吉沢亮 年始の帰省を報告「2匹目のわんちゃんに会った瞬間に、顔を舐められた」

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映画「ファミリア」の公開記念舞台挨拶が1月7日に行われ、役所広司さん、吉沢亮さん、サガエルカスさん、ワケドファジレさん、アリまらい果さん、MIYAVIさん、佐藤浩市さん、成島出監督が登壇しました。

この作品は、山里に暮らす陶器職人の父・誠治（役所）と海外で活躍する息子・学（吉沢）、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスの3人を中心に、国籍や育った環境、話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする人々を描いた物語。

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トークセッションでは、キャストがお正月の思い出について明かしました。

役所さんは、幼少期のお正月について「大晦日には家族で餅つき、元旦にはお年玉、それでおもちゃ屋さんに行って銀玉鉄砲を買うというのが、喜びでしたね。（その鉄砲で、友達と）打ち合いをやって、終わったら玉を拾ってという風にやっていました」と振り返りました。

吉沢さんは「今年の年始、実家にちょろっと帰りまして。家には、わんちゃんがいるんですけど、僕が1人暮らしをしている間に2匹になっていて。2匹目のわんちゃんにまだ会えてなったので会ってきました、めちゃくちゃかわいかったです」と発言。

MCより「懐きましたか？」と聞かれると、「会った瞬間、顔をベロベロ舐められて、『めちゃくちゃ人懐こいな、こいつは』って（笑）。1日中、両脇に犬を抱えてテレビを見ていました」と明かしました。

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本作にオーディションで選ばれた、在日ブラジル人のサガエルカスさんと、ワケドファジレさん。

サガエルカスさんは「大きい行事があるときにブラジル人は、多くの人を集めて盛大に祝うんですが、今年は（コロナ禍以降）久々に親戚や友達を家に呼んで、料理を食べて、プレゼント交換。その後、カウントダウンをやって、夜中なのにめちゃくちゃ音楽をかけてダンスパーティの雰囲気を味わいました」と紹介。

ワケドファジレさんは「今年は寝てました（笑）。9歳までブラジルにいたときは、平和を願ってみんな白い服を着なきゃいけないんです。白い服をきて、おばあちゃんは朝からずっと料理をしていて、夜に完成した料理を食べて、カウントダウンをして、乾杯をして、花火を見てみんな帰る。（今となっては）懐かしい思い出です。日本では、寝て過ごします」とニッコリ。

アリまらい果さんは「今年はこたつを買って、初めてお節を食べました。いろいろ甘かったです。初詣にも初めて行って、日本の文化をお正月で味わった感じです」と回答。

「お正月は、ロサンゼルスやハワイと海外でライブをして過ごすことが多かった」というMIYAVIさんは、昨年末紅白歌合戦に出場したため、今年は日本での年越しを報告。

MIYAVIさんは「決まって初詣に行く場所があって。元旦だと混むため、日にちをずらして昨日、気合い入れて朝5時にスタッフと一緒に行ったんですけど、お寺も屋台も閉まってました（笑）。真っ暗な中、初詣しました」と明かしました。

佐藤さんは「この歳になると、年を越すまで起きているのが大変なんです…」とつぶやき、役所さんに「先輩、ちゃんと起きれています？」と質問。役所さんは「僕は起きてますよ」と返事しました。

続けて、佐藤さんは「毎年それとの戦いで。今年は、目をバッチリ開けて、年を越すことができました」と伝えると、MCから「除夜の鐘は聞けましたか？」と質問が。

佐藤さんは「それは聞いてないな、寝てたんですかね？」と苦笑しました。

山里に一人暮らす陶器職人の神谷誠治（役所広司）のもとに、アルジェリアに仕事で赴任している学（吉沢亮）が婚約者ナディアを連れて一時帰国。

結婚を機に会社を辞め、焼き物を継ぐと宣言した学に誠治は反対する。

一方、誠治が住む隣町の団地に住む在日ブラジル人青年のマルコスは、半グレに追われたときに助けてくれた誠治に亡き父の面影を重ね、焼き物の仕事に興味を持つ。

そんな中、アルジェリアに戻った学とナディアをある悲劇が襲い…。

映画「ファミリア」は、全国公開中。
©2022「ファミリア」製作委員会
配給：キノフィルムズ