『ONE PIECE』のキャラを再現するため筋トレに励む！？キャスト陣がこだわりを告白
12月19日（木）「ONE PIECE LIVE ATTRACTION 10000回記念『MARIONETTE』トークショー＆ライブショー」
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東京タワー内にある『ONE PIECE』のテーマパーク「東京ワンピースタワー」で大人気なのが、照明技術とプロジェクションマッピングを駆使し、“麦わらの一味”が縦横無尽にステージを駆け巡る「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」。
2015年3月の開園当初から上演をはじめ、2020年についに通算10000回公演を迎えることを記念して、「ONE PIECE LIVE ATTRACTION 10000回記念『MARIONETTE』トークショー＆ライブショー」を12月19日（木）と20日（金）に開催。
現在上演中の最新作『MARIONETTE』は、新世界に浮かぶ「トンガリ島」を舞台に、シーザー・クラウンが開発した相手を意のままに操れるガスによって、トンガリ島の島民だけでなく、ルフィたちにも襲いかかる…！？というストーリー。
原作者・尾田栄一郎が描き下ろしたオリジナルキャラクター“歌姫アン”も登場する。
同作はダブルキャストで9役を18名で演じているが、19日のトークショー＆ライブショー は、同作に出演しているモンキー・D・ルフィ役（CV：田中真弓）の志茂星哉、ロロノア・ゾロ役（CV：中井和哉）の山本郁、ナミ役（CV：岡村明美）の齋藤千尋、ウソップ役（CV：山口勝平）の蓮井佑麻、サンジ役（CV：平田広明）の長野将志、アン役（CV：早見沙織）の小島瑠奈、サボ役（CV：古谷徹）の沖津海友、シーザー役（CV：中尾隆聖）の蝦名祥光、シャーロット・クラッカー役（CV：桐本 拓哉）の藤田真平が出席。
ここでしか聞けない作品へのこだわりや想いなどを明かしたトークショーのもようをレポートする。
キャスト陣が登場すると、会場からは大きな拍手と歓声が。志茂が「皆さん、元気ですか？盛り上がっていますかー？」と呼び掛けると、観客も「イエーイ！」と声をあげ、一気に熱気に包まれた。
「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」では、これまで最新作『MARIONETTE』をいれて5作が上演されており、来年2月1日に通算10000ステージを達成する予定。そこで「10000ステージの軌跡トーク」と題して、志茂と沖津の司会のもとトークを繰り広げることに。
『MARIONETTE』のメンバーはこれまで1308ステージをこなしてきていることもあり、仲が良く、イベントでも最初から和気あいあい。
志茂が「質問をしていきたいと思います。みんな元気に手を挙げてね」と声を掛けると、全員が「はーい！」と声をそろえる。質問が読まれると、全員が速攻で「はい！」と叫びながら手を挙げ、会場を笑いの渦に包んでいた。
まずは「キャラを演じている上でのこだわりは？」という質問が。ナミ役の齋藤は「ナミの強さを表すことにこだわっていて。今回はシリアスなシーンが多くて、ルフィたちを守る場面で、仲間を思う強さを動作や表情で伝えられたらなと思っています。喜怒哀楽がはっきりしているのもナミの魅力だと思うので、それに強さをのせて、大切に演じています」とニッコリ。
敵となるシーザー役の蝦名は「彼はガスの能力なので、浮遊感を見せるためにちょっと動くときもジャンプしたり、ステップを踏んだりしている」と明かすと、志茂が「たまに本当に浮いてるもんね」とツッコミ、会場は爆笑。
続けてクラッカー役の藤田は、一番気にしているところを“肉体”といい、「日々、筋トレに励みながら舞台に立たせてもらっています」と凛々しい表情。周りからも「ほぼ筋トレしてるもんね」と賛辞の言葉を贈られ、照れ笑いを見せていた。
また、4月の初日公演が始まったときと今との違いを聞かれると、アン役の小島は「みんなと舞台で目が合うことが増えて」と答え、話さなくても意思疎通できる関係になったというエピソードを披露。
