1月8日、グローバルボーイズグループ・INIの初のアリーナツアー「2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE]」の最終日が日本武道館で開催されました。
2021年にデビューし、瞬く間にスターダムに駆けあがった11人。満を持して開催された記念すべきデビュー後初ツアーにして初のアリーナツアーは、全13公演で12万人を動員しました。
フジテレビュー!!では、涙とあたたかい空気で包まれた最終日のライブの模様をレポートします。
「武道館ー!盛り上がってますか!?」
オープニング映像が流れ、観客の期待感も最高潮に高まったところで、火花と共にINIが登場。デビュー曲「Rocketeer」、そして「Cardio」「BOMBARDA」と気迫のこもったパフォーマンスを披露して会場を沸かせます。
リーダーの木村柾哉さんが「武道館ー!盛り上がってますか!?」と呼びかけると大きな拍手で応える会場。そして、11人で並んで「Login to us ! INIです !」と揃ってポーズを決めると、メンバーが順番にあいさつをして盛り上げていきます。
「最終日の最終公演、皆さん盛り上がる準備はできてますか!?」(池﨑理人さん)
「僕たちも最後まで悔いのないパフォーマンスをして、皆さんが絶対満足して帰れるように頑張ります」(許豊凡さん)
「最後まで力を振り絞って、皆で最後までこのツアーを完成させましょう!」(西洸人さん)
「盛り上がる準備はできてんのかー!?」(松田迅さん)
「皆さん会いたかったでーす!盛り上がっていきましょう!」(藤牧京介さん)
「短い間ですが、皆さんはこの瞬間楽しむ準備はできてますか!?」(木村柾哉さん)
「あけましておめでとうございます!最高の思い出作っていきましょう!」(佐野雄大さん)
「皆さんとひとつになって、今日はとことん楽しんでいきましょう!」(尾崎匠海さん)
「今日はマップを開いて見たときに、武道館のところが黄色に輝くくらいホットスポットにします!」(後藤威尊さん)
「泣く時間ではなく楽しんで帰る2時間半にしましょう!」(髙塚大夢さん)
「白湯なんか必要ないくらい、皆さんに会うと心も体もあったまります!」(田島将吾さん)
あいさつで和やかな空気になったところで、そのままトークパートへ。あらためて「MINI(INIファンの総称)の皆さん、あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」と元気に声を揃えました。
トークパートでは、うさぎ年の藤牧さんが紹介されている最中に、髙塚さんが持っていたタオルで自分にうさ耳を作ってキュートなポーズを取ると、かわいらしさに会場から思わず歓声が漏れます。それを見た松田さんが自分のタオルで藤牧さんにうさ耳を作ると、木村さんが自分の手でうさ耳を作り…と、かわいい連鎖が起きて会場からは歓喜の悲鳴があがっていました。
デビューから駆け抜けた2年間、オーディション曲からユニット曲まで披露して成長を見せる
2021年にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の課題曲だった「RUNWAY(INI Ver.)」「ONE(INI Ver.)」を披露すると、駆け抜けたこの2年間の成長を感じさせました。その後の「AMAZE ME」では、ステージの端から佐野さんが松田さんを、木村さんが髙塚さんを“お姫様抱っこ”してステージの中央に運ぶというほほえましい様子も見られました。
パフォーマンスでは華やかにキレのあるステージを見せるINIですが、トークパートになると11人揃って仲良く楽しい空気に包まれます。この日の昼公演から恒例(?)となった、木村さんのVCR(ライブ中に流れる映像)のマネをする「アイコンタクトしてお互いの気持ち確かめ合おう選手権」が開催されることに。まずは“本家”の木村さんが、「アイコンタクトしてお互いの気持ち確かめ合おう」と、やさしく語りかける見本を見せると会場は大いに沸きます。
続いては、指名された池﨑さんが木村さんを“降ろして”披露すると、メンバーは「夢に出てきそう!」と、目を見開いた池﨑さんの顔を見て大爆笑。その流れで、藤牧さんと尾崎さんも挑戦し、キラキラとキュートな「お互いの気持ち確かめ合おう」を披露。松田さんは大きな声で「ヤバい!これだよ!」と楽しそうにはしゃいでいました。
その後は、「MINIのための曲」と紹介された「Brighter」、そして「STRIDE」を挟んで、ユニット曲パートに。
後藤さん、木村さん、松田さんが参加した「Dance #1」では、3人がスタイリッシュなパフォーマンスを、池﨑さん、田島さん、西さんが参加した「How are you」では、3人の迫力のあるボーカルが会場に響きます。
尾崎さん、佐野さん、許さん、髙塚さん、藤牧さんが参加した「Mirror」では、それぞれが自分の持ち味の「声」をたっぷりと聴かせ、会場を酔わせました。
「追加公演のために用意された曲」と紹介された「Runaway」では、あらかじめ募集したMINIからINIに愛を伝える「11文字」のメッセージがバックステージに映し出される演出も。
この曲を披露する前には、池﨑さんから「うまくいかないこと、辛いことがいっぱいあると思います。そういうときに立ち向かうことも大切ですが逃げるという選択肢も間違いではないと思っていて。心を大事にしてほしい」と“MINIの癒しの場所”になれるようにとの思いが伝えられました。
感謝の思いがあふれ出し…涙と笑顔のアンコール
