萬田久子さんが、亡きパートナーについて語りました。
11月27日(日)の『ボクらの時代』は、柴俊夫さん、松崎しげるさん、萬田久子さんが登場しました。
萬田久子 3回結婚した松崎しげるに「うらやましい」
柴さんと松崎さんは52年前に出会い、萬田さんは1982年のドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』(TBS)で2人と共演。
西田敏行さんほか、俳優仲間も交えて公私ともに親交を深めてきたといいます。
鼎談では、萬田さんとパートナーであった故・佐々木力さん(※)の関係性について言及しました。
(※)萬田さんと約30年連れ添ったパートナー。事実婚のまま2011年に逝去。
松崎:本当にこの2人…リッキー(佐々木さん)と萬ちゃんが2人でいるときって、やっぱり理想ですよね、男と女の。
萬田:なにそれ(笑)。
松崎:いや、ホント。
柴:いやいや、どっちかっていうと、やっぱり友だち関係だろ。(2人の周りに)大きな大きな輪ができてさ。
松崎:本当に。
柴:すてきな人たちばっかりだったからな。
萬田:だから、いまだにパーティとか行くと、全然知らない方でも「本当にリッキーにお世話になりました」とか、「あのときのあの言葉がもう心に…」とか、いろいろ言われるの。
松崎:わかります。もう影響力大ですよ、いまだに。
萬田:だけど(亡くなったのは)60歳でしたよ。早いでしょ。
松崎:ですよね。結婚っていろんな形があるじゃない。萬ちゃんとリッキーって、そういう結婚という部分のくくりがなくて、あんなに素敵なことができるっていうのがね。
柴:そう思うよ。別に、形式ばることはないよ。
萬田:そう。(松崎さんに)でも、(結婚を)3回したというのは、やっぱりうらやましいのはうらやましいですよ。
松崎:あ、そう?
萬田:結婚というのは、憧れがありますよ。私、やっぱり。
松崎:いまだに?
萬田:いまだにある。私、先週、出雲大社に行ってきて、宮司さんに「ここで結婚式挙げさせてください」って言ってきましたもん。とりあえず。一応「誰もいないけど」とかって言って(笑)。
松崎:あら(笑)。
萬田:でもね。変な話、私、(佐々木さんの)棺(ひつぎ)の中には、結婚届でしたっけ、用紙、一応入れたの。
柴:自分は書いたの?
萬田:自分は書いたの。で、はんこも押したの。で、そのまま火葬場へ行ったからね。
松崎:すてきだね。
萬田さんは「一応、自分の中では。結婚はしてないですけど、なんとなくね」と当時を振り返り、柴さんは「いい関係だよ」と言葉をかけました。
柴俊夫、ライフワークのチャリティ活動「継続は力」
3人は、柴さんが「30歳のとき始めた」というチャリティ活動についても語りました。
萬田:何がきっかけだったんですか?
柴:いや、ただ六本木でなぁ?
松崎:うん。
柴:松(松崎さん)と西やん(西田敏行さん)と僕と田中健と志垣太郎で飲んでばっかりいたころ。バンドとかやると、周りのお客さんが喜ぶやん。で、「これでなんかできるんじゃないの?じゃあ、チャリティでもやろうか」って。
松崎:でね、面白いことに、僕らチャリティを15年くらいやったときに、みんながある程度の売れっ子だったんですよ。そしたら、これ売名行為だよな、偽善だよなって。
萬田:ああ。
松崎:みんなで、そのことを話し合ったんですよ。
柴:うん、言われちゃったのよ。
萬田:言われたの?
柴:うん。耳に入ってきた。
松崎:そうそう。
柴:なんで、そんなこと言われなきゃいけないんだろうって。
萬田:それは、やっかみよね。
柴:マザー・テレサの「anyway」っていう言葉があるんだけど。どんなに、やっかみであるとか非合理だとか、みんな言われても、とりあえず続けなさいって。それが、あなたたちの力になるって。
松崎:ですよね。
柴:だから、それを信じて俺たちはやってるんですよ。
萬田:いや、すごい。
柴:(笑)。大したことやってないんだ。
萬田:いやいや。でも、やっぱり「継続は力」ですよ。
松崎:そう、力だよね。
柴:でも、ずっと支えてくれてるじゃないの、萬ちゃん。
松崎:ね、本当ですよ。
「今度、歌わせてくださいね」という萬田さんに、松崎さんは「やっぱりジュリー・ロンドン歌ってほしい」、柴さんも「来年出てもらおう」と盛り上がりました。
松崎しげる「マイク持ち続けますよ」と生涯現役宣言!
