安田美沙子さんが、不妊治療の経験を語りました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
11月18日(金)の放送には、不妊治療経験者の安田美沙子さんが登場。「いつか子供を望むなら知っておきたいこと」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんと共に考えました。
不妊治療をしてもなかなか授からず…安田美沙子が経験談
20歳前半から、子宮内膜症の治療を続けてきたという安田さん。結婚後、婦人科の先生と相談の上で、妊活を始めたもののなかなか授からず、検査で卵管癒着が原因だとわかったので手術をしたそうですが、それでも授からずに、体外受精を決意したといいます。
安田さんは、自らの経験を踏まえて「若いうちから自分の体を知っておくことが大事」とメッセージ。
不妊治療専門医の丸田英先生も「今の考えが将来も同じとは限らない。妊娠前から自分の体や生活と向き合う『プレコンセプションケア』という考え方も広まっている」と語りました。
「いつか子供がほしいという20代の後輩が、婦人科に行くのはハードルが高いと言っている」というエピソードも紹介されましたが、実際、番組の調査によると、20〜30代では生理不順があっても「何もしていない」という人が、44.6%もいるといいます。
視聴者の意見を募る「せきらら投票」で「婦人科に抵抗感がある気持ち、理解できる?」と問いかけると、
「理解できる=89%」
「理解できない=11%」
と、圧倒的な結果になりました。
千秋さんは「妊娠して初めて婦人科に行ったし、ずっと遠い世界だと思っていた」と、若い世代に共感。
三上アナも「婦人科に抵抗があるわけではないけれど、面倒になってしまう。当事者意識を持ちにくい」と正直に打ち明け、三木さんも「生理不順は重い病気ではないと、先延ばしにしてしまう人が多いのでは」と分析しました。
丸田先生は「ハードルが高いと思っていた人に話を聞くと、実際に受診してみたら思ったほど大変ではなかったと言っている。生理痛も早く受診すれば対応の選択肢が増えるので、まずは受診を」と訴えました。
「夫とぶつかりまくった!」安田美沙子が語る不妊治療の大きな壁
不妊治療の主な方法と保険適用後のおおまかな料金についても紹介されました。丸田先生によると、保険適用後は不妊治療を検討する人も増えているといいます。
「タイミング法」「人工授精」「体外受精」を経験したという安田さんは、「保険で安くなったといっても、最新の薬を使うと値段がグッと上がるなど、治療前に知識が必要。もっと柔軟な制度に変わればいい」と実感を語りました。
安田さんは、不妊治療の大きな壁の一つである「夫婦の温度差」についても、本音でトーク。
「月に一度しか妊娠のチャンスがない」という基本的な知識はもちろん、「不妊の原因は自分にはない」という夫の態度や、病院に何度も通わなければいけない辛さなど、「2人の問題」として治療を捉えてくれない夫と、ぶつかりまくったといいます。
「わかってもらえるまで言葉で伝えなければと、長文でLINEを送ったりもした」という安田さん。
三木さんによると、夫婦の温度差に加えて、姑が口を出して追い詰められ、離婚してしまうケースもあるのだそうです。
竹山さんは「辛さがわからない夫の気持ちもわからないではないけれど、不妊治療は『どっちが原因』で進めてはダメ。夫婦で取り組まないと」とメッセージを送り、番組公式SNSには「職場の理解が進まなくて辛い」などのお悩みが多数届きました。
卵子の数には限りがある。早めに検査してしっかりと人生設計を!
「2回流産し、検査の結果、不育症だったことがわかった」という50代女性のエピソードでは、丸田先生が妊娠してもお腹の中で子供が育ちにくい不育症について解説。
不育症の外来診療も増えていますが、まだまだ認知度は低いそうです。
番組では、5月の放送で取材した不妊治療中の女性のその後も取材しました。
不妊治療開始から2度の流産を経て、自身の血液から取り出した血小板を卵巣に注入する「卵巣PRP療法」に切り替え。半年経過したところで、妊娠判定を受けたそうですが、やはりうまくいかなかったといいます。
「今は無」「キャリアも大切だが、子供について真剣に考えず、後回しにしたことを後悔している」という女性の切実な言葉に、SNSには「30代は、仕事も一番楽しくなる年代」「不妊治療で大変なのは金銭的な問題よりも、メンタル」「流産や死産という問題にも目を向けてほしい」など、多くの投稿が寄せられました。
番組では、「AMH検査=卵巣予備能検査」についても紹介。
丸田先生によると、女性が一生のうちに作ることができる卵子の数はその人によって決まっているそうで、この検査では血液を採取するだけで、自分の卵巣にどれくらい卵子が残っているか、確認できるといいます。
千秋さんは「自分の卵子の数が決まっていることを、今、初めて知った。10代や20代のうちにわかっておけば、(それに応じて)人生の計画が立てられるので、娘にも検査を受けさせたい」と興味津々な様子でした。
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