後半は「Password」からスタート。「CALL 119」「Shooting Star」と、キレッキレなダンスで魅了していきます。
トークパートでは、先ほど「Runaway」でたくさんの愛ある応援の言葉をもらったINIから、MINIに11文字の“お返し”として、佐野さんから「心から大好きだよ」とメッセージが送られると、ひと際大きな拍手で観客が応える一幕も。
会場の端から端まで順に手を挙げて下げていく“ウェーブ”の練習を経て、ライブの盛り上がりは加速。観客の持つペンライトがきれいな光の波を作ると、ステージの端にいた松田さんが「鬼瓦」の変顔をしてウェーブを受け止めて会場を笑いで包みました。
そして、「めちゃめちゃ盛り上がる曲」と紹介した「Dramatic」「BAD BOYZ」へ。最後の曲「SPECTRA」は、「持てるもの全部振って!」と西さんからの呼びかけで、MINIも曲に合わせてペンライトや手を振り上げ、会場がひとつになって盛り上がってライブ本編は終了。
アンコールで思い出深いオーディションのテーマ曲「Let Me Fly~その未来へ~(INI Ver.)」を披露すると、メンバーが順番にあいさつを。初のアリーナツアーを成功させた感謝の思いがあふれ出します。
後藤さんは、「好きなことをやれているのは当たり前なことではない」と自分の環境に感謝をし、「皆といるどの時間も、毎日が楽しくて、これは当たり前じゃないんだなと感じました。INIもMINIも皆が幸せでいるのが僕の今年の目標です」と目を潤ませました。
佐野さんは、メンバーと出会ってからの時間を振り返り「めちゃくちゃ早かったし、MINIの皆さんも大好きだし、何よりもメンバーがめちゃくちゃいいヤツすぎて…」と語り始めたところで涙をこらえきれなくなってしまい、11人で手をつなぎ合う場面も。
池﨑さんは、MINIが掲げるうちわや応援メッセージを見渡して「いつも僕たちを応援してくれて支えてくれてうれしいし、MINIの皆さんが本当に大切な存在です」と感謝を伝え、INIはさらに大きな存在になると誓っていました。
尾崎さんは、「たまに皆さんの支えになれているのかなって不安になっちゃうときもある」と涙を滲ませますが、「皆さんが幸せな笑顔を向けてくれると、ちゃんと支えになれているのかなって思うので、すごくうれしいです」と笑顔を見せて大きな拍手を送られていました。
ここまでずっと涙をこらえていた松田さんは、武道館というステージに立てたことをMINIに感謝し、父母への感謝を口にしたところでこらえきれずに号泣。会場からの拍手に支えられて「自慢の息子やろー!?」と叫んで大きな笑顔を見せました。
藤牧さんは、1度は夢を諦めたことについて触れ、MINI、家族、友人、スタッフと、日頃からINIを支えてくれている人たちへの感謝を。そして「自分が支えられている分、本気で皆を支えられるように」と穏やかな口調で伝えました。
田島さんが、「僕たちの愛は伝わりましたか?このツアーを通して皆さんとの距離が縮まったんじゃないかなと思います」と会場をじっくり見渡し、「皆さんはどうですか?」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が。「終わっちゃうのが寂しいです、1年かけてツアーをやりたい」としみじみと希望を口にしていました。
幕が下りる瞬間まで「ありがとう!」「大好きだよ!」
リーダーの木村さんは深々と頭を下げ、周囲の人、MINIへの感謝を流暢に語っていましたが、途中でうるっときてしまうと会場からはあたたかな拍手が。「こんな大変な情勢?政情?の中、重い荷物持って来てくれて、グッズ作って、命をかけてここまで来てくれて…本当に伝わります」と続けて、またMINIに会える日のために頑張ると誓っていました。
髙塚さんは、オーディションに応募した頃の心境を振り返り、「いまこうして皆さんに会えているのが信じられなくて、大きな夢を見ているようです。僕が今ここに立っているのは間違いなく応援してくれているあなたのおかげだと思います」と、目の前の景色を見て感慨深そうな表情を見せました。
グループ最年長の西さんは、ここまでのメンバーの言葉を受けて「皆の言ってくれたことがすべてなんですよ、感謝してもしきれないし」と目をしばたたかせます。そして声を詰まらせながら、ここまでの道のりやオーディションをともに戦った“戦友”たちへの思いを伝え、「皆、覚悟を持ってINIをやっています」と涙ながらに決意を語りました。
最後に、許さんは知り合いも家族もゼロの状態で来日し、慣れない環境や言語について孤独を感じることもあると吐露。しかし、「弱かった自分を強くしたのはここにいる皆さん。もっともっと皆さんに与えていきたいし、もっともっと大きなステージに連れていきたいし、もっと一緒に大きな夢を叶えていきたいと思っています」と、心を込めて力強く感謝を伝えました。
11人の熱い思いで会場があたたかい空気に包まれたところで、記念撮影を挟んでアンコール最後の曲「We Are」へ。観客による撮影OKタイムも設けられており、たくさんのスマホに写されながらINIは笑顔でオーラス(ALL LAST)の舞台を駆け抜けました。
曲が終わると、手をつないでステージを端から端まで移動し、手を振りながら幕が下りる瞬間まで惜しむように「ありがとう!」「大好きだよ!」と呼び掛け、「2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE]」は幕を閉じました。
写真:©LAPONE ENTERTAINMENT
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