『三千円の使いかた』中尾ミエが77歳のショップスタッフに！原宿ロケリポート

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『三千円の使いかた』第2話が放送されました。

葵わかなさん主演の土ドラ『三千円の使いかた』（東海テレビ・フジテレビ系）は、「貯蓄」や「節約」を切り口に人生や家族のあり方を考える、ホーム“マネー”ドラマ。

第2話では、アパレルのショップスタッフへと華麗な転身を遂げた 御厨（みくりや）家の祖母・琴子（中尾ミエ）が、大きな話題になりました。

早朝の表参道に響く、監督の「はい、カーット！」の声。原宿・表参道の神宮前交差点で、『三千円の使いかた』のロケが行われました。

ホームドラマが多い土ドラの場合、撮影が行われるのは東京近郊の一軒家などが多いのですが…77歳の祖母・琴子が、生きがいを見つけようと終活ならぬ就活を始め、紆余曲折あった末に就職した先が、幅広い世代に人気のブランド「トミー ヒルフィガー」。

この日は、琴子が店舗で働くシーンや、心配で様子を見に来た美帆（葵わかな）や真帆（山崎紘菜）、智子（森尾由美）とのシーンなどの撮影が「トミー ヒルフィガー表参道店」と、「トミー ヒルフィガー」を運営する「PVHジャパン」の本社を借りて行われました。

今回のドラマ化にあたり、琴子の就職先を原作とは異なるアパレルショップに設定変更。この狙いについて、遠山圭介プロデューサーは「77歳で再就職するという琴子の思いきった決断を、より映像的に印象づけるため、今回の設定にしました。上質なカジュアルというイメージのトミー ヒルフィガーは、琴子を演じる中尾ミエさんの華やかな雰囲気にもピッタリ。琴子が生き生きと働いている感じが、よく出ていると思います」と語ります。

デパートやショッピングモールに入っていることの多い「トミー ヒルフィガー」の店舗の中で、神宮前交差点に面したこの表参道店は、まさにブランドを象徴する店舗。実は、世界中にある「トミー ヒルフィガー」のショップの中でも数少ない、グローバルフラッグシップストア（規範店）の一つでもあります。

「トミー ヒルフィガー」によれば、「衣装協力でドラマにかかわったことはありますが、この表参道店がドラマロケに使われるのはたぶん初めて」とのこと。

今回は、開店前の店舗をロケで使うだけでなく、衣装にも「トミー ヒルフィガー」がセレクトした2023年春夏コレクションを使用。

さらに、接客シーンやバックヤードでの休憩シーンでは、ショップスタッフのみなさんにも参加してもらうなど、まさに「トミー ヒルフィガー」全面協力という形で撮影が行われました。

表参道店では、琴子が面接に受かった場面や、働き始め接客にあたる場面などを撮影。

ロングカーディガンにジーンズという、目を引くカジュアルな衣装に着替えた中尾さんは、着こなしのポイントなどをショップスタッフに入念に確認していました。

芝居の流れで、琴子が真帆や智子にすすめたアイテムに関しては、「この後、御厨家の場面で着てもらったら？」といった提案も。

その様子を見ていた「トミー ヒルフィガー」のスタッフによれば「ショップスタッフにシニア年代はいないのですが、琴子さんは以前デパートに勤めていたという設定ですし、もし働いていたら幅広い年代のお客さまにピッタリのご提案をしていただけるのではないかと思います」と、中尾さんの仕事ぶりに太鼓判。

撮影が終了し、中尾さんが「雇ってくれる？」と尋ねたところ、「もちろんです！」と即答するやりとりも。

第3話以降も、琴子が「トミー ヒルフィガー」で働くシーンが描かれる予定で、この日は休憩時間のバックヤードで自慢の手料理を若いショップスタッフに振る舞う、といった場面が撮影されました。

再び働き始めたことで「人の役に立つことの喜び」を再認識した琴子が、この後どんな決断をするのか。そして、御厨家の女性たちにどんな出来事が待ち受けているのでしょうか。

土ドラ『三千円の使いかた』第3話は、1月21日（土）23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

55歳の智子（森尾由美）は、健康診断の結果、子宮体がんのステージ1だとわかる。娘の美帆（葵わかな）、真帆（山崎紘菜）、義母の琴子（中尾ミエ）も心配して励ましてくれるが、反応の薄い夫・和彦（利重剛）からは「大丈夫か」の一言もなく不満を募らせる。

そんななか、親友の千さと（とよた真帆）から熟年離婚を考えていると聞かされ動揺する智子。航空会社勤務の夫と結婚し、裕福な暮らしをしていたはずの千さとでも、離婚後の生活は苦しくなるらしい。「もし自分だったら」と不安になる智子だったが…。

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