コムドット・やまと「YouTuberという職業が誇らしくなるように」初のビジネス書に込めた思い

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人気YouTuber・コムドットのリーダーやまとさんが、YouTuberとしての思いと今後の夢を語りました。

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10月15日、初のビジネス書「アイドル 2.0」（講談社）の出版記念講演を開催したやまとさんは、その後に行われた記者向けのフォトセッションと取材に登壇。

本書は、2021年にタレント本ランキング1位に輝いた書籍「聖域」（KADOKAWA）、歴代男性写真集1位を記録した写真集「TRACE」（講談社）に続いて出版されたビジネス書。

コムドットを約４年でトップYouTuber にするために積み重ねてきた、泥くさい試行錯誤と緻密な分析、そして徹底的に練り込まれた戦略を初めて明かしている話題作です。

応募総数1万人を超える中から選ばれた参加者が集まった三部構成（中高生の部、大学生の部、社会人の部）の講演会後に行われた、記者向けの取材にやまとさんが応えた様子をリポートします。

講演を終えたやまとさんは、「三部とも話す内容をすべて変えた」とこだわりを見せ、「全体を通して言いたかったことは、『やりたいことが見つかって周りが足を引っ張ったとしても、僕はあなたの味方です』ということ」と、コメント。

「自分には挑戦を肯定してくれる友達や家族がいたけれど、そうでない人もいる。コムドットを応援してくれている人の味方でいたいし、恩返しをしたい。なるべく全員の目を見ながらそう訴えました」と語りました。

講演会では、「手が多く挙がったのがうれしかった」と、観客との質疑応答が盛り上がったと喜びの表情を。「社会人の部では、来る質問に現実味があり、具体性が詰まっていて考えさせられた。よりリアルな悩みに答えられて、貴重な経験になった」と振り返ります。

そして、三部の最後には、コムドットのメンバーがサプライズで登場し、やまとさんを驚かせる一幕も。「『編集があるから行けないよ』と言われていたのに、ひゅうがの匂いがして、ひゅうが来たか！いや、そんなわけない、でもその匂いの持ち主が現れた」と、サプライズの瞬間についてにっこり。

1人で講演会というステージに立つことに、「自信家の僕ですらみんな反応を気にして緊張していた」と本音を吐露しますが、メンバーの顔を見れたことで、「その緊張感から解放されてうれしかった。メンバーの心強さを再確認した」と語りました。

「アイドル 2.0」というタイトルについて、「ネガティブなイメージで“アイドル”と言われることが悔しかった、僕たちは従来のアイドルではなく進化している。いい意味で“次世代”のアイドルは“何者”であってもいいんじゃないか」と、込めた思いを明かします。

“ネガティブ”というキーワードが出たところで、コムドットが世間から持たれているネガティブなイメージを払拭したいとも言及し、「大人の人にも読んでほしい。僕の考え方に興味を持っている、これから何かに挑戦していく人にも読んでほしい」と書籍をアピールをする場面も。

「今後挑戦したいこと」を聞かれたやまとさんは、「夢みたいな話ですが」と前置きをして、「僕たちの映画を作ってほしい、コムドットを俳優に演じてもらって、自分たちのこれまでここからの物語を見てもらいたい。僕たちの人生が映画になったら面白い」と語りだします。

「誰をどの俳優に演じてもらいたい？」と聞かれると、「僕の役は菅田将暉さん、ゆうたは坂口健太郎さん、うらたはムロツヨシさん、ひゅうがは柳楽優弥さん、あむぎりは…本人でいい（笑）」と、あむぎりさんでオチをつけつつ、「あむぎりは大泉洋さんかな」と具体的なイメージを伝えました。

常々宣言している「日本を獲りたい」という言葉についても、「積極的にYouTuber以外の活動をすることでYouTuberに興味のない人にも知ってもらうため」と、YouTube以外に、モデルや冠番組と活動の枠を広げている真意を明かします。

そして、後続のYouTuberのためにも、「YouTuberという職業自体が誇らしくなっていくようにしたい」と強い視線で語りました。

最後に、「小中学校からの地元の友だちと活動を始めて、国民的スターになる。こんな面白い人生はない。これからも自分のワクワクにしたがって突き進んでいきたい」と、これからの活動について目を輝かせて締めくくりました。