萬田さんが、この2~3年でボイストレーニングを始めたと明かしたことをきっかけに、スタイルや健康維持の話題も。
萬田:「なんで今さら(ボイストレーニングに)?」とかって言われてるんですけど。「声帯も年をとる」って言われて。
松崎:いいんじゃない。
柴:いや、それ、健康にもいいよな。
松崎:健康にもいいですよ。
萬田:と、思う。
松崎:大きい声出すのは、やっぱり絶対いいです。
柴:このコロナ禍になって、マスクになって、声が小さくなってるじゃない。
萬田:なるほど。
柴:俺なんか、しゃべってると、うちの奥さんに「何言ってるか聞こえない」とか言われて。
萬田:あはははは!
松崎:でも、声帯もあるけど、やっぱり俺は萬田久子っていう人は、なんでこんなにいつもスタイルを維持できてんのか。
柴:いや、努力してるよ。
萬田:努力はしてる。たぶん私、洋服が好きなんだと思います。なので、その洋服を着たいがために運動してる。だから、健康維持とスタイル維持っていうか…。
松崎:よく世の中でいわれる、ストイックとは違うの?
萬田:それは、できないですよね。
松崎:それじゃないんだよね。
萬田:できないと思う、ストイックは。
松崎:柴さんなんか見てると、やっぱりストイックだなと思うもん。
萬田:人から見るとね。
柴:うん、まあ前はね。
松崎:なんかやろうとしたときに。
柴:前はやってたけど、今はもう緩めちゃってるね、全体的に。
萬田:運動を?
柴:毎日15~16キロ走ってたからさ。
松崎:そうですね。すごかったもんな。
柴:やり過ぎはダメ。今はやっぱりどっちかっていうと、晴耕雨読。那須に行って、山歩きをするとか。何かじじいみたいだけど。
萬田:そう、いつも那須に行ってる。
柴:すごく健康にいい。山道歩いてるから、この前、有珠山っていうとこ登ったのよ。もう大変だったけど、制覇したね。だから、そういうストレスを解消するのが、今の健康法かな。
萬田:そうね。それは。
松崎:なるほどね。
柴:で、好きな人と会う。
松崎:それが一番ですよ。俺は、暴飲暴食。まったくなんにも。喉に良いことも、ケアもまったくしてない。「あるがまま」っていうのが好きなんですよ。
萬田:それは理想ですけど、それで歌えるんでしょ?
松崎:いや、だって理想にやっぱり向かってったほうがいいじゃないですか。
萬田:え?
松崎:これを無理して何かをやるとかっていうんじゃなくて。よっぽどおかしかったらやりますよ。病院に行ったりなんかするんだけど。全然ここ(喉)の病気にかかったこともないし。
柴:すごいよな。
松崎:頭悪いくらいでね(笑)。
そんな松崎さんに、萬田さんが「何歳くらいまで仕事を続けるか」と尋ねると…。
松崎:僕の学校の先輩にね、大橋巨泉さんっていう、うるさい先輩がいたんですよ。
萬田:(笑)。
松崎:それで「おい、松崎。俺は、セミリタイアするから」って。「なんですか、そのセミリタイアって?」って言ったら「仕事しながら遊ぶんだよ」って。「ああ、いいですね」とかいって。でも、それ真似しようかなと思ったけど、先輩の真似はできないね。
それこそ僕の年代で、同じ下町生まれの三遊亭円楽さんが亡くなったり。円楽さんがいつも「俺は友だちが誰も、1人もいない。あ、1人だけいるわ。松崎しげるだ」ってね。「あいつは色黒で、俺は腹黒」っていうのでウワーッときて、それから話を始めるっていう。
中学時代から知ってる仲間で、病気になって、いろんなことがあって。それで、しゃべりもしどろもどろだったときに記者会見やって。「かっこ悪かったら、俺は江戸っ子だから、そんなもんすぐやめちゃいたいんだよ。だけど、みんながやれやれって言うから俺は死ぬまでやるよ」っていうね。
あれを聞いたときはやっぱり、かっこ悪くても俺もずっとやり続けようかなと。やっぱり、生かされている感じはあるし。同い年であれだけ仲良かったんで。「色黒と腹黒」も、ずっとみなさんの頭の中にあればいいかなと。
「マイク持ち続けますよ」と生涯現役宣言をした松崎さんに、柴さんも「もう、松からマイク取ったらあかんよな。やっぱりエネルギッシュにいつまでも真っ黒で」と語り、3人で笑い合いました。
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