毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げてトークを展開するフジテレビ『ボクらの時代』。
10月20日(日)のゲストは、又吉直樹(ピース)、西野亮廣(キングコング)、梶原雄太(キングコング)の3人。
実は、年齢が同じでNSC(吉本興業の新人タレント養成所)の同期でもあるが、こうして3人で顔を合わせて話すのは初めてのこと。
又吉は作家として活躍、2015年には「火花」で芥川賞を受賞し、10月10日には最新作「人間」が発売された。今年で結成20年になるキングコングの西野は絵本作家として活躍、そしてオンラインサロンを主宰している。梶原は2018年10月に“カジサック”としてユーチューバーデビューし、現在は130万人以上の登録数を誇っている。
まずは、又吉の相方で現在ニューヨークで暮らす綾部祐二の話題に。
梶原:ニューヨークとか行ったら、寂しいんちゃうの?やっぱり。
又吉:誰が?
梶原:綾部が。
西野:連絡は取ってるんですか?
又吉:取ってない。
梶原:(連絡)取れへんの?
又吉:マネージャーに安否というか「元気そうですか?」とは聞くけど。
楽しくやっているみたいだと聞いて、「よかった」という又吉。梶原は「渡辺直美に聞いたんだけど…」、西野も「ニューヨーク行ったとき…」と綾部の最近の様子やエピソード明かすと、又吉は「さすが(綾部)やな」と感心する。
また、西野が絵本を書き始めた当初は「芸人だったらひな壇に出るべき」「テレビに出るべき」と批判を受けたことを振り返り、
西野:小説を出すってなったとき、周りの批判はなかったの?
又吉:聞かんかったなぁ。
梶原:(西野を指し)めっちゃあったな。すごかったで。
と、梶原は「ずっと隣にいたから」と、相方として一番近くで見てきた当時の様子を語る。3人は「芸人だから」「芸人なのに」と「芸人を“肩書”として論じること」について語り合う。
NSC在学中に賞を獲ったのがきっかけでブレークしたキングコングだが、梶原はある理由から「解散」を考えたことがあるという。
梶原:俺の中ですごいつらい時期があって。
西野:言ってた。
梶原:『はねるのトびら』を絶頂で頑張ってやってる中で、あとは落ちる一方やなって危機感があった。
又吉:あぁ~。
梶原は『はねるのトびら』終了後、西野が絵本で成功を積み重ねている間に自分が何もできていないと思い悩んでいたことを明かし、「どう頑張ればいいかわからなかった」当時の状態から抜け出た現在の展望も語る。
そのほか、未婚の又吉と西野の恋愛観や結婚観、世間を騒がせた「吉本のお家騒動」についても「表では言わないようにしてきたけど…」(西野)と、それぞれが考えるこれからの事務所との関わり方に言及する。