目黒蓮さん(Snow Man)が、手話の魅力を語りました。
10月6日スタートの木曜劇場『silent』(読み:サイレント)の制作発表が9月29日に行われ、川口春奈さん、目黒さん、鈴鹿央士さんが出席しました。
本作は、主人公の青羽紬(あおば・つむぎ/川口)が、かつて本気で愛した恋人である佐倉想(さくら・そう/目黒)と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーです。
「滝沢歌舞伎」で手話を披露!
目黒さんが演じる想は、18歳のときに「若年性発症型両側性感音難聴」を発症し、いずれ耳が聞こえなくなってしまう可能性が高いと知ったため、恋人の紬に何も告げずに姿を消しまうという役柄。
8年の月日が流れ、紬と再会するころには、手話を使い会話をしています。
この役を演じるため、目黒さんは数ヵ月前から手話を練習中。「手話の素晴らしさを改めて感じながら、楽しんで学ばせてもらっています」と、笑顔を見せます。
実は、本作への出演よりも前に手話に関心を寄せる機会があったそう。「1年前くらいに出ていた舞台『滝沢歌舞伎』で『One Heart』という曲があったのですが、その曲を歌うにあたって、どうしてもファンの皆さんに伝えたい思いがあったんです。どう伝えたらいいか、と考えていたときに『手話だ』と思って。手話を調べて披露しました」と、振り返りました。
そして「そのときにも思ったのですが、手話はちょっと離れたところにいる人にも自分の気持ちを伝えられるところがステキ」と、魅力を紹介。「今回、こういう形でしっかり勉強できる機会をもらえたことは、すごくうれしいです」と、喜びを語りました。
また、目黒さんが「手話は手だけではなく、表情なども含めて手話。それを大事にしながら演じたい」と話すと、川口さんは「目黒くんは完ぺき。本当に(手だけではなく)気持ちで伝えてくれるので、刺激を受けますし、『わぁ!』となります」と、その上達ぶりに感激している様子。
その川口さんの言葉に「うれしいですね。想は言葉を大事にしているんです。それがちゃんと伝えられたらいいなと思っていたので…ありがとうございます」と、照れ笑いを見せました。
木曜劇場『silent』は、10月6日(木)22時からスタート(初回15分拡大)。毎週木曜22時より、フジテレビで放送されます。