富田望生 認知症の父を介護する青年のその後に「寄り添って、応援していただけたら」
9月18日(日)14時~『ザ・ノンフィクション』※関東ローカル
富田望生さんが、「ずっと気になっていた」というある家族の物語を読みます。
富田望生さんは、9月18日(日)14時~放送の『ザ・ノンフィクション「ボクと父ちゃんの記憶2022前編~母の涙と父のいない家~」』(フジテレビ/関東ローカル)の“語り”を担当。
ヤングケアラーとして、認知症の父を真摯に介護する高校生の大介さんと家族の日常を追ったドキュメンタリーです。昨年10月に放送された前作に続き、富田さんが語りで寄り添います。
富田望生 認知症の父を気丈に介護する17歳に「なんていいやつ!」
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2021年の夏、番組が出会ったのは、緑に囲まれた千葉・睦沢町で暮らす高校3年生の大介(17)さん。“父ちゃん”と呼ぶ大好きな父・佳秀(65)さんの介護を続けるヤングケアラーです。
佳秀さんは、50歳のときに若年性アルツハイマー型認知症と診断。それから15年、病気が進行し、今では家族との会話もままならず、トイレに一人で行くこともできなくなっていました。
そんな佳秀さんを大介さんの母は介護施設に入所させることを決断。しかし、離れて暮らし、触れ合うことがなくなれば、父の記憶から家族の存在は薄れてしまう…それは、実質的に、父との「別れ」を意味することになります。
父との別れから8ヵ月。あれから月に1度オンラインで面会できるだけで、直接会うことはできていません。父の不在を実感する日々の中、大介さんは高校の卒業式を控え、ささいなことから母と激しく衝突します。
そして、2022年春。大介さんは念願の造園会社に就職し、社会人としての一歩を踏み出しました。その先には、「いつか独立して農家になる」という夢があります。それは「家族の未来」を思い描いた夢でもありました。
父との涙の別れ、それぞれの新たな生活。大介さんが手にした初任給で買ったものは…。大好きな父ちゃんがいなくなった家族の1年が綴られます。
前作に続き、語りを担当した富田さんは、大介さんと家族について、どう感じたのでしょうか。収録後に聞きました。
前作は家族と視聴「みんなでうるうるしながら」
<富田望生 インタビュー>
――ナレーション収録を終えていかがですか?
前回ナレーションを担当させていただいてから、私自身、その後の大介くんと家族のみなさんを気にしていたといいますか、あれからどう暮らしているのかな、と気になっていましたので、こうしてまた担当させていただけて、素直にありがたい気持ちでいっぱいでした。
家族にとって、お父ちゃんが施設に入ってからの8ヵ月が、長いものだったのか、短いものだったのか…。そこからの時間の流れは、わりと自分自身が想像していたようなものに近かったな、と収録を終えてまず思いました。
(イライラが募っていたことを)“自我が芽生え始めた”と説明されていた大介くんでしたが、大好きな父ちゃんへの思いにプラスして、自分自身や家族のいろいろなことが積もっていって、それが瞬間的に(イライラという形で)飛び散ったんだろうと思いました。
そんな素直な反応が、前回よりも見えた気がしました。
――前回は、大介さんに対して「こんな息子がほしい」とも話していました。
年齢は、自分に近いんですけど、すごく家族思いで、社会人一年目でも家族とともに叶えたい夢があって、だけど、年齢的に抱えきれる限界もあって、そのことに葛藤する様子が正直に見えてきて…そんな息子はいいなって、やっぱり今回も思いました。
――この作品は、前作が国際メディアコンクール、ニューヨーク・フェスティバルにて、ドキュメンタリー・Human Concerns(普遍的関心)部門で銅賞を受賞するなどしました。周囲からの反響はありましたか?
NYフェスティバルで銅賞受賞!『ザ・ノンフィクション』特別編を放送
前回と、その後の特別編も家族みんなで見たんです。みんなでうるうるしながら。普段、自分が出ている作品を家族と一緒に見ることはあまりないんですけど、久しぶりに一緒に見ました。
だからといって、見終わって感想を言い合うわけではないのですが、それぞれが“家族”というものを改めて感じる時間だったんだろうな、というのは、言葉がないながらにも感じました。
――今回、大介さんの家族の歴史や現状がさらに明かされる部分もありました。そこはどう感じましたか?
いい意味で、大きな衝撃はなかったといいますか、素直に「あ、そうだったんだ」と思えました。それは、本当に家族というものの関係性、つながりを大事にしている大介くん、家族のみなさんだからだろうな、と。
お父ちゃんのことと同時にいろいろなことがあって、それを乗り越えながらきている。そういうことを考えての大介くんの夢…自分が農家になって、家族みんなで暮らすという、そこにつながっているんだろうと思いました。
それと、印象的だったのは、前回、その姿が家族の家のなかにあったおばあちゃん(佳秀さんの母)。今回、後編に出てきますが、息子である父ちゃんへの思いは、大介くんの父ちゃんへの目線とはまた違う“母の目線”で、その思いをすごく感じました。
そして、嫁である京子さんとの関係性も「トマト食べる?」「じゃあ、いただきますわ」というあの一瞬の場面で伝わってきて、グッときました。
――最後に視聴者へのメッセージをお願いします。
父ちゃんが施設に入って8ヵ月、家族に生まれた新たな葛藤、希望、未来…。そのリアルを、私と同じように温かい気持ちで見守るといいますか、寄り添っていただけたらありがたいな、と思います。そして、大介くんのことをともに応援していただけたらうれしいです。
<ナレーションの一部を先取り紹介>
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