足技を得意とするサンジを演じている長野は「足の角度」をあげ、「初日は97度くらい。今は180度くらいまで」と明かし、会場から拍手を浴びていた。
そして、ゾロ役の山本は、「『ONE PIECE』のキャラクターって筋肉がすごい。僕らもそれにならなきゃいけないという意識があって、楽屋とかでみんな筋トレをしてるんです」と告白。
続けて「僕と佑麻さんと海友が3人で残って。楽屋にある鏡の前で上半身脱いで、自分の体がどうなっているがチェックするんだけど、3人で『うい』って言ってポーズをとってた」と打ち明け、キャスト陣も観客も爆笑。さらに「ショーのレベルアップとともに筋肉の増量も楽しみにしていて」と呼び掛けていた。
イベントでは、スタッフがチョイスしたメモリアルフォトを公開する企画も。現在、「ONE PIECE LIVE ATTRACTION 10000回記念 LIVE MEMORIAL TOUR」と題して展示をするため、ゲストから「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」で撮影した写真を募集しているが、今回1stから4thまでの名場面に加え、イベント出演者たちのイチオシショットをまとめたパネルがそれぞれ公開された。
そして、最後にはキャスト陣がそれぞれメッセージを。
「温かいファンの方に囲まれて、大好きな舞台に毎日立たせていただける幸せな環境に恵まれて感無量です。これからも応援していただけるとうれしいです」（ 沖津 ）
「キレイな写真もいっぱい撮っていただいて、こんなに温かい目線で応援していただけているのを実感できて本当に幸せ。いつもありがとうございます」（藤田）
「とても緊張していたんですけど、周りに仲のよいお友達がいるので（笑）、とても楽しむことができました。日々1公演1公演、初日であり、千秋楽であるという意識を持って頑張っていきます」（蝦名）
「本当に毎日楽しくて…（目に涙を浮かべる）。笑ってばかりで気づいたら時間が過ぎちゃって。短い時間だけど、楽しい気持ちを伝えられたらと毎日頑張っています。お会いできる時間が限られてると思うけど、その中で最後まで楽しみたいです」（小島）
「舞台はお客様がいて初めて成り立つもので、役者陣も受け取るものもたくさんある。このショーは長期間やっているショーですごく貴重。1回1回の公演は同じものはなくて、キセキの瞬間を役者とお客様で少しでも多く共有できたらと思ってやっていますので、1回でも多くこのショーに来てください」（蓮井）
「充実した毎日を送れてるのは皆さんのおかげ。皆さんの笑顔やメッセージは全て目を通していて、それでいつも元気をもらっていて、僕の力になってます」（長野）
「仲間や皆さんと過ごすこの時間が本当に大好きなので。最後まで1公演1公演を大切に頑張っていきたいです」（齋藤）
「僕らが頑張れるのは、応援してくださる皆さん、スタッフさん、仲間のおかげ。最後まで誰一人もかけることなくやり切りたい」（山本）
「お客さんが僕らを見て生きがいを感じているように、僕らもお客さんを見て生きがいを感じています。この作品を愛してくれる皆さんに、しっかりと最後まで総勢18名で届けていけるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」（志茂）
最後には、「ありがとんがり！」と全員でポーズを決め、笑顔で会場をあとにしていた。トークショーのあとには、別キャスト陣出演のライブショーが繰り広げられ、迫力満点のパフォーマンスで観客を熱狂の渦に包んでいた。
＜東京ワンピースタワー＞
場所：東京タワーフットタウン内（東京都港区芝公園4-2-8）
営業時間：10:00～22:00（最終入園21:00）※日によって営業時間が異なる場合がございます。ご来園前に公式サイトをご確認ください。
公式サイトURL：https://onepiecetower.tokyo
ⓒ尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
ⓒAmusequest Tokyo Tower LLP
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