おでかけ

2019年12月26日 |

00:00

三田で「炙り白子×カレー」南インドの“ミールス”を独自の感性でアレンジする注目のカレー店

めざましmedia編集部

この記事をシェア

超本格的スパイス探求番組『スパイストラベラー』CS放送フジテレビNEXTで放送中。

番組では音楽業界きってのカレー好きとして知られる、Dragon Ashの桜井誠とBiSHのセントチヒロ・チッチが、昨今のカレーブームをけん引する名店の数々を紹介していく。

今回2人が来たのは、東京・三田。

桜井：では、行きましょう！お腹減ったもん。

チッチ：今日、朝カレーのノリです（笑）

桜井：もう…（笑）でも、それ最高。朝からカレー、一番最高！

LEE：おはようございます、お腹空いてますね！

桜井・チッチ：おはようございます、めちゃめちゃ減ってますよ。

LEE：きょうのお店はこちらです、ぜロワンカレーA.o.Dさんです！

今回も二人を案内してくれるのは、 “カレーおじさん＼(^o^)／ ”こと、 AKINO LEE （アキノリー）。

2006年から毎日カレーを食べ続けているカレー偏愛家で、生涯で食べたカレーは15000食を超える。テレビや雑誌など様々なメディアでカレー情報を発信するカレーのプロだ。

チッチ：かわいい～。

LEE：A.o.Dとは「Aromas of Dakshin」。ダクシンというのはインドの言葉で南。「南の香り」という意味ですね。

最寄り駅は都営三田線の三田駅。

2019年9月に大阪から移転したばかりのゼロワンカレーは、東京のカレー業界が注目する新店である。

チッチ：かわいい。カラフル。三田にいるのにインドきちゃった！みたいな気持ちになれそう。

LEE：東京へ進出された、店主のマルちゃんです！

チッチ・桜井：マルちゃん！

マルちゃん：よろしくお願いします、マルちゃんで！

ゼロワンカレーA.o.Dの魅力は？

LEE：インド料理ってちょっと難しいところがあるじゃないですか。それをわかりやすくポップに出して、一番守るべきところは守っている。

発想の自由さは大阪の方ならではですし、南インド料理を独自の感覚で進化させた、ここにしかない南インド料理になっています。

マルちゃん：インド料理って、ナンとカレーみたいなイメージがあると思うんですが、あれって紀元前に北インドに入ってきた人たちの料理なんですよね。

それ以前のインド料理、稲作をやってる南インド料理の存在を知って、一気に興味が湧きました。

いざ、実食！

マルちゃん：まずはレディースセットです。ご飯とインドの副菜。あとカレー2種になります。ラムとフィッシュのレディースセットですね。

チッチ：あ、かわいい～！どのように食べたら良いですか？

LEE：これはミールスっていう南インドの定食なんです。おかず、スープ、カレー、色々ありますが、まずは一つずつ食べて味わってください。最後に混ぜて食べるっていうのがミールスの食べ方です。

ということで一品ずつ味わうことに…

魚を炭火で一度香りを付けて、風味と旨みを出した上で、煮込んでいる。ココナッツを濃厚に使用したリッチテイストのカレーだ。

桜井：カレーと白子って食べたことない。

チッチ：いただきます、…………美味しいです！

LEE：考えて、考えて、「美味しいです」（笑）

マルちゃん：よかった～、めっちゃためるから。

チッチ：ココナッツが甘くて、女の人はすごく食べやすい。辛いのが苦手でも食べやすいカレーです。

続いてこちらは、1日限定10食のスペシャルメニュー。

マルちゃん：シカ肉のドピアザでございます。

桜井：うわぁ、すご！たまねぎが…ワ～オ。

マルちゃん：60度くらいで低温調理しています。表面に香りをつけて、最後にカレーでサッと煮こんでます。

桜井：いきなり核心部からいただきます。ん～、やわらかっ！

お肉が特に柔らかくてステーキのようですね、ほんと。玉ねぎもローストしたものが二つ乗っていて、その甘みもすごく立っていて。

マルちゃん：日本で食べられる南インド料理って、レストランというより“食堂系”のものが多いなって。うちのメニューは全然違う味わいで、リゾートやホテルのものなんです。

僕が好きで良く行っているケララ州は海岸沿いで、リゾート系のご飯がめちゃめちゃくちゃ美味しいんです。１ヶ月間ケララのホテルの厨房に入っていた事もあります。

桜井：なるほど、そうだったんですね。

カレーおじさん＼(^o^)／ AKINO LEEは「チキンマサラA.o.D」をチョイス。

マルちゃん：チキンを部位ごとに調理しています、鳥のもも肉を一度スパイスなどでマリネして、芯温60度以内でしっかりと調理して、その後、炭火で表面を炙って香りをつけ、最後にカレーと合わせて煮込むという工程です。

LEE：このチキンがね、炭であぶったものと、肉団子、両方あるんですよ。
いただきます。うまい！うまい！

桜井：なかなか無いですよね、肉団子って。チキンはココナッツオイルの甘みと風味が最初に立って、フワッと甘い感じが口の中に広がるんですけど、後からしっかりスパイスの辛味が。

マルちゃん：カレーリーフ系の香りが後から来るようにしています。

チッチ：これ（メドゥ・ワダ）って、いつ食べたらいいんですか？

LEE：これはいつ食べてもオッケー！

LEE：サンバルっていう南インドでは味噌汁のような料理があって、それにつけるとめっちゃくちゃ美味しいです。

チッチ：箸休めってことですか？

LEE：そういうことです。

チッチ：ハシヤスメ…（笑）いただきま～す！

LEE：ちょっとつけるっていう食べ方もありますが、ひたひたに完全に吸わせる。そうすると「サンバル・ワダン」っていう料理で、向こうの軽食です。

マルちゃん：忙しいお母さんが台所でパッと食べる料理ですね。

桜井：めっちゃうまいね、これ！

スパイスを使ったデザートも

もんちゃん：インド料理屋なので、ちょっとスパイスを使ってみたり、インドの粗糖の「ジャガリー」を使ったりしています。

チッチ：いただきま～す。

LEE：どう、何か気づいた事ある？

チッチ：なんか…情報量が（笑）

最初、すっごく甘いのかなって思ったんですよ。で、ちゃんと甘いんですけど、洋ナシがさっぱりしていて。

LEE：インドのスイーツって甘いのが多いんだけど、ここは日本人でもちょうどよく食べられる甘さのデザートが出てくるんですよ。

桜井・チッチ・LEE：ごちそうさまでした！