今、岐阜がアツい！『最高のオバハン中島ハルコ』ロケ地紹介

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『最高のオバハン中島ハルコ』のロケ地に注目しました。

大地真央さん主演、土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』（東海テレビ・フジテレビ系）。

本作は、2021年に放送された、オトナの土ドラ『最高のオバハン 中島ハルコ』の第2弾。

大地さん演じる主人公のアラ還名古屋マダム・中島ハルコと、松本まりかさん演じるグルメ雑誌編集者・菊池いづみのコンビが、世の中の悩みを次々と解決していく痛快エンターテインメント。日本のへそ・岐阜を舞台に大暴れしています。

先日、岐阜県岐阜市で開催された「ぎふ信長まつり」は、2日間で46万人が来場。市の人口を超える観光客が押し寄せ、大きな話題に。今、地方発のドラマや映画が盛り上がっています。

今回は、第6話の舞台となる岐阜・下呂のロケ地を紹介します。

下呂市で撮影が行われたのは、9月上旬のこと。下呂温泉は、草津・有馬と並ぶ、日本三名泉のひとつで、なめらかな湯触りと入浴後もしっとりすべすべする泉質から「美人の湯」としても有名です。

その地に1932年から建つ温泉旅館「水明館（すいめいかん）」が、 第6話のメインロケ地です。

上皇ご夫妻（2006年当時は、天皇皇后両陛下）がお泊まりになった貴賓室「蓬莱」は「ハルコが泊まる部屋」として使用。

ほかにも、樹齢500年の木を使用して作られた「能舞台」や500畳敷という大変珍しい大広間「春秋の間」など館内各所が、さまざまなシーンで登場します。

水明館を出て下呂大橋を渡った右手が、湯之島橋。その1本奥にかかる白鷺橋にあるのがチャップリン像。

「カップルでチャップリンを挟んで座れば結ばれる」というジンクスがあるといいます。

その橋の近くにあるのが民芸食事処「山びこ」。第5話でハルコたちが郷土料理「鶏（けい）ちゃん」を食べるシーンで登場しました。

「鶏ちゃん」は鶏肉とキャベツやもやしなどを醤油や味噌を、ベースのソースで炒めたもの。「山びこ」では、タレに自家製味噌を使用しています。

スタッフも「絶品」と声をそろえます。あるスタッフは「生涯食べた鶏ちゃんの中で、1位です！」とのこと。

第5話のラストシーンで、いづみ（松本）が食べていたのが「下呂プリン」です。

下呂牛乳や天然バニラビーンズなど素材にこだわったプリンが、カエルのマークの瓶に入ってレトロでかわいいと人気とのこと。

ちなみに、下呂ではカエルモチーフをよく目にします。それは「下呂」とカエルの鳴き声の「ゲロ」だったり、下呂温泉から「無事帰る（カエル）」など、さまざまな語呂合わせから来ているといいます。

水明館から徒歩20分、車なら5分ほど山の方面に行くとある「下呂温泉合掌村」。

世界遺産の白川郷から移築した、国指定重要文化財の「旧大戸家住宅」をはじめ、10棟の合掌造りで集落を再現した観光施設でもロケが行われました。

「イベントスペース　しらさぎ座」では、信長ハルコの成敗シーンが撮影されました。

ドラマを堪能したあとは、ロケ地巡りを計画してみては？

『最高のオバハン中島ハルコ』第6話は、11月12日（土）23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

下呂の温泉旅館で妖怪騒ぎ！？土岐（飯田基祐）から、またしてもSOSが。ツレの温泉宿が妖怪騒ぎで売却問題にまで発展しているという。ところが、ハルコ（大地真央）は、お化けが大の苦手。

とはいえ「岐阜の宝・水明館」を守るべく、いづみ（松本まりか）らと下呂温泉へ行ったハルコは、女将（魏涼子）から「両面宿儺」の一刀彫が消えたことを聞く。

そんななか、エンタメ界の大御所・太田黒久志（おかやまはじめ）一行と遭遇。

撮影隊によるヒロインの三枝瞳（鳴海唯）へのパワハラ疑惑が浮上、さらに地元のガイド三木三郎（村松利史）という男まで現れて…。

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