ムロツヨシ伝授の“豚すき焼き”に松山ケンイチ「うちでも大好評」

めざましmedia編集部

この記事をシェア

松山ケンイチさんが主演を務める映画「川っぺりムコリッタ」のプレミア上映イベントが、8月30日に行われ、松山さん、ムロツヨシさん、満島ひかりさん、吉岡秀隆さん、荻上直子監督が登壇しました。

この作品は、あるアパートに越してきた青年が、クセのある住民たちと交流を持つことで、孤独から抜け出していく物語。

ムロさんは、「（萩上監督から）『今までのムロツヨシを捨ててください』と、はっきりと、まっすぐに言われました。とてつもなく、厳しい言われ方の時もありました」と明かすと、荻上監督は、「『（ムロさんの）チャーミングさはいらないから』みたいなことも、いじわるな感じで現場では言っちゃたりして…」と説明しました。

松山さんは、撮影現場でサインを求められたムロさんが、「映画タイトルを『川っぺりムロリッタ』と書いていたんですよ」と指摘すると、ムロさんは、「これは、言い訳させてほしい。『ムロツヨシ』といっぱい書いているので、『ム』と書いた後、（ムコリッタの）『コ』にたて線を入れちゃったんでしょうね」と釈明。

松山さんが、「すぐに萩上監督にしゃべったんですよ。『川っぺりムロリッタって書いてました』って言ったら、『ムロツヨシ―！』って鬼の形相で怒ってましたね」と振り返えると、ムロさんは笑いました。

イベント終了後に、松山さんとムロさんにフジテレビ『めざましテレビ』がインタビューしました。

松山＆ムロ、荻上監督のビールへのこだわりに「なにが正解なのか、わからない」

松山さんは、撮影現場でのムロさんについて「『だんだんムロさん、静かになっていくな』と感じましたね。『ずっと空を見ている時間が長くなっている』と思って。途中から聞いたのかな？（荻上監督と）バチバチやりあってるって」と笑いながら明かしました。

荻上監督は、こだわりの強い食事のシーンで何度もダメ出しをしたそうで、ムロさんは「荻上監督はビールが大好きなんですけど、（シーンでビールを）バーッと飲んだら『ビールはもっとおいしいと思う』って。『私の感覚だけど、もっとおいしいと思う』と。『はい（もう一度）』と言って。これは、厳しいというよりも絶対だったもんね」と語ると、松山さんも同調。

続けて、ムロさんは「プハーとかもやったけど、（普段）プハーも言わねえしなと思いながら、ビールの飲み方が、途中からわかんなくなっちゃって。お風呂上がりのビールの感覚を、思い出していくしかないんですよね」とコメント。

松山さんも、「たぶん荻上さんも、何回もやっていると、絶対になにが正解なのか、わからなくなっているはず。最後、アマイケさんがジャッジしたんじゃないかな。記録係（のスタッフ）です」と語ると、ムロさんも笑いながら頷きました。

また、すき焼きを食べるシーンの撮影では、ムロさんが子どものころから慣れ親しんだ実家のすき焼きを、松山さんに伝授したそう。