ディスカウントストア「ドン・キホーテ」には、激安のカラクリが、ローカル店には、破格の仕掛けがありました。
9月6日(火)放送の『所JAPAN』(カンテレ・フジテレビ系)は、そんな激安界の王者「ドン・キホーテ」と、その徒歩圏内で戦う激安ローカル店を比較しました。
フジテレビュー!!では、「ドン・キホーテ」のオリジナルブランドに隠された驚きの戦略と、激安ローカル店の奮闘を紹介します。
スタジオには、所ジョージさん、佐々木希さん、カズレーザーさん(メイプル超合金)、陣内智則さん、横澤夏子さん、若槻千夏さんが登場。
またVTRで、すゑひろがりず(南條庄助さん、三島達矢さん)、なすなかにし(中西茂樹さん、那須晃行さん)、本並健治さん、丸山桂里奈さん、横澤さんが出演しました。
「ドン・キホーテ」の激安のカラクリ
「ドン・キホーテ」は、昨今の物価高のなか、激安・激うまグルメで年間売り上げ1兆8313億円(PPIHグループ全体)をほこります。
今回、番組は、東京都大田区にある「MEGAドン・キホーテ 大森山王店」へ。
そこには、さまざまな仕掛けが隠されていました。
①目にとまる!長過ぎる商品名
「情熱価格」は、「ド」のマークが目印の「ドン・キホーテ」のオリジナルブランド。
TVCM、雑誌、チラシの配布など、広告宣伝を一切行わないことで、コストを下げて激安価格を実現。
そのため、お客さんの目にとまるように、商品名を長くして目にとまる工夫をしています。
②不揃いのフルーツでBIG缶詰
一般的な「みかん缶」(400g/210円 ※番組調べ)に対して、「情熱価格 みかん缶」(850g/198円 税別)は、2倍以上の量で値段はほぼ同じ。
開発担当者が自ら市場へ出向き、不揃いのみかんを激安で入手して、コストを削減しています。
③牛タンねぎしとコラボカレー
牛タン専門店「ねぎし」や「日本ハム」など企業や飲食店とコラボした商品で、安さとおいしさを実現しています。
④商品のラベルがないツナ缶
年間販売分を仕入れ、ラベルレスでコストカットを実現しています。
⑤長崎屋のノウハウで新鮮野菜
神奈川県を中心に展開するスーパー「長崎屋」を買収。「ドン・キホーテ」にはなかった食品流通のノウハウと、市場や契約農家との独自ルートを受け継ぎ、野菜やお肉を、激安価格で仕入れています。
⑥一流ホテル元料理長が惣菜を開発
「MEGAドン・キホーテ 大森山王店」では、90種類以上のお惣菜(※)を、一流ホテルの元料理長が厨房を仕切り、約10人のスタッフで毎朝いちから手作り。お惣菜を、自社開発&店舗で手作りすることで、安く提供しています。
(※)商品の取り扱い、価格は店舗により異なります。
⑦毎朝直送!豊洲で仕入れる高級魚
「ドン・キホーテ」のスーパー部門で一番人気なのが、鮮魚コーナー。
お刺身やお寿司、一匹丸々の生魚まで揃えています。(※商品の取り扱い、価格は店舗により異なります)
「MEGAドン・キホーテ 大森山王店」では、毎朝「豊洲市場」で競り落としているため、鮮度抜群の魚を破格の値段で販売していました。
100円で野菜山盛りになる「10円祭り」
ローカルスーパー「スーパーさんよう」は、東京都足立区にある「ドン・キホーテ 竹の塚店」から、徒歩12分の場所にあります。
このお店では、月2回、王者・ドンキを揺るがす激安イベントを開催。
水菜、えのき、ベビーリーフなどが、すべて10円(税別)で販売されます。
新妻社長は、「10円祭りだから、お祭りは賑やかでないといかん!お世話になっている人たちに、特別に安いものを用意してる。『ドン・キホーテ』さんには、『値段の安さ』は絶対に負けません」と、自信を見せました。
“お宝弁当”が眠る毎日1回の激安チャンス
弁当専門店「キッチン DIVE 亀戸店」は、東京都江東区にある「ドン・キホーテ 亀戸店」から、徒歩3分。東京で3店舗展開しています。
作りたてのお惣菜を使ったお弁当が、「ドン・キホーテ」を上回る破格の値段で購入することができます。
