鈴木伸之「家に帰っても落ち込む」妻役・菜々緒から叱られる役で引きずる

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1月5日、同日スタートする菜々緒さん主演の木曜劇場『忍者に結婚は難しい』の制作発表会見が行われ、菜々緒さん、鈴木伸之さん、勝地涼さん、山本舞香さん、古田新太さんが出席しました。

原作は『ルパンの娘』（フジテレビ）シリーズなどの横関大さんの最新作。本作では、現代に生き永らえる“忍者の末裔（まつえい）”というコミカルな世界感の中で、主人公の夫婦が表と裏の顔の二面性を持ち併せて織り成す忍者×夫婦ラブコメディが描かれます。

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本作で「気が強く、完璧主義者」の蛍役を演じる菜々緒さんは、「自分自身に近いキャラクターじゃないかなと思います。以前占いで、『前世で、忍者と魔女をやっている』と言われていて。この役をいただけて、びっくりしております」とニッコリ。

蛍は、普段は薬剤師でありながら、忍者のミッションを遂行しているという主婦。

二面性を演じるにあたり菜々緒さんは、「メリハリをつけてお芝居できたらいいなと思っています。恋愛に関しては、ツンデレだったりするので、そういった要素も見ていただけたらと思います」と伝えました。

劇中での忍者姿の写真が紹介された菜々緒さん。

実際、菜々緒さんはプライベートでも黒しか着ないそうで、「普段帽子をかぶっていて、黒づくめで街を歩いているので、面白いくらいに気付かれないです。黒づくめだと男の人だと思われるのか、バレたことなくて。普段から割と忍んで生きているので、この役はすんなりできて、役作りの苦労はなかったですね」と語りました。

菜々緒さんの夫・悟郎役に挑戦する鈴木さんは、劇中写真が公開されると「あら、カッコいい！」と自画自賛。勝地さんに「自分で言っちゃった！」とツッコまれるも、「これ、カッコいいですね！自身で言わなくて誰が言うんですか？」と答え、「俺、言おうと思ったのに」（勝地さん）とやりとりを見せ、笑いを誘いました。

普段は、役を引きずらないという鈴木さん。

劇中では、ズボラというキャラクターなため、妻役の菜々緒さんから怒られることが多いそうで、「家に帰っても落ち込んで。ソファの上の服とかもキレイに畳んで、棚にしまいました。鈴木伸之としても勉強になった第1話になりました」と振り返りました。

勝地さんが演じるのは、悟郎の幼なじみで、ムードメーカーな上忍・音無祐樹。

勝地さんは、普段からムードメーカーだそうで、鈴木さんは「さっき廊下ですれ違ったんですけど『あけましておめでとう！』の声量がすごすぎて。菜々緒さんもビックリして楽屋から出てきました」とエピソードを。

すると勝地さんは「鈴木くんも、めちゃくちゃふざけていて。『御意（ぎょい）』というセリフがあるんですけど、『御意、御意』と言っていたら、最終的に『ぎょいぎょいすー！』（ダイアン・津田さんのギャグ『ごいごいすー』のパロディ）になったんですよ」と明かし、鈴木さんは「僕らしか分からない（ノリ）かもしれないけど」と伝えました。

また本作で「特に役作りはしていない」と明かした、山本さんと古田さん。

インフルエンサーで活躍する蛍の妹役を演じる、山本さんは「現場が楽しいので、そのままやらせていただいています」と笑顔。

ドラマの公式TikTokでは、ダンス動画を配信しているそうで「ダンスは、過去にドラマでやったことがあるので、出来ているんじゃないかと思います。みんな、踊ってくれたらうれしいです」と呼びかけました。

古田さんは、「12月の頭まで（舞台で）伊賀ものをやっていて、今は甲賀なんだよね…」とポツリ。

19歳の頃から、忍者役をやっていたそうで「忍者デビューのときは風魔だったので、（忍者歴は）結構長い方ですね」と説明。

また役作りについては「どんなドラマや映画に出ても、役作りなんかしません。台本に書かれているセリフを言えば、変えられる仕事なんです。つつがなくね」と答えました。

会見の中盤には、ヒット祈願を賭けて、菜々緒さんと鈴木さんが、3つの手裏剣を的に投げるゲームにチャレンジ。

菜々緒さんが挑戦するも、残念ながら3つともハズレ。

「すみません、正月、修行をさぼってました」と悔しがる菜々緒さんに続き、「三ヶ日休まず修行していました。任せてくださいよ！」と、鈴木さんの番に。

2投目が見事的に命中すると、鈴木さんは両腕を上げ、喜びました。

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会見の最後には、記者からの質疑応答の時間が設けられ、菜々緒さんに「忍者として使ってみたい技はありますか？」と質問が。

菜々緒さんは「何がなんでも、このドラマがヒットする術がほしいです」と回答。

具体的な内容を聞かれると、鈴木さんが「木曜10時になったら、勝手にチャンネルが8になる」、勝地さんが「小さい菜々緒さんが、みんなの元に行って、テレビを8チャンネルに替える」とフォローしました。

本作のタイトルにちなみ「鈴木さんにとって、難しいものは？」と聞かれると、鈴木さんは「冬は難しい。冬が苦手すぎて、撮影地の山梨が2〜3度と寒すぎて、カイロを20枚貼ってました」と告白。

「そしたら着ていたタキシードのボタンが閉まらなくなって、胸元のカイロを外していました（笑）」と明かしました。

鈴木さんの発言を受け、古田さんは「俺は山梨で、ワイシャツ1枚で汗かいてたよ。雀（山本舞香）も蛍（菜々緒）もコタツに入ってるのに、俺は暑くて入れなくて。ずっと外にいた」と振り返りました。

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木曜劇場『忍者に結婚は難しい』は、1月5日（木）22時からスタート（初回15分拡大）。毎週木曜22時より、フジテレビで放送されます。