2023年1月期の土ドラは、葵わかなさん主演『三千円の使いかた』に決定しました。
あなたは三千円あったら何に使いますか?本や小物といったモノを買うのか、奮発してコースランチを楽しむのか、それとも貯蓄に回すのか、使いかたは十人十色。
三千円という金額をどのようにとらえ、使うかで、その人の性格が表れます。さらに、“三千円の使いかた”という小さな選択の連続が、人生を決めていく――。
2023年1月7日(土)スタート!の『三千円の使いかた』(東海テレビ・フジテレビ系)は、姉妹、母、祖母という御厨(みくりや)家の三世代の女性たちが、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金をし、その夢をかなえるために奮闘します。
「節約」「貯蓄」をテーマに女性たちの生き様を描いた、“あるある感”あふれるホーム“マネー”ドラマ
今を楽しく生きることだけしか考えていない次女(24)、結婚と子育ての真っただ中にいる長女(29)、更年期に熟年離婚危機を迎えてしまっている母(55)、生きがいを失い退屈な日々を過ごし、先の人生不安しかない祖母(77)…御厨家の女性たちが抱える悩みは、世の女性に共通したもの。
「節約」を通して、それぞれが「どのような人生を送りたいのか」を真剣に考え、悩む姿を描きます。
原作は「読めばお金が貯まる!」と話題になり、昨年の発売開始以降、各所で話題を呼び累計68万部を突破(2022年10月12日現在)している、原田ひ香さんの人気小説。
節約や貯蓄にまつわるちょっと得するエピソードだけでなく、女性三世代の悩みがリアルに描かれ、「共感できる」と女性の支持を集めています。
たとえ家族であっても、お金に関する話は少しはばかられてしまうもの。でも、他人はどうやってお金を貯めているのか、どれくらい貯金があるのか、ちょっぴり知ってみたい気持ちがあるのも本音です。
御厨家で繰り広げられる日々の何気ない生活は、共感できる出来事の連続。『三千円の使いかた』は、脈々と受け継がれるホームドラマの世界観を「お金・節約」というテーマで切り取った、ちょっと不思議なホーム“マネー”ドラマです。
このドラマの主人公、次女・御厨美帆を演じるのが、葵わかなさんです。
御厨美帆(みくりや・みほ/24)…葵わかな
御厨家の次女。東京の下町出身、就職を機に実家を出て、憧れだったおしゃれエリアのマンションで一人暮らしをはじめた。
IT関連会社で働いていて、そこそこ給料はいいが、節約等には無頓着で貯金はほとんどなし。 「今が楽しくなきゃ、意味なんてない!」と言わんばかりに素敵な彼との憧れの社会人ライフを送っているが、ある出来事をきっかけに自分の人生を見つめなおすことに…。
<葵わかな コメント>
原作を読ませていただいたとき、恋愛ドラマともヒューマンドラマとも違う、自分があまり知らなかった題材で、面白いストーリーだなと感じて、参加するのがとても楽しみになりました。
私が演じる御厨美帆は、24歳の今どきの女の子。一人暮らしで、いい会社に勤めているけれど、お金や将来については無頓着。結婚や老後には興味がないところなども描き方が非常にリアルで「確かに私も、こんな感じで捉えているな」と、共感しかありませんでした。
今回のドラマは、私だけでなく、三世代の女性がそれぞれのライフステージでお金や人生に関する悩みを抱えるのですが、どの世代の方にも共感していただける内容になっていると思います。
また、お金の使いかたや貯めかたに関して参考になる部分も多いので、お金の教科書のようにも楽しんでいただけると思います。
私がパッと思い浮かぶ「三千円の使いかた」は、スーパーで食材を買うことかなと思います。
自宅で料理を作ることが多いのですが、買い物に出かけると数日分をまとめ買いをします。それが、だいたい三千円くらい。でも、それで美味しいものが食べられるし、調理している時間自体を楽しむこともできますよね。
