小瀧望さん(ジャニーズWEST)が主演を務める「ザ・ビューティフル・ゲーム」のフォトコール及び取材会が、1月7日に行われ、小瀧さん、木下晴香さん、益岡徹さん、瀬戸山美咲さん(上演台本・演出)が登壇しました。
この作品は、北アイルランド紛争のドキュメンタリー番組に胸を打たれた、「We will Rock You」を手掛けた人気作家・ベン・エルトンさんが実話をもとに書き上げたミュージカル。サッカーに青春のすべてを懸け、逆らうことのできない運命に翻弄されながら戦っていく男と、そんな男を愛する女、その仲間たちの鮮烈な人生を描きます。
プロサッカー選手を目指すジョン・ケリー役を小瀧さん、その恋人メアリー役を木下さん、サッカーチームの監督であり、若者たちの行く末を常に案じている父親的な存在のオドネル神父役を益岡さんが演じます。
小瀧望&木下晴香 同世代キャストとの共演に「青春している」
小瀧さんは、共演するキャストについて、「年下のキャストがいるというのが初めてでした。それが一番新鮮でした。こんなにも同世代が集まることは、この先あるのかわからない。同世代が多いからこそのチームワークが築けたと思います。仲間というのが大事な作品なので、助かりました」と感謝。
木下さんも、「同世代の人と同じ舞台に立つ経験が、あまりなかったです。稽古場でタメ口で話している感覚が不思議でした。『青春しているな~』と思っていました」とほほ笑みました。
小瀧さんの初主演舞台「MORSE-モールス-」の上演台本を担当している瀬戸山さんは、「(小瀧さんは)繊細でいい俳優さんだと思っていて、他の作品でもビシッと決めていらっしゃいました。今回は、ミュージカルなので、お客さんとの関係が大きいと思います。今日初めて、客席で見させていただいて、(演技が客席に)届いていたので、本当に貴重な舞台俳優さんだと思います。これからも舞台をやってほしい」とラブコールを送ると、小瀧さんは「どんどんやりたいです!」と即答。
本作の見どころについて、小瀧さんは、「登場人物全員の生命力とエネルギーです。ミュ―ジカルで描いている舞台の人たちは、明日命があるかわからない、死と隣り合わせで生きている人たちなんです。僕たち世代には、なじみがないかもしれませんが、戦争・紛争・分断というものが、いかに愚かなことか伝えられる作品になっていると思います」と語りました。
小瀧望、サッカー監修の大久保嘉人に感動「小さい頃の自分に言いたい」
本作で重要となるのがサッカーのシーン。
小瀧さんは、「一幕の見せ場では、ボールを使わずにサッカーの試合を表現するシーンがあって、そこはキャスト全員で入り乱れてシーンを作っているんです」と説明。
稽古期間は、「FIFA ワールドカップ カタール 2022」の真っただ中だったそうで、「キャストの男子が17~8人いるのですが、半分くらいは(テレビで観戦をして)ほぼ寝不足で稽古に来ていました(笑)。サッカーのミュージカルの練習をしているときに、日本代表が希望や勇気を与えてくれて、僕たちも盛り上がりました」と振り返りました。
サッカーシーンは、元日本代表の大久保嘉人さんが監修しており、「稽古が始まる顔合わせの前に、どれだけ男性キャストが、サッカーを出来るのかというチェックと、交流を兼ねて、大久保さんにサッカーを見てもらうという機会があったんです」と。
そして、「大久保さんに自分がサッカーをしている姿を見てもらえるなんて。小さい頃にサッカーをしていた自分に『お前、いつか見てもらえるぞ』と言ってあげたいくらい、すごく感動しました!」と喜びました。
また、小瀧さんは、ジャニーズWESTのメンバーについて、「今回のミュージカルは、見に来てくれるんじゃないですかね。ただ、忙しいメンバーもいるので。僕自身、神山(智洋)の舞台に行けていないんです」とコメント。
続けて、「メンバーの楽屋とかで、僕はこのミュージカルの歌をうたっているんですよ。そうしたら、メンバーが歌を覚えちゃって(笑)。劇中で、『とにかく酒を飲むぞ!』って歌があるんです。メンバーはお酒好きが多いので、とくに中間(淳太)、桐山(照史)が一緒に歌ってくれて、『見に行くとき、一緒に歌ってまうわ!』って言っていました」と明かしました。
最後に、「2023年、年明けからステキなキャスト、曲、演出家さんと幕開けできることうれしく思います。僕自身、初めてのミュージカルなので、そこにも注目してほしいですが、若いエネルギーと、登場人物たちの生命力を感じてもらえる作品になっていると思います。他人事とは思えない話ばかりなので、何か感じてもらえればうれしいです」と締めくくりました。
<「ザ・ビューティフル・ゲーム」公演概要>
あらすじ
イギリス領北アイルランドの首都ベルファスト。
街はIRA(北アイルランドの独立を訴える組織でカトリック派)の活動が日増しに盛んになり、宗派の争いは街を分断していた。
それでもここで暮らすサッカーを愛する人々は、試合を「ザ・ビューティフル・ゲーム」と呼ぶ。
彼らにとって自分たちが応援するチームの試合は最も大事なものであり、彼らの人生そのものだった。
ジョンはそんなサッカーチームのエース選手であり、将来はプロサッカー選手になることを夢見ていた。
ジョンとチームメイトのトーマス、ダニエル、ジンジャー、デルたちはサッカーに青春を捧げ、チームの監督であるオドネル神父による厳しいトレーニングの元、国内リーグでの優勝を目指して毎日汗を流していた。
スタンドに座るメアリー、クリスティン、バーナデットら女の子たちは、それぞれの意中の若者たちに声援を送っていた。
しかし、街はカトリック派とプロテスタント派の争いが日増しに激しくなり、ジョンやチームにも不穏な空気が忍び始めるのだった。
サッカー選手になる夢、愛する恋人との幸せな未来、仲間たちとの変わらない友情。
逆らうことのできない運命は、ジョンに人生を大きく変える選択をせまることになり…。
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
作詞:ベン・エルトン
上演台本・演出:瀬戸山美咲
振付:ケイティ・スペルマン
出演:小瀧望、木下晴香、東啓介、豊原江理佳、加藤梨里香、新里宏太、皇希、小暮真一郎、益岡徹
製作:東宝/東京グローブ座
【東京公演】1月7日(土)~26日(木)/日生劇場
【大阪公演】2月4日(土)~13日(月)/梅田芸術劇場 メインホール
最新情報は、「ザ・ビューティフル・ゲーム」の公式サイトまで。
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