このお店では、毎日1回、激安の幸運にめぐり合うチャンスが。
それが、1円で購入できるお弁当。
山積みされた500個の中に、ひとつだけ1円で販売されているお弁当が、こっそり陳列されています。
伊藤店長は、「今年に入ってから、値上げがスゴイ厳しくなってきているけど、お客さまに還元。(店内を)YouTubeでライブ撮影しているので、チャット欄で(視聴者が)みんなで会話しているんです。『俺、今から買いに行く。北海道から』とか言っていて。ひとつのイベント・エンターテインメントとしての要素のなかで、買い物に来てくれているというのは、あると思います」とコメント。
まさに、宝探しのような、1円のお弁当を見つける楽しさがありました。
“適当”精神で!マグロの超スピード値づけ
鮮魚店「魚広場ナルミ杉本」は、愛知県名古屋市にある「ドン・キホーテ 緑店」から、徒歩1分。創業から45年続くローカル鮮魚店です。
旬の魚を相場の半額以下で箱売りするなど、代表の杉本貞夫さんは、「日本一(魚が)安い!」と豪語します。
1回100円~1080円(※仕入れ状況によって変動)のサザエ、イワシ、生ウニなどの詰め放題イベントを、毎週土日に開催(※中止の場合あり)。
「マグロの解体ショー」(※毎週日曜開催、中止の場合あり)では、切り分けたマグロをお客さんの目の前で豪快に解体。
普通なら、ここが一番の見どころですが、お客さんが注目するのは、杉本さんが切り分けたマグロの超スピード値づけ。
「100円…10円」と、秤(はかり)に載せる前から値段をつけていく、“適当”な激安精神で、お客さんを盛り上げます。
最後は、じゃんけん大会でマグロを無料でゲットするお客さんも。
安く鮮魚を販売できる秘密は、仕入れにありました。
それは、名古屋市中央卸売市場での競りで、売れ残った魚をまとめ買いすること。仲買人が売り残したくない魚を買いきる代わりに、限界まで値切り、仕入れることにありました。
杉本さんは、「世の中、物価が上がっとるわ。(我々は)庶民の味方みたいなもんで、暮らしのお手伝いさん。お客さんには、安く売りたいという気持ちが余分に出とるわけだ」と語りました。
攻めすぎPOPで年間の売り上げが1億円アップ!
ローカルスーパー「ヤマヨ 十和田店」は、青森県十和田市にあります。
店内には王者「ドン・キホーテ」を上回る激安商品が並ぶなか、地元客が注目するのが、SNSでも話題になっている、商品説明などが書かれた店内のPOP。
「6Pチーズ」の紹介POPでは、味や特徴を細かく伝える「ドン・キホーテ」とは異なり、ひょうきんなイラストで表現。
しかも、「6Pチーズ」を探すも、POPに書いてある商品がないというご愛嬌も。
フランスパンのPOPには、「いらないものを買う勇気」という、販売促進用のPOPとは思えぬ文字が書いてあります。
「ヤマヨ 十和田店」の3km圏内は、18店舗のスーパーがある激戦区。
青森県の中でもオーバーストアな地域。「安さだけでは勝てない」と、考案したのが攻めたPOPだそう。
齊下店長は、「最近だと、ドンキさんとかも(青森県に)出店されていて、若い人は『買い物に行く』よりも、『ドンキに行く』が目的。買い物に行くならスーパーだけど、そこに行くこと自体が目的にはならない。『物を売る以外の何かがあった方がいい』と(思いまして)」と説明。
「お店をエンタメ化したい」と4年前から攻めすぎPOPを始めると、ネットや口コミで話題となり、もともとの商品の安さもあいまって、年間売り上げが1億円アップしたんだとか。
また、「ヤマヨ 十和田店」の店内には、『所JAPAN』の番宣用POPが出ました。
スタジオでは、所さんが「『う』『た』『し』ってどういう意味なの?」と首をかしげ、陣内さんは「こういうときは、『と・こ・ろ』で作るのよ」とツッコミ、笑いを誘いました。
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