フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、いくえみ綾の人気コミック「いとしのニーナ」(幻冬舎コミックス刊)を、同名連続ドラマとして映像化することが決まった。

主人公の高校生・外山厚志(とやま・あつし)を、今もっとも注目を集める若手俳優・岡田健史が演じる。

主人公の厚志を演じる岡田健史

「いとしのニーナ」は、幼なじみが起こしたある拉致事件をきっかけに、憧れの美少女・ニーナのボディガードをすることになった高校生・厚志の、不器用だけど純粋でまっすぐなラブストーリー。10代を中心とした読者層に話題となった作品だ。

厚志は、親友のマサが起こした“ニーナ拉致事件”に呆れながらも、とっさにニーナを助けた結果、彼女のボディガードをすることに。事件の主犯格である牛島に怯えながらも、心に傷を負ったニーナの力になりたいと、思ううちに恋心を抱くように。

そんな厚志を、ドラマ『中学聖日記』での大抜擢で一気に注目を浴びて以降、CM、映画、ドラマに写真集と活躍がめざましい岡田が演じる。岡田は、本作にて初のヘタレキャラに挑む。 

親友が事件を起こしてしまった状況の中、歯がゆさや使命感、友情、恋心やそれに対する葛藤などで、男として成長していくという、一筋縄ではいかないラブストーリーを演じる。

<ストーリー>

ある日突然、幼なじみで親友のマサから「青田新名を拉致った」と告げられた厚志。新名(通称ニーナ)は、マサが通学中に一目惚れした清流女学園の女子生徒だった。にわかには信じ難い厚志がマサのアパートへ行くと、ニーナが拘束されていた。

しかも間もなく学校一の不良・牛島がやって来ると言う。とっさに厚志はニーナを連れてアパートから逃げ出す。事件後、厚志はニーナに事件の主犯はマサではなく牛島だったことを伝えるが、ニーナは事件のトラウマで夜も寝られず、厚志に責任をとってボディーガードをしろと言い放つ。 

<主演・岡田健史コメント>

ドラマ『いとしのニーナ』のワンシーン

皆様初めまして、外山厚志役を演じさせて頂きます岡田健史です。今回『いとしのニーナ』でFODの作品に初めて出演させて頂くことになりました。その上、主演という大役を授かりとても嬉しいのと同時に身が引き締まる思いです。 

今作品は、いくえみ綾先生の作品を実写化したもので、原作に忠実に再現しつつ、我々スタッフ、キャスト一同でしか表現できないものを表出していますので、その中でダメダメ男子っぷりに注目して頂けると幸いです。 

少女漫画界に君臨されるいくえみ先生の作品に参加できることがとても嬉しいです。皆様、是非ご覧下さい。

<原作・いくえみ綾  コメント>

皆様初めましてこんにちは。原作のいくえみ綾と申します。 
この度はフジテレビさんのFOD作品として『いとしのニーナ』をドラマ化していただくことになり、大変光栄でございます。少し昔の作品で、少し危険を孕む内容ではありますが、私の描きたかった事を忠実に脚本にしていただきました。 

岡田健史さんをはじめ、若い方達に演じてもらうにあたり、ダメダメなキャラ達がどのように動いてくれるのか、楽しませてくれるのか、ドキドキさせてくれるのか、今からとても待ち遠しいです。たくさんの方々に観てもらえると嬉しいです。よろしくお願いいたします。