高梨臨さんが、和気あいあいとしたドラマの撮影裏話を語りました。
現在放送中の月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ)は、北海道でどんな子どもでも受け入れられるPICU(Pediatric Intensive Care Unit)=小児専門の集中治療室を作るため、そして、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう/吉沢亮)らが奔走する姿が描かれるメディカル・ヒューマンドラマ。
本作で、PICUの医師・植野元(うえの・はじめ/安田顕)とともに各地でPICUの設立に奔走する看護師・羽生仁子(はぶ・にこ)役を演じている高梨臨さんにインタビュー。
役を演じるうえで大切にしていること、撮影現場の裏話、そして2023年の目標などを聞きました。
<高梨臨が『PICU 小児集中治療室』出演!ムードメーカーの看護師役>
周囲の反響に「PICUを題材にすることはすごく大きなこと」と実感
<高梨臨 インタビュー>
──ここまでの放送を見たご自身の感想、周囲の反響はいかがですか?
私はこれまで、あまりドラマのオンエア前に反響をいただくことは多くなかったのですが、このドラマはオンエア前からいろいろな声をいただいていました。PICUに関わっている方や、医療従事者の方から「PICUのドラマをやるんだ?」「病院の人たちと見るね」と。
医療に関わる人にとって、PICUを題材にすることはすごく大きなことなんだと、すごく印象深かったです。
放送が始まってからは…私自身、1話はドギマギして全然内容が入ってこなくて、2話以降になってやっと客観的に見られるようになり、「あぁ、いいドラマだな」と毎話感じています。
──ご自身の作品は、なかなか客観的に見られないものですか?
作品によるのですが、今回は題材が子どもの命ですし、「ちゃんとできる(演じられる)かな?」「作品はどう受け入れられるんだろう」という不安もあったので、客観的に見られなかったのかもしれません。
──演じている羽生仁子は、どのような役と捉えていますか?
最初に監督とプロデューサーから、とにかく明るく、ムードメーカーで、チームをまとめて引っ張っていくキャラクターと説明されました。
それに持ち道具のスタッフさんが、筆箱やペンにニコちゃんマークのシールを貼ってくれていて、「ニコちゃんマークのイメージでいこう!」と思っていたんです。
私「羽生仁子」という名前がすごく気に入っていて、ニコちゃんマークをいろいろと用意してくださっていたことがすごくうれしかったです。
でも、(吉沢演じる)しこちゃん先生と音が似ているので、誰も「仁子ちゃん」って呼んでくれないから、それが悲しい(笑)。
そんな仁子ですが、実際に演じてみて、ツッコミどころがあってもいいのかな、と。もちろんPICU内では頼りになる存在でないといけないのですが、私自身が頼りがいのある人間ではないので、その素が多少出てもいいかなと最近思うんです。(自分の)子どもに全然頭が上がらない、というシーンもありましたし(笑)。
周囲にガミガミ言うこともありますが、明るさと抜けた部分で愛されるキャラクターになるといいなと思いながら演じています。
──羽生は、悩んでいる武四郎や綿貫(木村文乃)に寄り添うなど、周囲のことをすごく見ていますね。
そうですね。その根本には、安田顕さんが演じる植野先生への尊敬があると思います。PICUを立ち上げるために各地へ一緒に行き、北海道までついていって、彼がやろうとしていることをサポートしたいという気持ちが仁子には大きくて。
その延長に、丘珠病院のPICUの皆さんがいて、みんなのことを大切に思っているから、よく見えているのかな、と。
──演じるうえで意識してることはありますか?
言いたいことは言うけど、嫌味がないように伝えること。PICU内のバランスは大事にしています。そして、登場人物はみんな個性が強いので、その中で自分がどこにいたらPICUのメンバーに居心地がいいと思ってもらえるかを考えています。
それから、人間性ができていないと看護師さんは務まらないと思うんです。医師や患者、患者の親御さんも含めてサポートができないといけないといいますか。
今までにも看護師役を演じたことはありますが、今回のように現代の医療もので看護師を演じるのは初めてなので、演じながら新鮮な気持ちを感じています。
撮影は順調!合間は他愛のない会話で和気あいあい
──これまでの放送でグッときたなど、印象に残っているシーンはありますか?
