『99人の壁』で話題の『サザエさん』大好き4年生 サザエさんにハマッた理由は？

去る11月17日（日）、お台場の湾岸スタジオにて、フジテレビの人気アニメ『サザエさん』の放送50周年を祝した会見が行われ、サザエの声を務める声優の加藤みどり、24日（日）に実写版としてスペシャルドラマが放送され、サザエを演じる天海祐希、そしてサザエさん（着ぐるみ）が登壇した。

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華やかな雰囲気に包まれ盛り上がった会見を、会場から見守っていた小学生がいた。先日、11月9日に放送された『超逆境クイズバトル!!99人の壁』に「サザエさん」のジャンルで出場し、ファイナルまで戦った水口璃音さん（小学4年生）だ。

10歳とは思えない幅広い知識と「サザエさん」への深い愛情、冷静沈着で堂々たる戦いぶりに、ネットでも「サザエさんの子、すごい！」「強くて、かわいいなんて最強！」「めっちゃ応援したくなる」との声があがり、トレンド入りするほどの反響となった。

惜しくも東大生に敗れたが、戦いを振り返り「やりきった感じがしました」とこれまた大人のコメントをした璃音さん。番組の計らいで、会見に招かれても、終始落ち着いた様子でステージを見つめていた。そんな璃音さんに、会見を見た感想、そして気になる『サザエさん』への思いを聞いた。

――加藤みどりさん、天海祐希さんが登場した会見を見てどうでしたか？

ネットやテレビで見るよりも、みんながずっと輝いて見えました。

――今日はどんな気持ちで来ましたか？

みどりさん、天海さんを目の前で見られるのかな、ふたりはどんなことを話すのかな、とか、ちょっと楽しみにしてきました。楽しかったです。

――終わったあと、みどりさんと話していましたね。どんなことを話しましたか？

『サザエさん』のことを「どうやって覚えるの？」と声をかけてくれました。「とにかくアニメをたくさん見ています」と答えました。

――そもそも、どうして『サザエさん』が好きになったんですか？

幼稚園の時までは、なんとなくボーッと見ていたんですけど…好んで見ていたというより、ちょっと暇つぶしくらいの感じだったんですけど（笑）、たまたまたくさん録画していた中に、あった『サザエさん』のスペシャル番組を見て一気に好きになりました。

――それはどんな内容だったんですか？

磯野家全員で宇宙に関する博物館に行って、カツオと同じ年くらいの宇宙飛行士を目指している女の子の出会って、いろいろ体験するお話です。

――そのお話のどこに惹かれましたか？

その女の子がカツオのことをすごくライバル視しているような感じが面白かったし、最後にロケットが発射するシーンがあって、そこがなんか神秘的っていうか…なかなか見られない感じがして面白かったです。

――それがいくつくらいの時ですか？

小学１、2年生の時です。

――そこから一気に好きになったんですか？

はい、そうです。

――周りのお友達も見ていますか？

うーん、「まあ、知ってるよ」みたいな感じです（笑）。

――学校では、「昨日の『サザエさん』見た？」みたいな話にはならないですか？

はい。『ちびまる子ちゃん』寄りの子もいたりして…。

――『99人の壁』で知識を披露できてどうでしたか？

なんか、すっきりしました（笑）。

――アニメを見て勉強と言っていましたが、ほかにはどういう勉強を？

公式ガイドブックを読んで気づいたことを（メモに）書いたり、ネットでちょっと見てみたり…そのくらいかな。

――『サザエさん』の舞台は、璃音さんが知らない昭和の時代だと思いますが、見ていて違和感を覚えることはないですか？

昔とか現代とか意識したことがあまりないですし、現代風にアレンジしている部分もあると聞いたことがあるので、違和感はないです。

――見ていて「勉強になったな」と思うことは？

いっぱいあります。例えば、「本棚は人なり」っていうことわざがあるのを知ったり、「小春日和」が本当は秋の終わりの暖かい日のことをいうとか、いろんなことを知りました。勉強になります。

――将来、サザエさんのような家庭がいいといった希望はありますか？

確かに、サザエさん一家みたいに、みんなで一つのテーブルを囲んだり、広い家で楽しく過ごしたり、してみたいなっていう憧れは、まあ、そこそこあります。

――将来、サザエさんのような女性になりたいとか？

うーん、とにかく元気で健康であれば…（笑）。

――最後に、読者のみなさんに『サザエさん』のアピールをお願いします！

元気で明るくて、今とはちょっと違った世界で面白いですよ。まず、『サザエさん』を見てみてください！