんが木曜劇場に出演するのは、『Chef~三ツ星の給食~』(2016年)以来、6年ぶりのこと。

目黒さんは、フジテレビ系連続ドラマ初出演となり、ラブストーリーにおける主人公の相手役も初挑戦となります。

本気で愛した人と、音のない世界で“出会い直す”ラブストーリー

主人公の青羽紬(あおば・つむぎ/川口春奈)は、8年前に、一生をかけて愛したいと思えた恋人との別れを経験し、新たな人生を歩もうと前を向いて生きています。

その彼との出会いは、高校2年の秋。たまたま朝礼で耳にした、声に惹(ひ)かれたことがきっかけでした。

壇上で作文を読む、佐倉想(さくら・そう/目黒蓮)に心を奪われた紬は、次第に彼が気になる存在になっていることに気づきます。

3年生で同じクラスとなり、共通の友人を通してだんだんと距離が縮まっていった二人は、付き合うことに。音楽好きというお互いの趣味もあり、仲を深めていきましたが、卒業後のある日、これからも一緒にいたいと思う紬に対し、想は突然、理由も言わずに別れを告げて姿を消してしまいます。

それから8年という月日が流れ、新たな人生を歩み始めていた紬でしたが、ある日、偶然、雑踏の中に想の姿を見かけたことをきっかけに、再び彼の存在を意識するように。

もう一度、想に会ってちゃんと話をしたいと、彼の姿を探し始めた紬でしたが、実は彼が徐々に耳が聞こえにくくなる「若年発症型両側性感音難聴」を患い、聴力をほとんど失っていたという思いがけない現実を知ることになり…。

完全オリジナルとなる本作は、主人公の紬が、本気で愛するも別れることになってしまった高校時代の恋人・想と8年の時を経て偶然の再会をはたし、そこに待ち受けていた現実と向き合いながらも、寄り添い、乗り越えていこうとする姿を丁寧に描いていくラブストーリー。

大切な人との別れを乗り越え、今を生きようとしている女性と、障がいを患ってしまったことで自分と向き合えず別れを選んでしまった青年。

音のない世界で、もう一度“出会い直す”ことになった二人と、それを取り巻く人々が織り成す、せつなくも温かい物語が紡がれます。

渋谷の大型CDショップでアルバイトとして働く主人公

紬は、地元の短大を卒業後に上京。一度は就職したものの、うまくいかずに退社。今は渋谷の大型CDショップでアルバイトとして働き、大好きな音楽に囲まれて生活しています。

音楽が好きになったのは、高校時代に付き合っていた想の影響。最近では、正社員にならないかとの誘いも受け、それなりに充実した毎日を過ごしています。

また、弟思いの性格で、大学生の弟を半ば養うようにして姉弟(きょうだい)二人、一つ屋根の下で暮らしています。

普段は、明るく元気な振る舞いをみせる紬ですが、実際は周囲の人間に合わせてしまっているところもあり、そのやさしすぎる性格で本当に言いたいことや考えなどをため込んでしまうような一面も。

高校卒業後に想と別れてからは、新たな環境で生きることを決め、違う道を歩み始めるも、再び想に出会ってしまったことで、消えることなく残っていた想に対する気持ちと、今の自分を支えてくれている人たちへの思いが交錯し、葛藤してしまうことに…。

18歳で「若年発症型両側性感音難聴」を発症した青年

想は、かつて紬が大切に思った恋人であり、18歳のときに「若年発症型両側性感音難聴」を発症したことで音のない世界で生きることになった青年。

難病指定にもなっているこの病は、40歳未満で発症し、両耳がだんだんと聞こえなくなっていくという難聴が主な症状で、有効な治療法が確立されていない難病の一つとなっています。

想は、高校時代はサッカー部のエースを務めるも、普段は好きになった相手にもつい素っ気ない態度を取ってしまう少し内気な性格の持ち主。

高校を卒業するころには、難聴の症状が出始め、いずれはほとんど聞こえなくなってしまう可能性が高いという現実を知らされることになります。

地元を離れ、東京へ進学するタイミングに合わせて紬に別れを切り出し、一方的に、何も告げずに彼女の前から姿を消します。

紬だけでなく、高校の仲間との縁もすべて断ち切り、スポーツ推薦を受けた東京の大学に進学した想でしたが、難聴によって起きた変化にとまどい、周囲から期待されていたサッカーも諦めることに。

大学を卒業してからは、人とのコミュニケーションを取ることにつらさを感じて職を転々としますが、現在は在宅で校閲の仕事をしながら、限られた人にしか心を開かずに日々を過ごしています。

しかし、一生会わないと決めていた紬とのまさかの再会を果たしたことで、その閉ざしていた心にある変化が起きはじめ…。

脚本は、昨年の「フジテレビヤングシナリオ大賞」大賞の生方美久

脚本は、昨年の「フジテレビヤングシナリオ大賞」大賞の生方美久さん。

この年の審査員を務めていた、本作の村瀬健プロデューサーが、生方さんの才能にほれ込み、コンクール出品作以外の脚本を一度も書いたことのない新人ながら、木曜劇場という伝統のある枠で、しかも完全オリジナル作品での脚本家デビューという異例の大抜擢。