しこちゃん先生が地元の幼なじみたち(生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央)とテレビ電話をしながら、「俺、全然だめだ」と素直に弱音を吐くシーンは、ちょっとキュンとしちゃいました。何気ないシーンですが、すごく人間らしくて。
──友人と、彼らのようにテレビ電話をすることはありますか?
コロナ禍で、流行りのオンライン飲み会は何度かやってみましたが、今は一切やっていないですね(笑)。
私にも何かがあったら話せる友だちはいますが、しこちゃん先生たち4人の関係は素敵ですし、うらやましいなと思いました。
──撮影現場はどのような雰囲気ですか?
医療シーンの撮影があると、その場で覚えなければいけない動きが多いので、あまり雑談はできていないですね。
ただ、この前少し話す時間があって、その時は私の飼っている犬の話をしていました。そうしたら吉沢くんも「犬が飼いたい」と言いだしたり(笑)。
話す機会があると、そういう他愛もない話をして盛り上がっていますね。
あとは、医療ドラマは専門的な動きもあって撮影に時間がかかる印象があるのですが、この現場はすごくテンポよく撮影が進むんです。
ある時は、予定よりも何時間も早く終わって…。うれしいを飛び越えてなんとも言えない気持ちでした(笑)。
──初回放送前の番宣番組で、高梨さんが独自に作っている愛犬がプリントされたグッズを、安田さんにプレゼントするという話もありましたが、それはどうなりましたか?
作ったのですが…安田さんも犬を飼っていらっしゃることをあとで知って。人の飼い犬のTシャツ、普通は着たくないですよね(笑)。
例えば、うちの夫(ヴィッセル神戸・槙野智章)がチームメイトの飼っている犬のTシャツを家で着ていたら、あまりいい気はしないので、安田さんにはまだ渡せずにいるんです。
「欲しいですか?」と聞いたら、「いただきます」とおっしゃると思いますし、申し訳ない気持ちもあって、作ったグッズはまだ家に眠っています。
──ドラマの今後の見どころを聞かせてください。
私自身、役を演じながら命と向き合い、いろいろと考えさせられています。見ている皆さんにも…感じることは人それぞれでいいと思いますが、命について一緒に考えていただけたら。
展開については…私も楽しみにしているところです。一緒に楽しみましょう(笑)。
2023年は「丁寧な暮らし」が目標
──今年も残り2ヵ月。高梨さんにとって今年はどんな年でしたか?
結婚して4年経ち、夫が神戸のチームに行ったこともあり、1人の時間がすごく増えて、仕事と向き合う時間が必然的に長く持てたことが大きい1年でした。
今回のドラマで初めてPICUというものを知ることができたこともありますし、改めてそういう知らない世界を知ることができるこの仕事は楽しいな、と。
こういう発見がある日々はありがたいですし、来年も頑張ろうと思えました。
──2023年はどんな年にしたいですか?
毎年言っていますが、丁寧な暮らしをしたいです。でも、本当にできなくて…。私、オン・オフの切り替えが激しいタイプなんです。家に帰ると、化石みたいになっていますから(笑)。だから、もう少し私生活を見直す1年にできたらいいなと思います。
フレッシュな野菜を食べるとか、そういうことに喜びを得られる年齢になったと思うんです。若い頃は何も考えずにお菓子や焼肉みたいなものばかり食べていましたけど(笑)、体にいいものを食べると、体も心も元気になりますよね。
内側からキレイになることは仕事のためにもなると思うので、2023年こそは丁寧な暮らしをしたいです。
まず第一歩として、年明けてすぐに七草がゆを作るのが目標です。
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