お金に関しては、私も美帆のようにきちんと考えなければいけないと思いつつ、使うことも大切なのかなと感じています。
運気を上げるためにはお金を貯めてばかりでは良くないと、親から言われた記憶があるので、たとえばちょっと高い洋服を買ったとしても、それを着ることで元気になれるし、また頑張れる。
いろいろなことに挑戦するために「お金を使う」という事を恐れずにいたいと思います。
土ドラ『三千円の使いかた』は、2023年1月7日(土)スタート!毎週土曜23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
<ストーリー>
中学生だった美帆に、祖母の琴子はこういった。
「人は三千円の使いかたで人生が決まるよ」
「…人生が決まるってどういう意味?」
「三千円くらいのお金で買うもの、選ぶもの、三千円ですることが結局、人生を形作っていくということ」
何事にもきっちりとした祖母の言葉を胸に刻んで大きくなった美帆のはずだったが…。
就職して1年。御厨美帆は、東京・下町の実家を出て、憧れの都内のおしゃれエリアで一人暮らしをスタート。
家賃は9万8000円。学生時代から付き合っているイケメン彼氏とラブラブに過ごし、雑用だけど仕事も順調、将来のための貯蓄などには考えも及ばず、好きなもの、好きなグルメ、好きなファッションに包まれる毎日。
祖母の言葉などすっかり忘れ、社会人ライフを満喫していたのだが、あるとき、暗雲が立ち込める。
美帆の勤める会社で、最も信頼でき憧れの存在でもある先輩の街絵さんが病気で倒れ、そのまま会社を辞めることに。
胸にぽっかりと穴が開く美帆、そんな美帆をやさしく彼氏が包み込んでくれる…と思いきや、学生から社会人になり、2人の間に隙間風が。
悶々とした気持ちを抱えながら過ごす日々。「私は本当にこのままでいいのだろうか」。
悩める美帆に訪れる、ある(偶然の出会い。そして美帆の人生が少しずつ変わり始めることに…。
一方御厨家では、夫の遺産1000万円をコツコツと増やし目標を達成したものの、逆に生きがいを失ってしまった祖母。
さらに、定年間際の無口な夫とギクシャクし熟年離婚も脳裏をよぎるうえ、突然病気の宣告を受けてしまう母など、女性たちが人生の岐路を迎えていた。
「私たちは、何のためにお金を稼ぎ、何のために貯蓄するのか?」。御厨家の女性たちは目の前の現実とどう向き合い、克服していくのか。
彼女たちにやってくる未来とは!?
<原田ひ香(原作)コメント>
「三千円の使いかた」は、5年も前に書いた小説で、小説を書いていたときはドラマ化なんて考えてもいなかったので、思いがけない成り行きにびっくりしています。
5年前の自分に「それ、葵わかなさん主演でドラマ化するよ」って教えてあげたいですね(笑)。
葵さんは、朝ドラの爽やかで新鮮なイメージがやはり一番大きいですが、今回はもう少し年上で、現代っ子?で、どちらかといったら現実的な美帆を、葵さんがどんなふうに演じられるかなあ、と。1日も早く見てみたいです。
私は「主婦雑誌」「節約雑誌」が大好きなので、節約やお金を通して「家族」を描けないかな、と思って書きました。節約や家計簿は、私にとっては普通のことなのですが、それを小説にしたことは、当時は結構、珍しかったのかなと思います。
「三千円の使いかた」は、お金の小説と言われることが多いですが、やはり基礎は「家族小説」なんですね。
今回のドラマ化にあたり、その「家族」がしっかりと描いていただけそうなので、とても楽しみにしています。
また、さまざまな年代の女性が出てきますので、全女性に見ていただきたいです。もちろん、男の人にも!
楽しみつつ、自分の将来にどんなことが起きるのか、どのくらいお金が必要なのか、一足先に予想したり、準備したりしてもらえたら、すごくうれしいです。