<第33回「ヤングシナリオ大賞」大賞は、生方美久さんの「踊り場にて」!>
<ヤンシナ大賞『踊り場にて』主演は瀧本美織>

川口さんも目黒さんも「脚本が本当に面白くて、次の回の本が来るのが楽しみで仕方ない」と口をそろえます。

演出は、三夜連続ドラマ『脚本芸人』(フジテレビ)などの風間太樹さん。

紬が想から手話を教わる姿を表現したキービジュアルも公開

本作の情報解禁と同時に、キービジュアルも同時公開されました。

【silent】川口春奈×目黒蓮 音のない世界で再会した二人のラブストーリー_bodies

二人で寄り添い合いながら紬が想から手話を教わっているという、8年の時を経て偶然の再会を果たした二人が、もう一度心を通わせ合うという明るい未来を予感させるビジュアルになっています。

紬が想から教わっているのは、「永遠」、「ずっと続く」という意味を表す手話。

二人を待ち受けている厳しい現実と向き合い、寄り添いながらも乗り越えようとしている二人の思いを表しています。

木曜劇場『silent』は、10月スタート!毎週木曜22時より、フジテレビで放送されます。

<川口春奈 コメント>

――出演が決まったときは、どう思いましたか?

出演の話をいただいて、自分にとって挑戦する作品になるという気持ちになりました。

このストーリーを読んだとき、いろいろ考えさせられたり、すごく切なくなったりしながら、お話を読んでいくにつれて、どんどんその世界観に引き込まれました。

紬や想、それぞれが抱える問題に葛藤している姿がとても現実的で、私の心に刺さりました。

このような作品に、目黒さんとご一緒できるのが楽しみでもありますし、いろんなキャストのみなさんとこのチームで作り上げられるということにわくわくしているので、一緒にお芝居をしながら生まれてくるものが楽しみです。

――紬という役どころをどう捉えていますか?

紬はきっと、人生の片隅にずっと想がいるような、とにかく健気で一途(いちず)に誰かを思い続けている女性だと思います。

そんな存在の彼の耳が聞こえなくなってしまったという部分に、どう向き合って、そして彼女がどのように成長していくんだろうというのは、撮影を通して私自身も楽しみです。

また、明るくて芯がありながらもチャーミングな部分があったり、私が感じる紬のいとおしい部分も演じていけたらと思っています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

この作品はとても考えさせられるようなシリアスな部分も多いと思います。そんななかで、紬という一人の女性が生きていく上で、いろんな人と出会っていろんな日常を送っていく姿や、紬が想に対してどう向き合って、二人がどうなっていくのか、私自身も楽しみにしています。

切なくも温かい、そんなドラマにできたらと思っています。ぜひ、ご期待ください。

<目黒蓮 コメント>

――出演が決まったときは、どう思いましたか?

出演の話をいただいて、初めて脚本を読んだとき、第1話を読みながらボロボロに泣いてしまいました。

そこに書いてある言葉の数々から、いろいろと想像することができて、心をわしづかみにされた感覚になりました。

そして、この作品で川口さんとご一緒させていただけるということで、お芝居で学べることなどたくさん吸収できたらいいなと思います。

――想を演じる上で心がけたいことは?

想は、すごくやさしい人なんだと思いました。やさしいからこそ、耳が聞こえなくなってしまって、本当にいろんなことを考えただろうし、紬をはじめ周りの人たちにも彼なりのやさしさを見せているんじゃないかなと感じました。

そんな想が、周りの人たちからの支えを通じてどう変わっていくのか、僕自身も本当に楽しみです。

手話に関しては、ちょうど1年前くらいに興味を持つ出来事があって、そのときに自分なりに調べたことがあったんです。

そういうこともあり、今回の役もそうですが、こうして手話を習っていくというのがすごくありがたいですし、わからないことも徹底的に先生に聞いたりしながら、毎日たくさん勉強させてもらっています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

改めて、生きていくうえで気づかされたこともたくさんありましたし、最初に脚本を読んだときに感じたこの感動を、見てくださるみなさんにも届けられたらいいなと思っています。

そして、この作品を見てくださった方が、例えば海外の言葉を覚えてコミュニケーションを取ったりするのと同じように、手話を実際に覚えて通じ合っていく、そういうあたたかい世界になったらうれしいです。

精一杯、全力で演じさせてもらいます。

<番組概要>

木曜劇場『silent』

放送日時:10月スタート!毎週(木)22時~

出演:川口春奈、目黒蓮(Snow Man)ほか

脚本:生方美久

音楽:得田真裕(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ)、『グッド・ドクター』(フジテレビ)、『監察医 朝顔』(フジテレビ)シリーズ、 『アンナチュラル』(TBS)、『MIU404』(TBS)ほか)

プロデュース:村瀬健(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 』(フジテレビ)、『信長協奏曲』(フジテレビ)、映画「キャラクター」 、映画「約束のネバーランド」ほか)

演出:風間太樹(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京)、『うきわ ―友達以上、不倫未満―』(テレビ東京)、『脚本芸人』(フジテレビ)、映画「チア男子‼︎」「チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」ほか)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/silent/

公式Twitter:https://twitter.com/silent_fujitv

公式Instagram:https://www.instagram.com/silent_fujitv/

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