“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)が勤務する丘珠病院に、親友の矢野悠太(高杉真宙)が救急搬送されてきた。
ただちに悠太の処置に当たる救命医の東上宗介(中尾明慶)。PICU科長の植野元(安田顕)も東上のヘルプへ。武四郎は、突然のことに激しいショックを受けながらも、PICUの仕事に取り組もうとする。
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そんな折、植野は、新たに10歳の立花日菜ちゃんと、12歳の小松圭吾くんをPICUで受け入れると綿貫りさ(木村文乃)や武四郎たちスタッフに伝える。
日菜ちゃんは、急性リンパ性白血病で7歳のころから丘珠病院の小児科を受診しており、武四郎も研修医のころからよく知っている女の子。日菜ちゃんは先月から化学療法で寛解を目指して治療していたが、副作用で白血球が急激に減少していた。
一方、近いうちに受け入れる予定の圭吾くんは小学校2年生のときに拡張型心筋症を発症し、函館市内の病院で治療を受けていたが、心拡大が悪化しそこでの治療継続が難しくなっていた。
植野は、圭吾くんをより安全にPICUに搬送するため、ついにドクタージェットを使うと武四郎たちに伝えて…。